秋田

魔術士オーフェンはぐれ旅 我が過去を消せ暗殺者/秋田禎信/富士見ファンタジア文庫

オーフェンが時代と正面切って対峙するタフレム編その1。ここでようやくオーフェンのもう一人の姉、ティッシが登場する。外見だけなら長身黒髪ロングの「掛け値なしの美女」。しかしてその実態は、神経質で、自制を是とする魔術士でありながらたまに魔術を無…

魔術士オーフェンはぐれ旅 我が塔に来たれ後継者/秋田禎信/富士見ファンタジア文庫

タフレム編その2。魔術士の街だけあって色んな魔術士が登場するけれど、どいつもこいつも人間味溢れる歪みや弱さを持ついいキャラばかり。 ティフィスは傲慢で、自分の属するコミュニティを絶対視し、その価値観が魔術士以外にも通用すると思っている。クリ…

gigazine及びマイコミジャーナルに秋田禎信インタビューが掲載/秋田禎信BOX予約締切まであと2週間/「機械の仮病」の話

秋田禎信BOX作者: 秋田禎信,草河遊也,椎名優,きゆづきさとこ出版社/メーカー: ティー・オーエンタテインメント発売日: 2009/12/22メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 221回この商品を含むブログ (63件) を見る gigazine及びマイコミジャーナルの記事 http:…

魔術士オーフェンはぐれ旅 我が森に集え狼/秋田禎信/富士見ファンタジア文庫

旅の途中、フェンリルの森でフィエナという少女と出会うマジク。軽い気持ちで世間話をしていたが、彼女はドラゴン信仰者の村における巫女のような存在で、魔術士を憎んでいる村の者達にマジクは捕らえられてしまう。オーフェンとクリーオウは村に救出に向か…

魔術士オーフェンはぐれ旅 我が命にしたがえ機械/秋田禎信/富士見ファンタジア文庫

バルトアンデルスの剣を持ち逃げした地人兄弟を追ってクリーオウ・マジクと旅に出たオーフェンは、古都アレンハタムに辿り着く。そこには何やらオーフェンと浅からぬ因縁の女性がいて……。 1巻を書き上げた時には続きを書くなんて予想していなかった、という…

魔術士オーフェンはぐれ旅 我が胸で眠れ亡霊/秋田禎信/富士見ファンタジア文庫

魔術士殺しの暗殺者、ヒリエッタに狙われたオーフェン。ヒリエッタの脅迫を受け、指定された村に向かうと、奇妙奇天烈な怪物に襲われる。 アクションに次ぐアクションの巻。昼下がり、今はもう誰も住んでいない幽霊屋敷で、派手に魔術を連発する死闘を繰り広…

魔術士オーフェンはぐれ旅 我が呼び声に応えよ獣/秋田禎信/富士見ファンタジア文庫

行方不明となった姉を探す旅に出てから5年。トトカンタで借金取りをしながら自堕落な生活を送る魔術士・オーフェンの元に、不良債権者である地人兄弟が金策の話を持ってくる。それは、とある名家令嬢への結婚詐欺の話だった。のこのことついていった先の名家…

「オーフェン」後日談が収録される『秋田禎信BOX』情報解禁、12月22日発売

http://www.tobooks.jp/akitabox/ 秋田禎信BOX作者: 秋田禎信,草河遊也,椎名優,きゆづきさとこ出版社/メーカー: ティー・オーエンタテインメント発売日: 2009/12/22メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 221回この商品を含むブログ (63件) を見る 完全限定生…

「機械の仮病」第2回 in 別冊文藝春秋

3段組16ページ。前回と同じく、機械化病なるものが蔓延しているものの、実害はなく、ほとんどの人は表面上その存在を意識することなく日々を過ごしている。そんな世界が舞台。今回は小五の息子を持つ主婦が語り手。息子の同級生が立て続けに自殺し、刑事が話…

『ベティ・ザ・キッド』第1回 in ザ・スニーカー

扉絵等イラスト込みで3段組22ページ。舞台は砂漠の惑星。若きガンマン「ベティ」が契約を結んでいる謎の男「ウィリアム」、先住民と入植者の混血である少女「フラニー」の二人の仲間と共にメルカバ(戦車/実在するみたい。イスラエル製)で旅する。彼等の目…

『あいつがそいつでこいつがそれで』第11〜13節(第117〜134回)感想まとめ最終回

第11節。登場人物はオーフェンとコルゴン。 ここでコルゴンが魔術士の憂鬱に陥っていることが判明。ユイス・エルス・イト・エグム・エド・コルゴン・サンクタム・メランコリー。 銃弾を避けるとかいつから魔術士オーフェンはファンタジーになったんですか! …

「機械の仮病」第1回 in 別冊文藝春秋

3段組16ページ。文藝春秋社のサイトで冒頭部分が立ち読み可。内臓や筋肉といった体の一部が、自覚のないままネジ、歯車といった機械になってしまう「機械化病」。しかしそれで痛みがあったり、ましてや死んだりするわけではなく、機械は病気になることもない…

秋田禎信、4月8日発売の別冊文藝春秋5月号から『機械の仮病』連載開始

http://www.motsunabenohigan.jp/work/workinfo.htm 別冊 文藝春秋 2009年 05月号 [雑誌]出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/04/08メディア: 雑誌この商品を含むブログ (7件) を見る 別冊文藝春秋って言うと『誰しもそうだけど、俺たちは就職しないとな…

『あいつがそいつでこいつがそれで』第10節 (第98回〜第116回)感想まとめ

登場人物はクリーオウ、コルゴン。雑記1月24日から2月28日まで。 「失敗する」「どうして?」「失敗する可能性が一番高いからだ」今回のコルゴン語録。 クリーオウのコルゴンに対する感情について。クリーオウはロッテー社と仲がよくて、クリーオウは聡い奴…

秋田禎信『ベティ・ザ・キッド』ザ・スニーカー6月号(4月末発売)より連載開始

the Sneaker (ザ・スニーカー) 2009年 04月号 [雑誌]出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング発売日: 2009/02/27メディア: 雑誌購入: 2人 クリック: 4回この商品を含むブログ (9件) を見る 全9回予定。イラスト:山田外朗(ニトロプラス)。3DCGI(要は…

秋田禎信、『魔術士オーフェン』不定期連載書籍化ほぼ決定及びザ・スニーカー4月末売りの6月号から新作連載開始

http://www.motsunabenohigan.jp/work/workinfo.htm 時期は、どんなに早くとも夏から秋 デザイナーさんやイラストレーターさんの作業なども絡むので確約は難しい 草河遊也参戦フラグ? 通常の4、5冊分の分量になりそう。 『魔術士オーフェンまわり道』『エン…

秋田禎信を形作るもの

愛読書とか、創作活動において影響を受けた作品とか。基本的には秋田自身が明言したものに限る。 ルイス・キャロル『シルヴィーとブルーノ』(DM1997年03月号インタビューより) シルヴィーとブルーノ (ちくま文庫)作者: ルイス・キャロル,Lewis Carroll,柳…

『あいつがそいつでこいつがそれで』第8、9節(第74〜94回、95〜97回)感想まとめ

第8節の登場人物はクリーオウとコルゴン。第9節はオーフェン、コギー、サルア、メッチェン。雑記12月18日から1月23日分まで。 青年は荒野を目指す。キムラックを抜け、アーバンラマに向かうために。クオのゴーストとかいきなり出てきたら笑うな。 緑色を強く…

『あいつがそいつでこいつがそれで』第7節(第60〜73回)感想まとめ

雑記11月25日から12月17日まで。登場人物はオーフェンとサルア。 サルアとメッチェンは結婚してるらしい。あーもーどいつもこいつも色気づきおってからに!お目付け役がいなくなったからか。髪を伸ばしてスカートを履くようになったのもこのため? 秋田は毎…

『あいつがそいつでこいつがそれで』第6節(第44〜59回)感想まとめ

雑記11月1日から24日まで。登場人物はオーフェン、ドギー、コギー、メッチェン。from twitter。 ドロシーパート ドギー姐さんはトトカンタに来た時も海路だったなそういえば。港の女ドロシー。 やっぱり妊娠したからタバコやめたのね。 魔王になっても使い走…

『オーフェン』後日談『あいつがそいつでこいつがそれで』、書籍化するかも?

http://www.motsunabenohigan.jp/note/2008note/200811nt.htm 秋田禎信公式サイトより。確定情報ではありません。詳しくはリンク先の19日分を見てください。以下は自分用の要約。 元々今回の後日談は設定というかイメージとしてはシリーズ本編をやっている頃…

ラノベ板の人気スレとここ最近の秋田スレの勢い

なんかモツ鍋の毎日更新効果で秋田スレが年内で100スレ目に到達しそうなので、ちょっと気になって、秋田スレよりスレ数を重ねてるところをざっと調べてみた。勿論、速度があるからいいというわけじゃないのは言うまでもない。スレタイと数字は、2008年11月16…

だからあんにゃごぼれあっちがろくすっぽりえんて明日からどうにくきェーーーーキェーーー!

残念ながら、近所のスーパーではイメージ通りの平べったい桃缶を購入することは叶いませんでした……。仕方ないので今夜はこの桃缶のシロップで酔うことにします。ほうれん草のパスタを肴に。 今考えると、無謀編最終回で妙に主人公が腑抜けてたのは、ある程度…

『あいつがそいつでこいつがそれで』第5節(第33〜43回)感想まとめ

分かりやすく言うと雑記10月12日から31日分まで。from twitter。 第5節(クリーオウ、レキ、コルゴン) 強烈に本編に突入した感じ。状況説明がずっと続くかとも思ったんだけど。 「地図なんて信じる気がないなら意味ない」方向音痴としては身に染みる。 クリ…

『魔術士オーフェンファンブック』より2000年時点の記録

魔術士オーフェンファンブック (ドラゴンマガジンコレクションSP)作者: 秋田禎信,ドラゴンマガジン編集部出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2000/11メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (2件) を見る なんとなくメモ。投票締め切りは2000…

『あいつがそいつでこいつがそれで』第4節(第24〜32回)感想まとめ

twitterログを加筆修正したものです。 第4節(24〜32回/クリーオウ、ティッシ、マジク、フォルテ) どうやら第1回から1年が経過したらしい。 クリーオウ⇒オーフェン⇒マジクと来たからもし地人兄弟が登場するなら次かなあと思ったんだけど。レギュラーキャラ…

『あいつがそいつでこいつがそれで』第1〜3節(第1〜23回)感想まとめ

twitterもしくは秋田スレに投稿した奴を加筆・修正したものです。 第1節(1〜6回/クリーオウ、ティッシ) 「自分のことは別だと思ってるのよね、魔術士って」第2回よりクリーオウの独白。『獣』から続く魔術士という存在に対するクリーオウの考え。ああ、こ…

あいつがそいつでこいつがそれで/『オーフェン』完結から5年/秋田禎信著作リスト、秋田読者に15の質問公開

あいつがそいつでこいつがそれで 某日のアク解の検索キーワード上位がなんだか愉快なことになってて、ちょっと笑った私です。なんか後日談という枠に留まらず、本編の伏線を覆したり回収したり、凄いことになってきましたよあそこそ(略称)。最近は00時ごろ…

『魔術士オーフェンはぐれ旅』後日談?『あいつがそいつでこいつがそれで』が秋田禎信公式サイトで不定期連載中

我が聖域に開け扉〈下〉―魔術士オーフェンはぐれ旅 (富士見ファンタジア文庫)作者: 秋田禎信,草河遊也出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2003/09メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 62回この商品を含むブログ (38件) を見る http://www.motsunabenohigan.j…

秋田禎信とノベライズ

モツ鍋でお仕事情報が更新されていた。多少なりと具体的に形が出てるのが恋愛物一本、一年くらいの連載一本、ノベライズ一本(多分文庫書き下ろしとのこと)。『籠の中の15分』でああいうことをやった秋田が書く恋愛物ってのも期待半分不安半分で気になるけ…