2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧
主人公の毒舌が今まで読んだ氷室作品の中で一番キツかった。この性格の悪さは、『まんが家マリナ』を思い出したよ。まあ、主人公が安易に肯定されてるわけじゃないから、好みの問題ではあるんだけど。少女漫画で二重人格の主人公というと、『カレカノ』とか…
秋田関連でたまに目にするので読んだ、のだけど、ううむ。なんというか、すげ―頭のいい人が理知的に馬鹿をやってるなあ、という感じ。褒めてる?いやどうだろ。
長門が可愛いと噂の。語り手=キョンがいきなり読者に語りかけてきて、ううむ。最終回、ではなかった。これ続くのか……
タイムトラベラーが50年前に長崎に落としたはずの原爆をB-29ごと持ってきてさあ大変。 なんかビジュアルデザインが一新されたのと同時にテキスト中でのキャラも変わってきてるような……。みゃあちゃんってあんなエセお嬢さま言葉を連発するキャラだっけ。 主…
吐月によるチベットでの昔語り。 これまでの久鬼玄造が関わった事件で死人の一人も出てないことを知る。えーそりゃちょっと無理ないですかね。
ああ、確かにライトノベルの祖の一つはここにあるのかもしれない。文体というか雰囲気がどことなく菊地秀行っぽい。 医大卒という経歴から来るっぽい医学知識が荒唐無稽な設定のそこかしこに垣間見えるのも面白かった。てか、手塚治虫とか森鴎外とか、医者で…
675 :イラストに騙された名無しさん :2007/11/22(木) 21:58:02 (p)ID:ypu7sWpj(2) 月イチ定期age。「八つ墓村」のキャラ。 1.親戚の妹キャラ。見た目が幼い。「お兄様」。とぼけた感じ。 2.血の繋がらない姉さん。おっとり型。極度のブラコン。病弱。…
キマイラ・吼(9) キマイラ狂仏変/夢枕獏/朝日ソノラマ文庫 キマイラ・吼(10) キマイラ独覚変/夢枕獏/朝日ソノラマ文庫 キマイラ・吼(11) キマイラ胎蔵変/夢枕獏/朝日ソノラマ文庫 雑居時代(上)/氷室冴子/集英社コバルト文庫 雑居時代(下)/氷室冴子/集英社コバ…
最終回。第1期から引き続き、安心して観ていられた。 お話的には2、3話単位で座敷童子、子羽ちゃん、百目鬼、そしてひまわりちゃんとレギュラー、準レギュラーな人たちの問題の解決をやってたんだけど、1話完結の気安さも忘れない、という。 四月一日の人外…
タイトル通り。この記事によると1年間やるみたいなんで、タイミングとしてはまあこんなもんか。ヒロインが非日常世界の誘い手じゃないってことに安心。
2、3年の間ずーっとやるかやらないかの葛藤を脳内で繰り広げた結果、今年の5月頃にようやく実物を手に入れインストール。プレイを開始したんだけど、結局鬼隠し編を斜め読みしたくらいでアンインストールしてしまった。話に聞いてた通り部活パートが辛かった…
未紀の容貌やからだつきや服装を描写することになんの意味があるだろう?未紀に多くのことばを貼りつけて読者のまえにつれだそうとする小説家に呪いあれ、だ。ぼくなら、むしろ未紀を透明にして読者のまえからかきけすためにことばを使いたい。とにかく、未…
これまで米澤作品を何冊か読んできて気に入ったのは、舞台となる土地の描き方だ。『古典部』『小市民』にこれと、どの作品も舞台は地方なんだけど、変に伝奇的要素が絡んできたり、(卑下されるにせよ美化されるにせよ)東京もしくは大都市と対比されるばか…
「地球を救う為、インドで仲間を探してきます」おとぼけ大学教授に恋する女子高生が、その失踪した奥さんの代わりに赤ん坊の子守りを引き受ける。が、何故かその周囲で頻発する不思議な出来事に巻き込まれ……?スナック感覚で楽しめるSF短編コメディ。 新婚生…
男の子二人の絆が強固過ぎてヒロインの人の入り込む余地がない、というか本人もアイザワさんに夢中であんまりその気がなさそうな件について。なんてこったヒカルちゃんは駄目人間好きだったんじゃ。ってまあ、ああいう祖父を持つとそうなるのかなあ…… ネット…
野沢那智演じる年老いた音楽家の少年時代のCVが川澄綾子て。どんな方程式だそれは。特に男の場合第二次性徴における声変わりが顕著だからってんで、それ以前と以降で別の声優をあてがう、というのはよくあることだけど……。性格とかはそう大きく変わってるわ…
『聖ルミナス女学院』は、これから先に何かあるのではないか、と云ふ期待だけで視聴者を引つぱつた作品である。まさに深夜でなければ放映出来なかつたであらう怪作である。 http://www.geocities.jp/ohka234/MediaMix/Animation/Luminous.html このアニメの…
目的は免許の更新。講習で散々これは懲役何十年でこれは罰金幾らで過去にこれこれこういう事例があってと懇切丁寧に脅迫説明してくれました。いや、やり方としては分かるけどさ。講習で使わないならならもう教則本とか刷らなきゃいいのに。アイドリングスト…
756 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/10/07(日) 21:42:45 ID:??? TV版のころからずっと気になっていた疑問なんですけど シャムシエル戦のとき、シンジがコア狙って射撃しますよね。 TV版ではパレットライフルで、新劇版ではガトリングガンで。 で…
角川スニーカー文庫 元々が角川文庫からの派生だからかどうか知らないけど、全体的に落ち着いた印象 改行が少ないと、文字がぎっちり詰まってる感じ(42×18) 紙が薄く、同じ300ページでも他の文庫とは随分厚さが違う気がする 一部シリーズは、折り返しに1巻…
JBOOKだと秋田禎信によるノベライズ『RD 潜脳調査室』は7月23日になってる。 DVD合わせらしい。とすると8月下旬かなあ……(asin:B001AANMM2) ファンであることをblog等で公言してる秋田読者の半分くらいは某所に書き込んでる気がする。しかも文体でなんとなく…
『センセイの鞄』番外編。特に何も言うことはなく。
なんか、博覧強記でペダンティックなところが新城カズマみたいだなあ、と思った。メイドの衰退と探偵小説の勃興、あるいはメイドと武士道とか発想は面白いんだけど、全体的に見ると色んな要素がとっちらかってていま一つ。
社会派ミステリって聞いて、まあ動機の部分に「社会派」がかかるのかなーと連想していた。それはそうだったんだけど、時刻表トリックの成立にもそれが巧く使われていた。表現が直截的というか、なんでもかんでも言葉にしてるのはちょっと気になったけど、こ…
ジャンプ暗黒時代に青春を過ごした自分にとって『封神演義』といえば当然藤崎竜の漫画のことであり、原典は当時結局読まなかった。今回読んだこれはまあ抄訳だなあという感じで、藤崎版の少年漫画としての脚色力を改めて知ることとなった。
チャイニーズの人が台湾に帰る。この期に及んでまだ新キャラとかも出てきてるけど、それでも物語はいよいよ佳境に入ってきている、ように思える。作風が微妙に変わってなんだかパワーも落ちてきてるような気がするのが少し気がかりだけど。この頃、昭和と平…
陪審員のみなさん、少女とのうずくような、甘い、せつない、肉体的―――ではあるが、かならずしも交接の必要のない―――関係を追い求める性犯罪者の大多数は、単に実際上はまったく無害な、いわゆる常軌を逸したふるまい、性的偏倚によるささやかな、熱烈で、じ…
何故か表紙が天野喜孝。これが出た87年って氏がソノラマでばりばり活躍してた頃だったから、そっちの層を取り込もうとしたのかしらん。てか、ぱっと見で誰だか分からないのはこの人のデフォルトなんだろうか。 内容は、えーと、小林少年は毎回女装するんでし…
繋ぎの巻。ここまで何も起きないというのも珍しい。基本的に舞台が家から離れない。まあでもあとがきで本人自ら言ってることだし、これはこれでつまらなくはない。
ウェットな作風で、主人公たちが先に悲劇に涙してくれるので、こちらは特に落ち込まずに済んだ。作中で理不尽なこととして描かれる出来事はあくまで作中での出来事で、作者の方に「こんな理不尽な話作りやがって!」という思いが行かない(『オイディプス王…