2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ダブルブリッドⅦ/中村恵里加/電撃文庫

やまきのくまさん奮闘す。でっかいケモノとちっちゃい女の子によるジブリっぽい話。但し基本殺伐。ワンエピソードとしてみれば、1巻以来の綺麗なまとまり方だった。特にラストのイラストの使い方が印象的。メインキャラクターの死を決意した時の作家は強い、…

今月の読了リスト

ダブルブリッドⅣ/中村恵里加/電撃文庫 ダブルブリッドⅤ/中村恵里加/電撃文庫 ダブルブリッドⅥ/中村恵里加/電撃文庫 ダブルブリッドⅦ/中村恵里加/電撃文庫 龍と魔法使い(1)/榎木洋子/集英社コバルト文庫 龍と魔法使い(2)/榎木洋子/集英社コバルト文庫 龍と魔…

おまもりひまり(3)/的良みらん

なんかエロ漫画時代のキャラクターが出てきた。くえす様好きだねー君たち。正確には、2000年発売の『PALLADIUM GARDEN』(asin:9784894651296)で初登場。人気があったらしく、『無限想刻』(asin:9784894652033)にも番外編が収録されている。キャラは一緒だ…

YAIBA(1)〜(24)/青山剛昌

つらつらと当時の記憶を頼りに。 『ダイの大冒険』『BASTARD!!』『るろうに剣心』『魔法陣グルグル』『H2』……。好きな少年漫画は色々あるけど、一番少年漫画らしい作品を選べ、と言われたらまず間違いなくこの作品を挙げるだろう、と思う。天下一のサムライ…

5月の文庫・コミック等発売予定

5/9:黒柾志西『鬼ごっこ(3)』(asin:9784758060943) 5/10:中村恵里加『ダブルブリッドⅩ』(asin:9784048670654) 5/10:秋山瑞人『龍盤七朝 DRAGONBUSTER(1)』(asin:9784048670272) 5/10:時雨沢恵一『メグとセロン(2)三三〇五年の夏…

個人サイトにおける作り手との距離の取り方

時々、特定の作品/作者に話題を絞った……つまりファンサイト的なものを作ろうとするんだけど、その度に移り気な自分に特定の対象物をずっと追いかけることができるのか不安になって挫折する。そういうのって短命に終わるとちょっと恥ずかしいし、ファンサイト…

NTR属性の致命的な問題点

それは、彼女(もしくはそれに準じる存在)を寝取られることに喜びを覚える、なんて代物である以上、どうしてもそれを嫌悪する人が出てくるってことよね。そういった人たちは、NTR好きは好きな者同士で語ってろ、巣から出てくんな、純愛ゲーに不意打ちで寝取…

ライトノベルという言葉への最初期の反発

意味不明の言葉を耳にするようになった。 「ヤングアダルト」とか「ライトノベル」などという言葉だ。 どうも小説の一ジャンルを示しているらしいのだが、不思議な分類である。 これは、単に「小説」と呼べば、それですむ。わざわざジャンルを区切る必要はな…

今期の女性向け要素のありそうなアニメ色々

まあ要素なんて言い出したら、どんな作品にでも見出せそうな気はするけど。 xxxHOLiC◆継 第2期。四月一日⇔百目鬼がお似合い過ぎる……。なんか四月一日→ひまわりちゃんはデコイかとも思ったけど、四月一日は最後まで色々と貫き通すんだろうなあ、とか。それく…

再会の場所はサウスウィッシュボーン3番地

トライアングラーアーティスト: 坂本真綾出版社/メーカー: JVCエンタテインメント発売日: 2008/04/23メディア: CD購入: 5人 クリック: 247回この商品を含むブログ (304件) を見る とりあえず『トライアングラー』オリコン3位おめ。 『少年アリス』から4年と…

お前ただ単に「○○の百冊」って使ってみたかっただけだろう、的な。 一週間ほど前にこたつをしまった。例年より少し早め。 "お嬢さん"が普通に可愛そうになってきた。こういう展開を望んでたはずなのに……>ストライプブルー 文庫版『クビキリサイクル(asin:406…

ダブルブリッドⅥ/中村恵里加/電撃文庫

硫黄島かどっかで六課、EAT、アメリカ特殊部隊の合同訓練。 やまきのくまさんが登場して、六課全員集合。多分、あの中ではやまきのくまさんが一番一般的なアヤカシの思想を持ってるんだろうな。……でも、やまきのくまさんはあの外見で甲種、と言えるんだろう…

天使の卵/村山由佳/集英社文庫

たとえば、頭の中で何度も予行演習をしてからでないと電話もできない。かばんの中身を何度でも取り出して確かめ直さずに射られない。歩こうとしても、どちらの足から先に出せばいいのかわからない。自分の鼻が邪魔になって字が読めない。 ここまでベタに徹す…

春期限定いちごタルト事件/米澤穂信/創元推理文庫

青春小説的にもライトノベル的にも『古典部』よりストレート。その分青春の痛々しさとかそんなのがちょっと目につき易くもあるかも。

メルサスの少年 螺旋の街の物語/菅浩江/徳間デュアル文庫

おとななら、自分の分別はわきまえなければ。何もかもに口を挟むのは、自分の技量を知らない子供のすることです。 新潮文庫ファンタジーノベル・シリーズの一冊。星雲賞受賞。人外の者たちによる街。二重螺旋の物語。 世界の作りこみ的にはこちら、イメージ…

ウィザーズブレイン/三枝零一/電撃文庫

戦闘シーンで怒涛のように開陳される魔法の設定にはなかなか心惹かれるものがあったけど、重いテーマの割に主人公たちに葛藤がなくてペケ。二つの対立軸を出しといてその結末がぶん投げられてるのもマイナス。

銀の海 金の大地(3)/氷室冴子/集英社コバルト文庫

レイプレイプレイプレイプレイプレイプ。クラウザーさんばりにレイプ。一冊の内に主人公が何回レイプされかかるんだ。そして何故いつもすんでのところで助かるんだ。主人公がいつも苛々してるのにも耐え切れないので、ここで一旦脱落。

ネットゴーストPIPOPA #3「ガッコウヘ@イコウ!?」

ヒロインがいきなり主人公を部屋に連れ込んで手取り足取り〜とか、キムシン全開だなあ。 大きいお友達に媚び過ぎだ。

アニメ視聴傾向記録

ここ数年、主にdat辺りで話題になっていた作品を極めて特殊な方法でPCのモニターなどで補完。TVアニメはリアルタイムの娯楽であるべき、という身からすれば忸怩たる思いはあるけど、まあそれはそれ。 日テレ火曜深夜の二つがすごい。作品の出来とは関係ない…

最近の読書傾向

1年ほどかけて『ライトノベルめった斬り!』辺りを参考に平井和正辺りから現在までのライトノベルを遡ってきたんだけど、そろそろ飽きてきた。夢枕獏、氷室冴子辺りはかなりの冊数を読んでそれなりにハマりはしたけど、あくまでそれなり、かな。『風の大陸』…

ダブルブリッドⅤ/中村恵里加/電撃文庫

ダブルブリッド血けむり旅情編〜ポロリもあるよ!(首とか手足とか)〜。頭は子ども、身体は大人、みんな大好き夏純ちゃん登場。頭は大人、身体は子ども、な優さんとはその対称性がとてもいいコンビで、好きです。 地理の考証がわりとしっかりしてるのもこの…

ROOM NO.1301 しょーとすとーりーず・つー/新井輝/富士見ミステリー文庫

なんかどんどん新キャラが登場して、それが番外編だけにとどまってるならまだいいんだけど本編にも進出して、話がこんがらがっていってるような気がする。ちゃんとまとまるのかこのシリーズは……。つーか、出てくる人物みんな社会的には成功してるけど内面に…

サイコダイバー・シリーズ(14) 新・魔獣狩り2 孔雀編/夢枕獏/祥伝社ノン・ノベル

作者本人も言ってる通り、初期のあのどろどろした得体の知れない濃厚なパワーは完全にどこかに失せちゃったなあ。多分これは、文成が丸くなったこととも関係してるんだろう。その代わりに何か別の魅力が宿ったかというと……まあ、その片鱗ぐらいはちらちらと。

福音の少年 放課後のアポストロス/加地尚武/徳間デュアル文庫

メガネっ娘とオタク本格登場。

楽園の魔女たち 不思議の国の女王様/樹川さとみ/集英社コバルト文庫

陛下とナハトールのアレってフラグなのかしらん。ギギギ、サラ×ダナティア派としては料理番が憎いっ……!

龍と魔法使い(3)/榎木洋子/集英社コバルト文庫

過去編。1、2巻に比べれば面白かったけど、主人公に魅力が感じられないのでここで切り。作者が主人公好き好きオーラを出してる作品よりはちょっと嫌ってるくらいのほうがちょうどいいのかなあ、とか。

陰からマモル!(4)/まだらさい 原作:阿智太郎

沢菓大プッシュ、はいいんだけどホタルがひとコマも登場してね―じゃねーか!まっぷたつさんはどこにでも現れるのに、これは愛情が偏りすぎだと言わざるを得ない。あ、でも山芽も全く出てないか。 それはともかく安定度たけー。原作は終わっちゃったけど、こ…

loveless#1〜12

見ちゃった……。同監督・シリーズ構成がやってる『モノクローム・ファクター』を観て思い出した。男も女も平等に耽美でエロかった。東雲先生は、能登キャラの中でも明ちゃん@なるたると並ぶ。また、男×男も草灯始め、コレくらい突き抜けてるんならアリかなあ…

コードギアス 反逆のルルーシュ #1〜25

ここ数年で『ハルヒ』『らき☆すた』と並んで瞬発力が高い、と評判の。 『リヴァイアス』『スクライド』の谷口悟郎だけあって話運びにはまるで危ういところがない。こうなってみると『ガン×ソード』はやっぱり倉田脚本が合わなかったんだろうなあ。 評判通り…

秋田禎信、野性時代6月号に短編掲載

http://www.motsunabenohigan.jp/work/workinfo.htm http://www.kadokawa.co.jp/yasei/ 5月12日発売。 青春小説、と言えば『オーフェン』西部編はまんま青春小説だよね。あるいは、東部編以降の作品があんまり受けなかったのはあそこら辺の屈折した青春がな…