完結。最後はややシリアス寄りになっちゃったけど、「こんなのこの作品じゃない！｣というほどではないかなあ。

「どうも妙な顔だな。如何にも生活に疲れている顔だ。世紀末の顔だ」 「何故奥さんを貰わないのだろう」 「そこが先生の先生たるところで、あれで大変な理論家なんだ。細君を貰って見ない先から、細君はいかんものと理論で極まっているんだそうだ。愚だよ。…

作者自身が登山家だけあって、山岳の描写はお見事でした。

指輪物語(8)(9) 王の帰還/J.R.R.トールキン 瀬田貞二・田中明子：訳/評論社文庫 僕の血を吸わないで(3) ドッキンドッキ大作戦/阿智太郎/電撃文庫 僕の血を吸わないで(4) しとしとぴっちゃん/阿智太郎/電撃文庫 僕の血を吸わないで(5) アクシデントはマキシマ…

かしましい女子高生4人のドタバタコメディ。面白かった。崩したキャラの絵がなんかこなれてる感じでいいですね。

いつも通り、裏の世界で人知れず異形の物と闘う女の子と、男の子の話。これまでの4作の中で、最もバランスがよかったんじゃないでしょうか。文章は『ロクメンダイス、』ほど眩惑的ではないし、設定も『アリフレロ』ほど分かり辛くはないし、キャラクターの心…

『とらドラ！』本編は最初の頃のインパクトが薄れて停滞してるような気もしないでもないけど、これはよかった。ああんもうとかう る せ え ！とか悶えたくなるような展開はそれほどでもなかったけど、やっぱりこの人の思春期男性主人公視点は最高だ。ややワ…

色んな個人的な事情が邪魔して素直に楽しめませんでした。不幸な出会い方をしちゃったなあ。なんというかやっぱり、読む前に作者の人について余計な情報を頭に入れすぎるのはよくないですね。他にもまあ色々あるんだけれど、一言で言えばセンスが合わなかっ…

初参加、かな？ギリギリですいません……。 樹海人魚 (ガガガ文庫)作者: 中村九郎,羽戸らみ出版社/メーカー: 小学館発売日: 2007/05/24メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 60回この商品を含むブログ (68件) を見る 【07上期ラノベ投票/単発/4094510060】 今回…

活字倶楽部 2007年 09月号 [雑誌]出版社/メーカー: 雑草社発売日: 2007/07/25メディア: 雑誌この商品を含むブログ (14件) を見る 活字倶楽部の桜庭一樹特集を読みました。気になったのは、「GOSICKはいつまで続くか分からないけど文庫という形が変わることは…

8/3：石黒正数『それでも町は廻っている(3)』『PRESENT FOR ME 石黒正数短編集』 8/10：竹宮ゆゆこ『とらドラ５！』 8/25：くぼたまこと『新装版 GOGO！ぷりん帝国(3)(4)』 8/25：ひねものすたり『Read me！』 8/28：Cuvie『カラダの恋』 8月下旬：中村九郎…

漫画を買ったらひどい落丁だったので出版社に取り替えてもらう。そしたら買ったものにはなかった帯がついてきた。でも初版だったのが2版に。損したのか得したのか微妙なところ。判定待ち。 「萌えアニメは駄作ばかり」と言うけれどじゃあ出来のいい萌えアニ…

巨鳥にまたがり空を駆ける国定騎鳥選手見習の主人公・テオと異国のお姫様・リーンの話、約2年ぶり、2冊目にして完結編。……2冊目だと完結編というか、予想外の続編、って感じ。 これはちょっと都合よすぎかな？と思っちゃう展開と、でもまあこの疾走感が味わ…

「極東少年」の外伝である中篇2作に、短編……というかショートショート？を1作収録。あとがきで作者も言ってるけど、「極東少年」シリーズを読んでなくても楽しめる。最初の1冊しか読めてない私でも楽しめた。色んなノリが混ざり合ってごちゃごちゃしてた本編…

これまた退魔物。色合いはちょい暗いけど、コミカルな内容を連想させる表紙イラストとは裏腹に、微妙に重くてグロい。駄目な父親を見て、あんな風にはならないぞ！と意気込む主人公に『魔女を忘れてる』に繋がる物を見た。……と思ったけど、『必殺お探し人』…

OP変更＆初の総集編。ここまで、極端に作画が崩れることもなくよく安定してたよなあ。総集編の見せ方としてはさほど目新しいものはなかったけど、霧が立ち込める森の中ではぐれたジャスミンとリーフがそれぞれのことを想ったり想わなかったりするイチャイチ…

最近流行のアニメ制作ネタ。フル3Dアニメのキャラクター達が昔ながらの2Dセル画制作のスタジオの苦境を救う、という微妙にねじくれた構造。 オチがやや弱いのは残念でした。

魔女を忘れてる (Style‐F)作者: 小林めぐみ出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2007/07メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (31件) を見る 自分の感想読んだら全然褒めてるように見えないので、人様の感想を寄り抜き。どこも結構評価が高く…

『食卓にビールを』完結、そして初のハードカバー単行本。なんだか節目の時期に差し掛かってるみたいですね。一時期に比べると最近やや寡作気味ではあるけど、まあばりばりとシリーズ物の刊行を望むような人でもないし、細く長く書いていってください。 とこ…

時をかける少女 コマーシャル入りすぎ(/_;)。 あんなのではそのうち誰も見なくなりますよ・・・。 http://d.hatena.ne.jp/okaguchik/20070722/p3 んーまあタダで観れるんだから文句言うな、という反論はこの場合あんまり意味ないと思ってるし、CM入れるにも…

http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070723/bandai.htm 天空のエスカフローネ リマスターBOX (初回限定生産) [DVD]出版社/メーカー: バンダイビジュアル発売日: 2007/11/23メディア: DVD購入: 1人 クリック: 71回この商品を含むブログ (40件) を見る …

数日前、道端に動かなくなったセミを見つける。涼しいせいか全く実感ないけど、そろそろ梅雨明けしてもいい頃なんだよなあ。夏と言えばセミ。それと水遊びする幼女！と書いてる内に梅雨明け。 「わ！志村さん凄いよ！島本須美さんの隣だよ！」どんな交友関係…

激動の展開、なのだけど、いまいち描写が薄くてのめりこめないなあ。あとがきには「連載分にかなり加筆修正した」「それでも値段を抑えるために随分と削った」なんてあったけど、それなら設定資料とあとがき削ってくれ、なんて思うのは自分だけでしょうか。

おれ、毎日同じことして暮らしているよ。おれがニワトリをおっかけると、人間のやつが、おれをおっかける。ニワトリがみんな似たりよったりなら、人間のやつが、またみんな似たりよったりなんだから、おれは、少々たいくつしてるよ。だけど、もし、あんたが…

ディードリッドが風の精霊の偉い人と対峙するところが見所、かなあ。相変わらずパーンの成長振りは納得がいかないけど、まあ主人公補正。

さすがにTV放映版全話見返す体力及び時間は今のところないので、総集編で妥協。確か(ture)2って98年に元々のDEATH編を修正して公開されたやつだったと思うけど、当時観たかどうか記憶にない。全編通して見直したのもいつだったかなー。東京に来てからは一度…

http://www.warabi.ne.jp/~kobamegu/ 本当は７巻まで、とゆー話だったのですが、連載していたドラゴンマガジン増刊バトルロイヤルが休刊になり、大人の事情もありまして、６巻でおしまいになりました。うひゃひゃ。 「preview」の「食卓にビールを6」のとこ…

「私は普通じゃないから」と自分を卑下するエリスを、「あんまり外でそういうこと言わない方がいいよ」とやんわりと慰めるナディがよかった。仲のいい姉妹か、少し年の離れた友達、って雰囲気。そのくらいの距離感の人たちが適度にイチャイチャしてるのもご…

初めて見たけど、なんか、キャスティングが独特だなあ。特にkwsmさんちの法子さん。最近は自分が見る役見る役似たり寄ったりだったので、結構新鮮。なんか「あの演技は能登を志向してる」って意見を幾つか聞いたんだけど、まあ、能登がやってもおかしくなさ…

巴と一緒に図書館に通う、って某所の人たちの妄想じゃなかったのか！そら自分ものり姉ばりに万歳三唱しちゃうよ。しかし二人がいい感じになってきたところで打ち切り。