2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧
大好きなあの人のために綺麗になりたい!そんな主人公が魔法美容師に弟子入りする少女小説風ファンタジー。『うさ恋。』『文学少女』辺りと比べるとパワーが足りなかった。
前巻ラストで「自分が現実の存在ではない」と気付いてしまったロザリーではあるけれど、シュンの婚約者であるという勘違いは変わらず、状況はほぼそのまま。 ダイエットの話は、普段シュンを巡って争ってるヒロイン達が一致団結してる当たりが面白かった。自…
人妻に懸想する詩人と、教会の神父と、土の中に埋められた死体。萩原朔太郎の話。宮沢賢治や高村光太郎など、獏ちゃんは詩人が好きだなあ。正直な話、展開は予想の域を出るものではなかったけど、自分がこの人の小説に望んでいる男の嫉妬、劣等感といったも…
本を食事として摂取しなければ生きていけない「時載り」の少女を、その幼馴染である「僕」が描き出す。第11回スニーカー大賞奨励賞受賞作。どこかノスタルジックな匂いのするエヴリデイ・マジック物。女の子が元気で、可愛くて、よござんした。設定面での面…
神坂一のファンタジア大賞における後輩による翻案。基本長編のプロットで、リナの年齢が少し下がり、ナーガが合流し、『アトラスの魔道士』は原作にあったほろ苦さがなくなってハッピーエンドに。
『我が家のお稲荷さま。』の作者による単発モノ。補習の最中、飛び降り自殺をした女性生徒が落ちていくのを目撃したという主人公が、その謎に迫る。 NTRスレ経由。キスしてる写メールを見せびらかしてる辺りはよかったんだけど、前半のままもうちょっと進行…
ゼロの使い魔(13) 聖国の世界扉/ヤマグチノボル/MF文庫J ゼロの使い魔(14) 水都市の聖女/ヤマグチノボル/MF文庫J ラブ★ゆう(4)/七月隆文/スーパーダッシュ文庫 ラブ★ゆう(5)/七月隆文/スーパーダッシュ文庫 シフト(1)〜(3) 世界はクリアを待って…
『破』の公開に備えて各話で断片的に気になったことなど書き連ねていたら止まらなくなったでござる。 1話「使徒、襲来/ANGEL ATACK」 残酷な天使のテーゼ」のいたいけな瞳〜のところで綾波がお目目ぱちぱちするのに違和感。綾波がいたいけだと思えない。 綾…
ライトノベルに関して様々な視点から語る評論集。目次はこちら。こういう形態の本としては当然かもしれないけど、これまでのラノベ関連本と比べ東浩紀や大塚センセを始めとする先行した文献を多く引用。それだけラノベに関する言説も積み重なってきたという…
http://www.honya-town.co.jp/hst/HT/kinkan/bunko/01_b.html http://www.honya-town.co.jp/hst/HT/kinkan/comic/01_c.html http://ranobe-mori.net/2009/06/ 6/04:萩原一至『BASTARD!!-暗黒の破壊神-(26)』(asin:9784088746722) 6/04:矢吹健太朗・長谷…
『鋼殻のレギオス』解説本『オール・オブ・レギオス』が売れてるみたいだけど、これって文庫サイズなのね。 富士見の解説本、と言えば大体単行本サイズであり、自分の記憶にはファンタジア文庫で小説以外の本が出たことってないので(スニーカーとかは時々妙…
ちょっとサボってたら結構な量が溜まってきたので、カテゴリをつけて少しでも分かり易くしてみる実験。 日常 目やにが大量に出て結膜炎っぽいので眼科へ。一時回復のきざしががあったので少し待とうかと思ったけど、目は怖いからなあ…… 近隣でインフル感染者…
ようじょ姉妹百合。あざといほどに狙ってるけどこれはこれでよし。あのぷにっぷにのほっぺたとかはいいなあ。なでなでしたいなあ。 けいおん!キャラの私服はしまむらしまむら言われてるけど、あれって原作準拠なのかしら。ひょっとしたらオタクを釣るために…
お父さんが仕事だから家にお泊りで朝起こしてくれるとか!家族ぐるみのお付き合いか!アイちゃんの弁当を恒常的に食べてるような発言があったのはそのため? 小芹家に母の影が、天尾家には父の影が見えない。つまりこれは…… 南の島へ行くも水着回にはならず…
エルスウェアによる同名TPRG原作のノベライズ。日本各地の学園で起こる事件を、学生エージェントが解決する。 『蓬莱学園』のセルフパロディ?実際『革命』が止まっていることを劇中でネタにしているところもあって、妙に勘繰ってしまった。メインの執筆は新…
ログアウト冒険文庫は初めて読んだ。人間と性のSFファンタジー。やっぱり純粋な異世界ファンタジーより純粋なSFよりこういうやつの方が自分的にイマジネーションを感じられるな。微百合風味だけど、ラストでがっくり。特にそういう作風でもないのにイラスト…
FFの初期作で唯一のノベライズ?原作ゲームは未プレイ。お決まりの呪文とかは殆ど出てこなかった。 あとがきがなんだか気持ち悪かった。ゲーム会社っていうとオタクばっかりってイメージがあったけどスクウェアは美男美女ばっかりでした!みたいなの。
ボンクラ大学生活をやり直す内、アパートの四畳半が無数に続く袋小路に迷い込む。森見作品の中でも一番面白かったかもしれない。いつしか異常な状況に慣れていき出口が一向に見つからない閉塞感がすごく伝わってきた。
2年近く積んでいたものをようやく読んだ。東京の地下で様々な勢力が過去の因縁により絡み合い、蠢く。自分がその重さに耐えることができるギリギリのラインだった。
日本に戻ったはずが、見知らぬ世界でガンダールヴと呼ばれるエルフ・サーシャととプリミルに出会う。一方ルイズはサイトのことを忘れ聖女として生きるため、テファに記憶を消してもらうようお願いしていた。 ロマリア編その2。ここでサイトは一旦日本に帰し…
『デジタル・デビル・ストーリー』『神々の血脈』等の作者によるオカルトバトルもの。NTRスレ経由。2巻後半辺りから敵、というか敵役?にヒロインが捕まって延々ヤられる。が、体は感じていても心は主人公のもので全く寝取られてるという感じはしなかった。
第1回ノベルジャパン大賞・佳作受賞作。タイトル通りの中二小説かと思いきや、裏でなんか色々組織が蠢いていたり。NTRスレ経由で読んだけど、痛々しさが募るばかりであんまり気持ちいいもんでもなかった。
なんかエロい悪魔祓いのシーンがあると聞いて読んだ気がする。 ……山本弘は合わねえなあ、ということを再認識した。
超内弁慶な少女が、自分をバカにしていると思い込んでいるクラスメイトを見返すために悪魔と契約して可愛くしてもらう。第1回MF文庫Jライトノベル新人賞佳作。 ヒロインの口調から時々さくらももこ臭がして読んでて楽しかった。粗筋が素直過ぎるが難点かなあ…
大河の父親登場及び文化祭での演劇。久々に読んだらえらく疲れた。作中で進行している事態は、まあ、言っちゃえば単純なんだけど、怒涛のように湧き上がる理不尽に対する怒りが、読者の心に迫ってくる。超ど級ラブコメは伊達じゃねーな。
学園のアイドルである清楚なお嬢様が隠れオタだった、という気本設定以外に語りたい要素を見出せなかった。この足がかりのなさはちょっと特筆に価するかも。オタ趣味ですら主人公がきっかけとなったものであるという点、彼女がオタとしては初心者であるとい…
「スコルピオン・オープニング」「スコルピオン・テイル」の2巻。 無印は5巻まででストップしてたんだけど、第2部に入ってエロくなったよーというので読んでみた。こういう内面描写が女性としてアリなのかどうかは分からないけど、こういうのを男が書いてい…
第0回MF文庫Jライトノベル新人賞にて優秀賞受賞作。西尾維新とかうえお久光とかまあそういうゼロ年代で主人公一人漫才で決断主義とかそういうの?なので、自分はあまり楽しめなかった。せっかくのサービスシーンも主人公が女性じゃあなあ……
エロゲシナリオライターの商業オリジナル小説処女作。なんか設定がごちゃごちゃしてるなあと思った。ギャグもいまいち切れがない。『秋桜の空に』ノベライズもいまいちだったし、この人の小説ってのがそもそも合わないのかもしれない。
第4回スーパーダッシュ小説新人賞・大賞受賞作。伝奇風現代学園異能。……うーん、なんか、全ての展開がなんだかなあ、という感じ。