新世紀エヴァンゲリオン 1-6話
『破』の公開に備えて各話で断片的に気になったことなど書き連ねていたら止まらなくなったでござる。
1話「使徒、襲来/ANGEL ATACK」
- 残酷な天使のテーゼ」のいたいけな瞳〜のところで綾波がお目目ぱちぱちするのに違和感。綾波がいたいけだと思えない。
- 綾波の幻影?が街中にいたのはEOEでのサードインパクト後の世界のことを考えるとちょっとうげーっとなるな。
- 第三新東京市に偏在する女子中学生の亡霊、みたいな都市伝説を基にしてなんかSS書けねーかな。
- 幕僚の人の「なんとしても目標を潰せ!」で鉛筆をバキっと折るのは何かの会議とかで一度はやってみたいエヴァオタ芸。あと「我々の切り札が」「なんてことだ」「化け物め」のところも。
- 「ミサトさんこそ年の割に子どもっぽい人ですね」シンちゃんこの時点で初対面の女性相手に皮肉を言えたんだな。LCLに戸惑ってるコメディタッチの表情とか、司令を見つめる作業員とか、その後のエヴァには少しそぐわないような気もする演出も。
- 回想で泣いてるシンちゃんの服はなんではだけてたんだろう。
- 一発で「父親そっくりなのよ。可愛げのないところとかね」と看破してみせたミサトさんの眼力。後のユイさんの「あの人は意外に可愛い人なんです」と対比されてるのかしら。
- 初号機の前でパパと対面するシーンの緒方恵美の演技いいなあ。そしてシンちゃんまつげバサバサ。
- 発進準備の長いシークエンスが1話最大の見所なのは言うまでもなく。
- 次回予告、「ミサトの傲慢は、自分が彼を救おうと決心させる」っていきなりきっついよね。それで「サービスサービスゥ」とか言われましても。ああでもある意味ミサトさんの二面性がよく出てるかも、とか。
2話「見知らぬ天井/The Beast」
- 昼下がりの真っ白な病院の現実感のなさが好き。
- 下が全面ガラス張りになってる天井ビル最下階が怖いなあ。当時はディスプレイかなんかで風景を写してるのかとも思ったけど。
- 「ダメよ!好き嫌いしちゃあ!」のところのミサトさんの輪郭がことぶきつかさ的90年代。
- 一緒に住むって決めてからほとんど時間なかったけどあのベッドってどっから持ってきたんだろうか。
- この回は特に初号機腰ほっそいなー。
- ATフィールドが心の壁っていうカヲル君の言葉を信じるなら「中和ではなく侵食」ってのは言いえて妙かも。
- 「……そしてあなたが守った街」をラストに持ってきてたらさぞや前向きな回になったんだろな。
3話「鳴らない電話/A transfar」
4話「雨、逃げ出した後/Hedgehog's Dilemma」
- 「シンジのぶわぁか!」で頬を膨らませるミサトさんは妙に可愛い。
- 林原めぐみの声で客引きされたい。
- セカンドインパクトのドキュメンタリー映画観たいなあ。映像の20世紀パロディみたいな感じの奴。エヴァの場合、ガンダムと違ってそういう同じ世界の別の場所で起こってる出来事、を描いた公式二次創作ってあんまり見ないね。
- 一年中夏が続くとなるとアパレル業界とか旅行業界とか大打撃なんだろうな。
- 「ミサトさんはどこですか?一言お別れを……」と言ったシンちゃんはどんな顔して会うつもりだったのだろうか。
- トウジを殴る後ろで肩をすくめたり苦笑したりしてる諜報部の人たちがいい味出してる。
- いい話のように見えて色んなもやもやが残る話。詳しくはこちら。
5話「レイ、心のむこうに/Rei I」
- 人命救助の為の装置であるオートエジェクションが室内だと裏目に出る。
- 零号機が暴走した綾波の精神的に不安定になった要因って結局なんだったんだろう。零号機のコアに関する問題なのかな。
- 綾波を「いい子」と言うリッちゃんは母親の死の真相を知ってたんだっけ。後々のことを考えると気付いてそうだけど……
- 「碇くーん」と女子に声かけられるくらいにはこの時点でもシンちゃんは人気者なんだな。
- ミサトさんアスカと違って綾波は容姿に関して劇中で褒められたことがないなあそういえば。クラスでも単に浮いてるだけって感じだったし。
- 零号機のケイジでゲンドウと楽しげに話をする彼女の表情は(略)コンテと作画のやり過ぎだろう(このゲンドウとレイは、シンジがモニターの中に見た姿である。シンジにはそのように見えただけだと解釈する事もできる。
- 綾波を押し倒すところでビーカーの水面が光を反射する演出が好き。シンちゃんのごきゅり、と唾を飲み込む音が生々しくて好き。ブラ着けるところより制服の腰のところを留める辺りにフェチズムを感じる。あの制服は腰がエロいのですよ。
- 原画に高橋信也って人がいた。『ズッコケ三人組』のイラストレーターとは同姓同名の別人なのね。
6話「決戦、第3新東京市/Rei II」
- いつもよりテロップ多めで、キャラクターから一歩引いて「ヤシマ作戦」というドキュメンタリー映画を観ているような印象。
- 「ケイジに行くわ、後よろしく」って敵が真ん前にいるのに現場責任者がどこへ行く、なんて突っ込みたくなってしまうー。てかそもそもそこに配置するなよ。地上に出てすぐは狙われやすいと分かるだろうに。
- バルーンダミーで初号機分身の術だってばよ。
- 8.7%の作戦に対してグダグダ言わないゲンドウはいい上司に見えなくもないけど、死海文書のシナリオである程度確信を持って行動してるのかなあ。次回登場する日本重化学工業との組織としての対比。
- 病室にいるシンちゃんにわざわざ綾波が作戦概要を伝えに来たのはゲンドウの指示だったのかな。
と、これを書いてるところにヱヴァ序が金曜ロードショーで放映されるという情報が。あれだけの規模の作品としてはむしろ遅すぎた気もするけど。確か旧劇場版はWOWOWの目玉になってた記憶があるなあ。