2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

撲殺天使ドクロちゃん/おかゆまさき/電撃文庫

再読。最初に呼んだときと同様、これが良くも悪くも話題になったのが分からない。なんだか文章が以前より読みにくいと感じたのは何故だろう。あとこのネタ思いついた時はシリーズが10巻も続くなんて思わなかったんだろうな。

れでぃ×ばと!(1)〜(3)/上月司/電撃文庫

上に立つ者とそれに付き従う者を養成する元お嬢様学校を舞台にしたハーレムラブコメ。『カレカノ』を読んでから期待していた本格的なラブコメなのに、ベッタベタで面白くない。女主人公にセクハラしていた頃の鋭さはどこへ。腹黒幼馴染は独特、と言えなくも…

ラブ★ゆう(4)/七月隆文/スーパーダッシュ文庫

ナギサが神田家に居候することに触発されてのお泊り会では、前巻から引き続きはっきりとシュンへの好意を示すナギサに周囲が振り回される。 ツンデレさんのオタク訪問では『白人萌乃』を彷彿とさせる変態お姉ちゃんが登場するけど、一発ネタとしてはともかく…

シフト(1)〜(3) 世界はクリアを待っている/うえお久光/電撃文庫

元々は1、2巻がハードカバーで出版されたものをイラストつけて再出版。ネトゲの世界と現実世界を行ったり来たり。NTRスレ経由だけどNTR的には1巻がピーク。男の方が執着心薄めで、描写も女性メイン。お肌の触れ合いに流されそうになる女の子の心情描写はよか…

ゼロの使い魔(13) 聖国の世界扉/ヤマグチノボル/MF文庫J

前回の風呂覗きによって学園内での地位が落ちるところまで落ちたサイトたち。意気消沈する彼等の元に届いたのは、「ルイズの虚無の力を滅多なことでは使わない」と言う舌の根も乾かぬ内からロマリア教皇に乗せられたアンリエッタの手紙だった。 ロマリア編そ…

陰陽師 竜笛ノ巻/夢枕獏/文春文庫

晴明の兄弟子・賀茂保憲が登場。まあそれで何かが変わったわけでもなく、よくも悪くもいつも通り。

新・里見八犬伝(上)(下)/鎌田敏夫/カドカワノベルス

NTRスレ経由。妹みたいな存在だった幼馴染が敵に調教されたり。この頃の伝奇物は大体そうかもしれないけど、山田風太郎みたいだった。角川で映画化などもされたらしい。

粛清プラトニック 南国少女と海底戦艦+少女と嘘とボストンバック/秋口ぎぐる/富士見ファンタジア文庫

作者の受賞後第一シリーズ。単発長編モノでもキャラが立ってないときついんだなあとは思った。決してつまらなくはないんだけど、キャラクターの行動の核が見えてこないから、身勝手さが少し鼻にはつく。ドラゴンマガジンで学園を舞台とした本編?が連載され…

帝都物語(1) 神霊篇/荒俣宏/カドカワノベルズ

風水学を十二分に駆使した都市萌えオカルト小説。薀蓄をやってる間は楽しいけど、バトルを始めるとどうだろう、という気はする。まだ物語の序盤なのでなんとも言えないけど。丸尾末広のイラストは存在感たっぷり。

魔法鍵師カルナの冒険(1)(2)/月見草平/MF文庫J

タイトル通りの変り種職業系ファンタジー。第1回MF文庫Jライトノベル新人賞審査員特別賞受賞作。10年位前ならファンタジア長編小説大賞から出てそうな感じ。キャラクターもなかなか魅力的なんだけどやや生真面目で色気(notエロ)が足りないのが玉に瑕。続き…

咲-Saki- #5「合宿」

水着回と温泉回は作画が悪い、の法則が珍しく当てはまらない良作画。 テレ東なのにメガミマガジンのピンナップと同等のサービスシーン連発の本編だった。 こういうお色気要素一つとっても、この1時間はシャフトとGONZOの好対照な姿勢がよく出てて面白い。 な…

けいおん! #6「学園祭!」

ライブで4人が登場するところで「可愛いー」とか言ってる声やmiochanのぱんつでざわついてる声に男のそれがない気がした。女子校だから?でも父兄とかは招待されることあるよな……。せっかくのサービスシーンなのに自分視点のキャラがいないと落ち着かないぜ。

夏のあらし!(1)(2)/小林尽

アニメが面白い……かどうかは分からないけど、なんか珍妙な味を出してたので読んでみた。『スクラン』を読んだ時と同様の生理的違和感を覚えてしまってダメだった。なんでこの人の描く天真爛漫なキャラってのは、こう、アレなんだろう。アニメも特別に好みっ…

"文学少女"見習の、初戀。/野村美月/ファミ通文庫

『文学少女』シリーズ番外編。高校に入学した日坂菜乃は、文芸部の部長である井上心葉に一目惚れし、その勢いで文芸部に入部してしまう。しかし心葉の心の中には既に「文学少女」が住み着いていて……。 ななせの扱いに色んな人が泣いた。某所では琴吹かませな…

『ベティ・ザ・キッド』第1回 in ザ・スニーカー

扉絵等イラスト込みで3段組22ページ。舞台は砂漠の惑星。若きガンマン「ベティ」が契約を結んでいる謎の男「ウィリアム」、先住民と入植者の混血である少女「フラニー」の二人の仲間と共にメルカバ(戦車/実在するみたい。イスラエル製)で旅する。彼等の目…

以下略。/平野耕太

故エース桃組からゲーマガに移籍して連載中のオタクだべり漫画。オタクとしての教養、漫画家としての実力と人気、経済的なゆとりがあって敢えて「なんで俺が平野綾と結婚できねーんだよ!!」と言い放ってみせるその糞オタっぷり(褒)に濡れ濡れ。いやあれは…

夏のあらし! #4「想い出がいっぱい」

こういう風に尻上がりに面白くなってくのを実感できるのがTVシリーズのいいところ。天衣無縫なあらしさん(アルク@月姫みたいな)とアクが強いけど意外に度量のあるはじめちゃんの関係がいい。お互いに多少変わったことでも相手が望めば躊躇ないどころかノリ…

3 hours morning/night railtravel

親戚の集まりに呼ばれたので、5年ぶりに関西方面に出る。一泊二日の小旅行。前回は冬コミに三日間一般参加した後の強行日程で、ひどい目に遭った……。 1日目 6時30分頃家を出る。寒い……。一時間後、東京発のぞみの自由席に。連休はまだまだ一部の人が始まった…

5月の文庫・コミック等発売予定

http://www.honya-town.co.jp/hst/HT/kinkan/bunko/01_b.html http://www.honya-town.co.jp/hst/HT/kinkan/comic/01_c.html http://ranobe-mori.net/2009/05/ 5/8:桜井のりお『みつどもえ(7)』(asin:9784253212472) 5/11:あかほりさとる『オタク成金(仮…

関西で親戚から貰ったカステラ二棹と袋にいっぱいのさやえんどうを延々と消費する日々。 ペペロンチーノで頭痛が痛い。こんな時のためのアミールSがコンビニに売ってなかったので、似たような味だろう乳酸菌飲料でプラシーボ効果を狙う。 GWで家族に会えなく…

猿駅/初恋/田中哲弥/早川書房

田中哲弥初の単行本。なんだけど、ライトノベルというくびきから解放されるとこうも自分の好みから外れるのかーと思った。筒井康隆みたいな(と言えるほどには読んでないけど)ぐちょでろの世界ばかりが執拗に描かれる。強烈ではあるものの、この気持ち悪さ…

氷結の魂(上)(下)/菅浩江/徳間ノベルス

煽りに「ピュア・ファンタジー」って銘打たれてるんだけど、この場合のピュアって例えば『ゆらぎの森のシエラ』みたいなSF要素がない、ということなのか。それとも作品の雰囲気が澄んでる、ということなのか。……内容は、えーと、五代ゆう作品みたいな少女漫…

カレとカノジョと召喚魔法(1)〜(3)/上月司/電撃文庫

幼い頃、自分を救うために悪魔との契約によって恐怖と緊張の感情を失ってしまった幼馴染の少年。主人公の少女は、彼の感情を取り戻すために悪魔を探す。 学園異能物。主人公の倫理観には時々ついていけないことがあったけど、セクハラを受けてる時はまあ、可…

サンタ・クラリス・クライシス/ヤマグチノボル/富士見ファンタジア文庫

フィンランドからやってきたサンタ見習少女との同居ラブコメ。ヤマグチノボルらしく軽快な筆致は読んでて楽しいけど、ちょっと駆け足過ぎた気もする。好きになった女の子に既に好きな男がいてそれを応援する話ってのも結構クるものがあるので、そこら辺をも…

ラジオガール・ウィズ・ジャミング/深山森/電撃文庫

戦後の混乱冷めやらぬ中、当局の抑圧にも屈せず街の人々のために海賊ラジオ放送を続ける少女の話。第十二回電撃小説大賞最終選考作。いかにも新人賞受賞作だなあ、という感じ。10年前なら多分褒めたと思うんだけど、どうも最近はこういう綺麗事スキー(viaラ…

妖魔狩人異聞(1) 銀の客人/東すみえ/大陸ノベルス

NTRスレ経由。幼馴染が化け物に陵辱されて最終的にはひどいことに。あとがきに「次巻でお会いしましょう」みたいなことを言ってたんだけど、直後に大陸書房が倒産して続編は出ずじまいだった。

されど罪人は竜と踊る(4)(5)/浅井ラボ/角川スニーカー文庫

「くちづけでは長く、愛には短すぎて」「そして、楽園はあまりに永く」の2巻。 ようじょ人体実験に失恋寝取られ。うーん悲劇もここまで行くとアホくさいなあ。

鋼殻のレギオス(5)〜(7)/雨木シュウスケ/富士見ファンタジア文庫

「エモーショナル・ハウル」「レッド・ノクターン」「ホワイト・オペラ」の3巻。 ツェルニを主な舞台とした第1部が終了。本妻の人がレイフォンと再会するまで。しかし読んだはずなのに何が起こったのか殆ど覚えてない。

Phantom 〜Requiem for the Phantom〜 #5「刹那」

今さらながらに「」っしーがアインちゃんかわいいかわいい言う理由が実感できてきた。ダサファッションだった霧香に比べてアインちゃんは毎回オシャレだなあ。いや霧香はアレはアレで可愛いんだけど。

セラフィムコール #1〜4

1999年放映。電撃G'sマガジンの誌上企画が大元。「海がきこえる」「絶対少年」の望月智充監督作。色々実験的な作品ということで期待してたんだけど、なんだか、うーん……わざとしらしい話の流れが肌に合わなくて挫折してしまった。また機会があれば。