3 hours morning/night railtravel

親戚の集まりに呼ばれたので、5年ぶりに関西方面に出る。一泊二日の小旅行。前回は冬コミに三日間一般参加した後の強行日程で、ひどい目に遭った……。



1日目

  • 6時30分頃家を出る。寒い……。一時間後、東京発のぞみの自由席に。連休はまだまだ一部の人が始まったばかりでわりと車内はガラガラだった。
      • 電車で若い女性が隣に座るのを躊躇しない程度の格好をしてればいいや、というところで妥協したい。時折そんな誘惑に襲われる。
    • 窓に貼りついた雨粒が後方に移動してくのって生物の授業で見た精子の動きに似てるなあ。とか考えてたら新大阪に着いた。お土産を何も持ってきてないことに着いてから気づいたけど、当然後の祭り。
  • 新大阪で親戚一同と合流。全員が50〜60代で、この年になると数年くらいでは印象はほとんど変わらない。その後、今回のそもそもの目的である祖父(母)の誕生会のため老人ホームへ。うちの父は親戚の内一人だけ関東で仕事をしているためなかなか来れないけど、父の兄夫婦は家から5分のところに祖父母(彼らにとっての両親)を入居させてもらっただけに、頻繁に訪れているらしい。
    • 老人ホームはなかなか快適のようだった(まあ色々ある人はあるだろうけど……)。ただそれは職員の人たちの尽力の賜物だわなあと言うのが、忙しく立ち働く様子から伝わってきた。
  • その後叔父の家へ。今、30半ばくらい?の従姉妹がケバケバしくなってて驚愕。昔はいいとこのお嬢さんって感じだったのに……。
    • 「今だから言える!あの日あの時夫婦の危機」などを聞く。
    • 叔父に奨められた吉兆宝山という芋焼酎http://www.nishi-shuzo.co.jp/)(のお湯割り)が美味しかった。……自分は、「飲みやすくて後味すっきり」な酒を安易に「うまい」と表現しすぎな気がするなー。


2日目

  • 小中高の修学旅行などでも行ったことがなかったので、今回いい機会だと思い京都へ。
  • まずは徒歩で(株)はてな京都本社詣で()。まあ何があるわけでもないんだけど、アルファはてなダイアラーになれるようにお祈りしてきた。
    • 1階に入ってるコンビニのおでんに不思議な粉を混入して俺の優先してほしいはてなアイディアを片っ端から実装するようにできねえかなあとか考えなくはなかった。
  • ふらふらと国際マンガミュージアムへ。試みとしては面白いけど、あまり展示物に心惹かれるものはなかった。漫画読み放題なのは嬉しいけど、基本的には「500円で一日中いられる漫画喫茶」というノリ。むしろラノベミュージアムとか欲しくなったな。
  • 「ゆこう」「ゆこう」そういうことになった。というわけで晴明神社。夢枕の獏ちゃんや荒俣、京極先生なんかはともかく甲斐田ゆきの書いた絵馬に驚く。少年陰陽師で主役張ってたかららしい。
  • ここからは一日乗車券を買ったので基本的には市内バスと徒歩で移動()。区画が碁盤の目状だからか分からないけど、信号多いなあ。
  • 金閣寺北野天満宮は、まあ、お決まり。
    • 近くの土産物屋で売ってたコレ()は焼失した金閣寺にかけてるのかと思ったけど、ぐぐったら全国で売ってるみたいで関係ないみたい。
  • そういえば京都のどっかの大学にライトノベル研究会ができたとか言ってたな。平日で時間があれば冷やかしに言ったかも。……やっぱ無理。
  • 遅い夕食は(勿論初めての)天一本店()でとる。気のせいか東京で食べるより旨かった。
  • 清水寺は高さ自体より床がぐらぐら揺れてるように感じるのが怖かった。表参道は両隣に土産物屋がずらっと並んでいて、今回訪れた中で一番「観光地」っぽかった。
  • 京都アニメーションは市内から結構離れてたのでどうしようかなーと迷ってる内に時間と気力体力がなくなって断念。
  • 帰りの新幹線に乗ったのは19時頃。ジェットのせいで歯車がズレた、もとい天一のラーメンと餃子の匂いが周囲に迷惑かなあと思ったが、隣の人が煙草スパスパ吸ってるのでいい具合に打ち消されてる気がした。
  • たまに新幹線に乗ると大阪-東京間が遠いって気がしなくなる。2、3時間で着いちゃうからなあ……
  • 品川からの山手線では、電車の隣に立ってる女性が、後輩らしき人に対して、今のアニメは全部過去の作品のパクリ手塚先生はその点やっぱりすごい論を展開していた。でも手塚先生の原作あんまり読んでないらしい。まー俺もちゃんと勉強したわけではないんだけど……


しかし結局三冊持っていった小説を一つも消化することが出来なかったな。本を手に取る気がしないんだもん。悔しいので『四畳半神話大系』と『鴨川ホルモー』と『陰陽師』(の続刊)をぽちったよ!あとるろ剣の追憶編を観直した。我ながらなんという単純さ。