キマイラ・吼(10) キマイラ独覚変/夢枕獏/朝日ソノラマ文庫

キマイラ独覚変―キマイラ・吼〈10〉 (ソノラマ文庫)

チャイニーズの人が台湾に帰る。この期に及んでまだ新キャラとかも出てきてるけど、それでも物語はいよいよ佳境に入ってきている、ように思える。作風が微妙に変わってなんだかパワーも落ちてきてるような気がするのが少し気がかりだけど。この頃、昭和と平成の変わり目、『上弦の月を喰べる獅子』のSF大賞受賞で、何かが変わったのだろうか。