『オーフェン』後日談『あいつがそいつでこいつがそれで』、書籍化するかも?

http://www.motsunabenohigan.jp/note/2008note/200811nt.htm


秋田禎信公式サイトより。確定情報ではありません。詳しくはリンク先の19日分を見てください。以下は自分用の要約。

  • 元々今回の後日談は設定というかイメージとしてはシリーズ本編をやっている頃からあった
    • が、それを何の理由もなく本にするには抵抗があった
  • 富士見ファンタジア20周年記念で、完結したシリーズの後日談を刊行するという企画があった。秋田はそれを承諾して原稿を書き上げたけど、結局企画自体が消滅。
    • 日記を1年間毎日更新しようと思い立ち、その穴埋めにこの原稿を使っている。
      • 結構反響があるみたいで、秋田が仕事のマネージメントを依頼しているエージェントから書籍化の打診があった。が、まだ様子見。
  • 出るとしたらファンタジア文庫からというのはない。無料で公開しているものを有料で出版するからには色々付加価値をつけたい。販売形態は予約限定のweb通販になるかも(ここから?)?
  • 後日メールボックスでも置いて読者の意見を募るつもり。


こんな感じか。まーなんだかんだ言って自分は嬉しいです。書籍化そのものより、それだけの反響があったってことが。秋田スレで「振り込ませろ詐欺」*1と言われてる状況もこれで終わりか……あ、ふと思ったけど、この流れだと『オーフェン』新装版がファンタジア文庫から出るってこともないんだろか。


しかし本にするには抵抗あるけど遊びで日記に公開するならいい、という心境は複雑だなあ。ニュアンスとしては分かるし、こちらとしては大変嬉しいんだけど。


余談。本題とは関係ないけど、「完結したシリーズの後日談などを単行本にするという企画」に挙がったタイトルの想像。『魔術士オーフェン』は確定として、『風の大陸』、『スレイヤーズ(本編)』、『セイバーマリオネット』、『天高く、雲は流れ』もしくは『<卵王子>カイルロッドの苦難』、『ザンヤルマの剣士』、『必殺お捜し人』、『スクラップドプリンセス』……そもそも完結したシリーズってのがあんまり思いつかない。『タイラー』とかファミ通に移籍しちゃったしなあ。あと、完結したシリーズの後日談よりまだ完結してない長期シリーズを早く完結してくれる方が嬉しいかも。『天を決する大団円(上)』からもう1年半ですよ。……なんだまだそれだけしか経ってないのか。

*1:後日談が読める感謝の謝辞をありがとうさせてもらうことを金銭で伝えたいのに方法がない状態