秋田禎信『ベティ・ザ・キッド』ザ・スニーカー6月号(4月末発売)より連載開始



全9回予定。イラスト:山田外朗(ニトロプラス)。3DCGI(要はメカデザイン?):ポリゴン番長。
舞台は砂漠の惑星。若きガンマン「キッド」が謎の男「ウィリアム」、先住民と入植者の混血である少女「フラニー」の二人の仲間と共に神の船・メルカバ(戦車/実在するみたい。イスラエル製)で旅する。彼等の目的とは……。
現在発売中のザ・スニーカー4月号にて、カラー見開きで連載開始告知。


なんとなく、『ザ・ベストオブオーフェン』で言ってた今後書いてみたい話を思い出した。

オーフェンって基本的にスケールの小さい話じゃないですか。主人公の個人的事情からいっこうに出ないし、そこから出る話にもしたくないし。決して嫌いではないんだけど、こういう話を書いてるので、もしオーフェンと違う小説を書くとしたら、壮大っぽい話を書いてみたいですね。「エルデガイン」みたいな。キーワードは「帝国」「記憶を失った少女」「主人公の少年」「砂の惑星。ものすごく広い大陸の上を主人公が何かに乗って飛んでいくような壮大なもの。


この後、秋田は自分の資質の問題で書いてるうちにスケールが小さくなっていきそうだから無理だろう、と言ってるんだけど、いよいよ実現の時が来た、のかしらん。引用したインタビューと違って、ザ・スニのイラストからはコミカルな印象を受けたけど。『オーフェン』初期か『シャンク!!』後半くらいは。それと、モツ鍋2006年2月の雑記でも戦車をネタに何か書きたいと言ってた。


ところで、秋田と内藤泰弘は交流があるっぽいよ。どの程度の知り合いかは知らないけど。で、内藤泰弘和月伸宏も知り合いっぽい。……なんか、分かりやすいな俺の90年代。


あと、褐色ヒロイン好きは要チェック、かもしれない。