『あいつがそいつでこいつがそれで』第6節(第44〜59回)感想まとめ

雑記11月1日から24日まで。登場人物はオーフェン、ドギー、コギー、メッチェン。from twitter

  • ドロシーパート
    • ドギー姐さんはトトカンタに来た時も海路だったなそういえば。港の女ドロシー。
    • やっぱり妊娠したからタバコやめたのね。
    • 魔王になっても使い走りさせる。流石ドロシー姐さん。
    • 外海は巨大海洋生物とかがいるに違いないから開拓船はSSWの面子を連れて行くべきだと思う
  • コギーパート
    • だからあんにゃごぼれあっちがろくすっぽりえんて明日からどうにくきェーーーーキェーーー!で一気に無謀編モードに。でも思ったほど違和感ない。つまり、こういうことがファンサービスでできる辺りがかつての秋田との違い、ということか……!
    • ドギー姐さんに続いて我は呼ぶ破裂の姉妹!
      • が、三女は相変わらず影が薄く、結局このパートでは忘れ去られたままなのだった。
    • 船長=キース?この文脈で地人が出てくるのはちょっとおかしいよな。でもキースは流石に雰囲気を完全にぶち壊しそう。実際に登場はさせないまま終わるのかな。
    • アーバンラマでもとにかく色々へんなこと対策係として活躍しているようでなにより。
      • 具体的には無能警官が無能警備主任に。て、対武装盗賊専門課だかの栄転話の時に荒くれ仕事は合わないみたいなこと言ってたのに、なんでざわざわそんなポストに。
    • 多分トトカンタを離れる時には既に辞めてたんだろうなあ。散々オーフェンが辞めさせまいと苦労した後、あっさりと。
    • 実はコギーは、書類仕事に関しては本当はSランクだけど面倒くさいからBランク説を主張
  • そして9日分で、今までで最大級の爆弾が投下される。最初にその三文字が目に入ったときは、心臓が止まるかと思った。 惨劇を見た!とか我がTLを濡らせ血涙とかなんとかいって心の平衡を保とうと思ったけど、無理だった。ラ板もいもげもその晩は終夜飛び降りコンテストが開催された。
  • 今回ショックを受けた人には、無能警官は俺の嫁派と無能警官はオーフェンの嫁派で大きく2種類に分けられると思う。
    • なんとなれば『オーフェン』って作品は本編の基本構造が「毎回毎回女に振り回されて厄介な目に合う」であるにも関わらず、恋愛恋愛した描写が抑え目だった。それは硬派を気取ってたわけではなく、作者の性格に問題が……問題といったら語弊があるか、原因があったわけだけど、だからこそチラチラ出てくるその手の匂いにみんな敏感で、カップリング妄想が盛んだったんじゃないかと思う。
    • 特にコギーは基本的に無謀編というギャグ話でしかオーフェンに関わらないから色っぽい話に発展するはずもなく……と思っていたら『思えば遠くへ来たもんだ』みたいな話が投下されてみんな萌え萌えしていたはず。ファンブックで作者自ら「オーフェンがうまくいくとしたらコギー」という趣旨の発言をしていたのもその流れを加速させたかもしれない。
    • つまり、『オーフェン』におけるそこらへんの面白さってのは妄想の余地が多分に残されている、というところにあったはずで、今回の一件にオーコギ派の人たちがショックを受けているのは、そこら辺を狭められてしまった、という寂しさもあるかもしれない。これは後日談の存在そのものに繋がっていく問題だけど。完結から5年経過してアレだけのサプライズを連続して投下されたらそれは複雑な心情にもなりますわな。
    • が、考えてみればコギーが結婚したなら結婚したなりに妄想の広げ方ってのは別方面にいくらでもあると気付いた(某氏の「だから結婚詐欺師に乗り出したに違いない」という意見に納得。ああ、だから無謀編最終話もあんな腑抜けた状態だったのか……とか/人妻無能警官……う、うむ、なんだか興奮してきたよ!とか)ので俺はコギーショックからなんとか立ち直ったのだった。
    • ステルヴィア』の頃からインターネッターの人たちの間では盛んな「裏切ったな!僕の気持ちを裏切ったな!」的な反応はあんましない。まあ1巻目『獣』からしてアザリーがアレだしな。「あなたのものになってあげても い い の よ」だしな。
    • リナガウ、オーコギ、宗かな(?)と、ファンタジア文庫の代表作はどれもノーマルカプ好きのお姉さま方がついてるような気がする。
    • 垣間見える旦那の人柄の良さに早くもpixiv等ではイラストが描かれていた。今ではすっかりこの人の旦那イメージが自分の中で定着している。しかし常識人であればあるほどマギー家では苦労しそうだ。
    • 「政治とは、制度とはそういうものではある。」汚れちまった悲しみに〜、ってところか。キリランシェロとは、もう完全に違うのだなあ。思えば遠くへ来たもんだ。
  • メッチェンパート
    • 髪伸びてスカート履いたメッチェンって全然想像つかない。
    • こんな状況になってもキムラック教徒が魔術師を嫌悪してるってことにはっとさせられた。
    • 「ありがとう。チームにわたしの名前をつけてもいい?」「愛らしいメッチェン・アミックを新大陸に連れていってあげてね隊
      • ここで魔王がシンボルになるのか、それとも若い女ってことで自分をシンボルにしろといいたいのか。
    • 秋田の書く読み合い探り合いの会話はどことなくエロい。「会話は愛撫と同じだ。相手は予期しないほうに触れようとする。くすぐったいだけか? それとも反応するか?それは相手次第だな」
  • 小休止雑談とか
    • モツ鍋は受験生時代図書館近くの食堂でよく食べた。
    • リンクしてもらって嬉しいけど読めないという歯がゆさ。大体の文意は掴めるけど。日本語でメール送っていいものかどうか悩みどころ。
    • 後日談、もう半分まで来てるのかー。1年間毎日更新だったはずだけど、このペースで行くと来年度に突入する前に終わっちゃうよな。残った期間はどうするんだろう。
    • TOEのメルマガが来たけど例の書籍化のことには特に触れられてなかった。正式に決定するまでは、ということだろうか。
    • あそこその秋田は地の文のくどさを意識的に抑えてる気がする。『氷海口碑』の文章と比べるともう全然違う。
  • 秋田スレのこと
    • 完結から5年。今さら公式に燃料が投下されて、秋田スレが嫁談義で多少なりとも荒れることになるとは思いもよらなんだ。やっぱり人が増えると違うなー。
    • 当時ラ板にいなかった若い読者が増えてるのか、三つ子の魂百までを地で行ってる人たちなのか……。まーお祭りなんだからせいぜい騒げばいいとも思うけどな。反対派の人たちが過剰反応しすぎのような気も。