2008-08-25から1日間の記事一覧

びっくり箱殺人事件/横溝正史/角川文庫

「ダメよ、いくら弁解しても聞きません。アァいやらしい。モギャー、キャッ。アレ一体なんのざまよっ!」 「だからさ、ボクさっきからさんざんあやまってるじゃないか。いい加減に機嫌なおしてよ。恭子さんに怒られると、ボク立つ瀬がない」 「なら横になっ…

うわさのズッコケ株式会社/那須正幹/ポプラ社文庫

小学生の頃、まだライトノベルにハマる前の自分の読書の礎となった、戦後最大の児童文学シリーズ。その13作目にして、自分が一番好きな巻。確か読者人気もかなり高かったはず。あれよなー子どもの身で大人以上のことをやってのける、というのがこのシリーズ…

ちっちゃな雪使いシュガー/原作:蒼はるか 著:大河内一楼/富士見ファンタジア文庫

そういや大河内一楼って『ナデシコ』のノベライズが結構好きな割にそれ以外読んでねーなーと思って。浅野真澄の本格デビュー作であるアニメ版も好き。アニメ版の方では大河内は特にスタッフに名前を連ねてはいないみたい。でも、キャラクターや設定等は両者…

ヴァルプルギスの後悔 Fire1./上遠野浩平/電撃文庫

『ビートのディシプリン』に続く電撃文庫マガジン連載。というか、キャラクターも被ってる人が多いし、『ビート』のエピローグはこれの序章だったし、普通に続き?かどちん大好き炎の魔女主人公。だからかどうか知らないけど、強さがインフレしまくり。そり…

H2/あだち充

思い入れ、という点では野球漫画、いやさスポーツ漫画としては1番かもしれない。 本格的な思春期に入る前には、自分にも学生生活に対する、なんというか健全な憧れとでもいうものがって、それが恋愛を絡めたスポーツ漫画を読む、という形で具現化した、気が…

秘密〜The Revelation〜 #18-20「誰も見ていない(前中後編)」

サブタイは自虐?東京都下、首都の大動脈でバイオテロ、その背後には……!?とか、北京オリンピック開催中のこの時期にあぶなかっしい話に挑戦するなあと思ったら、オチで拍子抜け。3話も使ってやる話かこれ。誰もが無関心を装う都市生活では単独の狂気がいとも…

夏目友人帳 #7「子狐のぼうし」

とにかくCV矢島晶子のショタ狐を可愛く見せようと頑張ってた。初っ端から「男子たる者〜」とか狙いすぎです。元々映像としてもお話としてもあんまり奇を衒わない、シンプルな作りをしてるから、こういうことを意識してやった時の破壊力はなかなか。しかし夏…

架空戦記メモ

152 名前:ペンネームC :2001/03/24(土) 02:16 >151 パクリというのとは違うと思うけど、パロディというか、 遊び心で「そういうネタをいれてみた。わかる?」ということなら、 名前がそのまんまなのは別に変じゃない。 架空戦記には、痕やTohea…

秋田禎信とノベライズ

モツ鍋でお仕事情報が更新されていた。多少なりと具体的に形が出てるのが恋愛物一本、一年くらいの連載一本、ノベライズ一本(多分文庫書き下ろしとのこと)。『籠の中の15分』でああいうことをやった秋田が書く恋愛物ってのも期待半分不安半分で気になるけ…

1日分の日記に容量の限界があることを実感する。いや、あって当然なんだけど、普段普通に使ってる分にはそんなこと意識しないからなあ。 降りやまない雨に、8月とは思えない肌寒さが続く。気温が一気に10度くらい下がってまたぞろ体調を崩しそうになり、大慌…