ヴァルプルギスの後悔 Fire1./上遠野浩平/電撃文庫

ヴァルプルギスの後悔〈Fire1.〉 (電撃文庫)


ビートのディシプリン』に続く電撃文庫マガジン連載。というか、キャラクターも被ってる人が多いし、『ビート』のエピローグはこれの序章だったし、普通に続き?かどちん大好き炎の魔女主人公。だからかどうか知らないけど、強さがインフレしまくり。そりゃ羽原君じゃなくても驚くわい。なにやら母方の血統から続く因縁とかも出てきたし……凪には普通人のまんまで知恵と勇気でがんばって欲しかったんだけどなー。


先日創刊したアニメージュオリジナルasin:4197202555)という雑誌で、何故かかどちんが『コードギアス』について語ってて、「全ての重要キャラはルルーシュを困らせるためだけに存在している」「ルルーシュの反逆というテーマがブレない限り、脇でどんなエピソードを作ってもいい」「反逆精神は当然ルルーシュにも返ってくる」「しっぺ返しが重要」というようなことを言ってたけど、凪にもあれくらい困ってほしいところではある。期待してます。余談ながらそのインタビュー、あとがきの口調とは全然違ってて面白かった。当然っちゃ当然なんだけどさ。


そして、いよいよ本格的にキャラクターが誰が誰やら分からなくなってきた。一応単行本化した全著作の7-8割程度は読んでるんだけど……。


どうでもいいけど緒方センセはなんでいちいち凪にお色気ヒロインみたいなポーズとらせてるん?俺の織機との微妙に妖しげな絡みはどこを狙ってるの?口絵の幼女パールの「そんな可愛らしいもんじゃない」ってのは何が言いたいの?趣味なの?