2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

久しぶりにオタ友だちと飲む。でもあんまり漫画がどーとかアニメがどーとかいう話はしなかった。つーか大学時代から、自分も含めて同期がオタクの流行を積極的に追っていこうって雰囲気ではなかったので、そこら辺は意図的に避けてたのかなーという気もする…

のだめカンタービレ#14「Lesson14」

川澄を始め、なまてんもくさん、能登、ちばさえ、折笠富美子と苺ましまろ声優がレギュラー/準レギュラー/ゲストと何らかの形で全員登場。他にもチョイ役の沢城とかこばさなとか新井里美とか、意外なところで声優アニメだ。いや意外でもないのか。

機神大戦ギガンティック・フォーミュラ#5「信頼」

協調性を高めるためのキャンプ。絵に慣れたら、ヒロインが可愛く思えてきた。我ながら単純だねえ。主人公は、感情移入はし辛いけど、なんかああ、こういう奴なんだなあってのは徐々に掴めてきました。日常パートの方が面白く感じるのは……まあ、ロボット物に…

怪物王女#4「交渉王女」

テンポのよさと、とぼけたじいさんをやらせたら右に出る者はいないチョーさん(旧芸名長島雄一)の演技が光る回。チープなキャラデザ(赤い犬の人の腕がそういうでっかい手袋にしか見えない)も、動きも、単に出来が悪いってんじゃなくて愛嬌があるように見…

忍たま乱太郎15周年スペシャル「ドクタケ温泉の段・乱太郎たち大救出!?」

50分。普段10分だからおよそ5倍。NHKなのでCMも入らないから、普段と同じテンションで見ると疲れた……。製作側もそれが分かってるのか、意図的に間延びさせてた気がする。マイメロが10分になってカオスが凝縮されたみたいに、どうも今の自分には10分、15分番…

デルトラクエスト#18「ジャスミンと謎の男」

ここまでバルダ:歴戦の勇士に見えて実は一番のへたれ、リーフ:お人好しのチェリー、二番目のへたれ、ジャスミン:ない胸だけど最強、という方向で立ててきたキャラがこの競技大会で完成。バルダはリングアウト、リーフはチェリー呼ばわりされ対戦相手のCV…

鬼ごっこ(2)/黒柾志西

この人の描くスク水は、体と水着生地の間に水が入り込んじゃってそうで、どうにも抵抗値高そうだなあとか思った。スク水に限った話ではないけど、あの世界の衣服に使用される生地は、なんだか常に皺が寄っているというか、保湿性が高そうというか、そんなと…

いいなり!あいぶれーしょん(1)/中嶋ちずな

作者の人がサイトで公開してるマリみて同人を楽しませてもらっていたので、その縁で。同人時代からアレなネタを連発はしていたけれど、まさか商業でもここまでやらかしちゃうとは。……しかし、なんだか素直にこの漫画を楽しめていない自分もいたり。 二次創作…

でかい月だな/水森サトリ/集英社

友人とバイクで遠出した主人公・ユキは、満月を見上げていると、突如その友人に崖から突き落とされる。手術の結果、九死に一生を得るが、好きなバスケも思い切りできない体になってしまう。そんな彼の前に現れたのは、錬金術師を名乗る少年と、邪眼を持つと…

ROOM NO.1301(3) 同居人はロマンティック!?/新井輝/富士見ミステリー文庫

飯笹くん(´;ω;`)かわいそうです……なんだろな、普通の人が普通であるが故に、普通でない人がメインの話では悪者にされるしかなかった、という風にしか読めない。こういう手法はあんまり好きじゃないなー。主人公が、顔はよくて、もてるけど、自分のことを…

IN☆POCKETの『カナスピカ』秋田禎信インタビュー

IN☆POCKET 07ー5出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/05メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (5件) を見る 何年か前から、ジュニア文庫、いわゆる「ライトノベル」だけで創作を続けることに危機感を感じていました。そのひとつが、時間的拘束…

実際の発売までに新作に対する期待値をどう制御するか

普段、中身がまだ分からない新作のゲームとか小説とか、つまらなかった時が怖いので人目につくところで発売前にあんまり騒がないようにしてるんだけど、今回は久しぶりの新刊だし新しい要素が多い中での発売なのではしゃいだはしゃいだ。でも別に、彼なら必…

「淡々と記録するよ」系のblogが流行った当時、誰かが「今日のオカズを淡々と記録するよ」っていうエロblogをやると思ったんだけど、今のところ見つかってません。AVのパッケージなりなんなりを載せて「ごちそうさまでした!」とだけコメントつけて出来上が…

野性時代の『カナスピカ』秋田禎信インタビュー/発売日は6月8日で確定?

野性時代 043 (KADOKAWA文芸MOOK 44)出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2007/05メディア: ムックこの商品を含むブログ (7件) を見る 買てきた。表紙に名前が載ってないので、書店で購入する人は注意。 初めて写真見た(ひょっとして紙媒体で顔見せしてるのっ…

富士見ファンタジア文庫6月の新刊

http://www.kadokawa.co.jp/fujimi/novels/fantasia/index.php?years=200706 http://shinkan.main.jp/new/fujimi1.html 6/20 封仙娘娘追宝録 10 天を決する大団円 (上) ろくごまるに ひさいちよしき (上)の表記が、『刃を砕く復讐者』上下巻で5年待たされ…

活字倶楽部の『カナスピカ』紹介

活字倶楽部 2007年 06月号 [雑誌]出版社/メーカー: 雑草社発売日: 2007/04/25メディア: 雑誌 クリック: 1回この商品を含むブログ (10件) を見る まあ分量的にはちょこっとだったけど、表紙が公開されてました。塩田雅紀という人で(http://wallpaper.excite.…

坊っちゃん・こころ/夏目漱石/文春文庫

坊っちゃん さすが夏目先生、読みやすい。って、これが読み難くて何が読みやすいんだ、という話だけど。痛快無比な主人公。正義の味方。勧善懲悪。こういった評判については違和感を表明してる人がいるけど、自分もどっちかというと彼らの肩を持ちたいなあ。…

にごりえ・たけくらべ/樋口一葉/岩波文庫

流れるようにテンポがよい文体だと思うけど、うう、流石にいつもと同じ調子で読むのは難しい……。今の自分がこれの感想あげるってのは、ちょっと厚顔すぎるな。

五重塔/幸田露伴/岩波文庫

腕は立つが、人付き合いが悪く、世渡りが下手な大工の主人公が、何も顧みず五重塔を建築するまで。腕も立つが義理人情もあり、主人公のことも高く買っている大工の棟梁との対比。 ゑゑ、じたばたすれば拳(はり)殺すぞ、馬鹿め。親分、情無い、此所を、此所…

羅生門・鼻・芋粥・偸盗/芥川龍之介/岩波文庫

短編読解力がまだまだまだ足りない。……古典を読めば読むほど、ライトノベルの短編の希少さに愕然とするなあ。でも、現在の一般文芸だってそれほど多くはない、と思うんだけど。出版事情の違いでもあるんだろうか。それとも、現在まで残っている古典に短編が…

魔術士オーフェン無謀編(1) てめぇら、とっとと金返せ!/秋田禎信/富士見ファンタジア文庫

金貸し魔術士オーフェンと、彼に何かとつきまとう無能警官コギー、彼女の実家の執事である、正体不明の男キースなど破天荒なキャラがが繰り広げる悪口雑言ファンタジー。短編集。5年前の、魔術士養成学校でのオーフェンの日々を綴るプレ編も収録。完結してか…

魔術士オーフェン無謀編(2) 馬鹿は一人でたくさんだ!/秋田禎信/富士見ファンタジア文庫

ちょっと読むまでの抵抗が薄くてすらすら読めすぎる。高校生の頃は新刊出る度にそれまでのシリーズ全部読み直してたからなあ。新規開拓しなくともこれだけ読んでりゃいいやとか思えるのが恐ろしい。 俺の仕事を言ってみろ!:フルーツ共和国は福岡県嘉穂郡に…

魔術士オーフェン無謀編(3) お前はいったいなんなんだ!?/秋田禎信/富士見ファンタジア文庫

お前はいったいなんなんだ!?:キース&ボニー登場。問答無用調停装置エドゲイン君一号。大威力は小威力を兼ねる、ってのはなにげに正しいような気がしなくもない。それを体現してるのが「はぐれ旅」のクリーオウとレキ。 いちいち俺を巻き込むな!:ホウレン…

魔術士オーフェン無謀編(4) 顔を洗って出直しな!/秋田禎信/富士見ファンタジア文庫

そんなに地獄を見てえのか?:モグモゲラ村。うさぎ様。 顔を洗って出直しな!:多面的魔術理論。ああいう形かどうかはともかく、魔術に関してイチャモンつける人間ってのはあの世界に結構いるだろうなあ。トトカンタではジュースの氷作ってるのも魔術士だっ…

魔術士オーフェン無謀編(5) あきれてものも言えねえぜ!/秋田禎信/富士見ファンタジア文庫

俺に構わず死んでくれ:存在の引き算。読者の間でも人気が高いエピソード(ファンブック人気投票調べ)ですね。高度な白魔術らしいけど、白魔術士全員が形振り構わずこれを使ったらドラゴン種族どころか女神様にも勝てるような気がする。つーか200年前って人…

角川書店『野性時代』と講談社の文庫情報誌『IN・POCKET』に秋田禎信のインタビューが掲載

http://www.motsunabenohigan.jp/work/workflam.htm 野性時代 043 (KADOKAWA文芸MOOK 44)出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2007/05メディア: ムックこの商品を含むブログ (7件) を見る IN☆POCKET 07ー5出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/05メディア: 文…

痴人の愛/谷崎潤一郎/新潮文庫

明治・大正の時代の過渡期に生まれた奔放な女性に、情けない男が振り回される。こういうの、当時の共通テーマだったんですかねえ。中高時代に読んで変な性癖を植えつけられなくてよかった。あるいは、純粋な子どもがそういう風に堕していくことを恐れて、国…

太陽の季節/石原慎太郎/新潮文庫

そこに描かれてるテーマ自体は普遍性を失ってないと思うけど、さすがに50年前以上前の作品ともなると隔世の感が。これが100年くらい経つと、ああ、これは古典なんだな、と受け入れられるんですけど。ちょっと小説との距離を掴み切れませんでした。文章も、ち…