野性時代の『カナスピカ』秋田禎信インタビュー/発売日は6月8日で確定?


買てきた。表紙に名前が載ってないので、書店で購入する人は注意。

  • 初めて写真見た(ひょっとして紙媒体で顔見せしてるのってこれが初めて?電撃hpなんかは結構頻繁に載せてるけど、ドラマガはそういう作家を前面に押し出す誌面作りってあんまりやらないよね)けど、想像してたより若く見えた。まだ34だもんなあ。
  • 自分がデビューしたレーベルを『ライトノベル』と表現するのに違和感がある。今では作家たちの中でも「ライトノベルとはこうあるべき」という議論が盛んにされるようになって、なんだか窮屈。でも自分はそんなに器用な作家じゃないので、根幹にあるもので書いていくしかない。
  • カナスピカ』は元々、テレビ局開局50周年か何かのドラマ企画。それに関連して「50年」というテーマが与えられた。
    • なんで秋田のところに企画が行ったのかは不明。TOエンターテインメントという、冲方丁榊一郎関連で名前を聞いたことのある会社にエージェントをしてもらってるらしいので、その繋がり?
    • 秋田原作のドラマってのも観てみたかったですけどね。映像媒体は、あんまり向いてない気もするけど。
  • 人による距離の捕らえ方の違いがテーマ(?)。中学生・加奈と、彼女に不思議な執着をする意思ある人工衛星の交流の物語。
  • 20代の半ばからずっと、普遍的な物語、みんなにちゃんと伝わるものが書きたいと漠然と思っていた。
    • オーフェン』『エンハウ』を通過してきたファンからすると、身に染みるなあ。


あと、これはどうでもいいことなんだけど、担当編集者の名前でぐぐったらこんなページが。今現在も担当なのかは知らないけど。小野不由美とこんなところでニアミスするとは。たまに、読者層が微妙にかぶってると感じることもあるんだけど、どうなんだろ。どっちも90年代を代表してなくもないファンタジーだからそう感じるだけか。

発売日は6月8日で確定?

http://www.motsunabenohigan.jp/work/workflam.htm


今日発売の「野性時代」では5月末となっていたのが即刻修正されたところに印刷物とwebの時間差を感じる。


期待値ばかり上がっていくのに肝心の代物が見えてこないこのじれったさ。