2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧
第13回ファンタジア長編小説大賞準入選作。かっこいいはずの主人公が全然かっこよく見えなくて辛かった。読んでる内に恥ずかしくなってきたので最後の方は斜め読み。これが思春期特有の全能感ってやつかー。
第16回ファンタジア長編小説大賞佳作受賞。男性恐怖症のサキュバスと同居でいやーんなかんじのラブコメ。 お手軽なラブコメのはずなのに文章がくどいかなあ。テンポはいいし、センスは嫌いじゃないんだけど、ちょっと疲れる。これなら主人公の一人称の方がよ…
第17回ファンタジア長編小説大賞佳作受賞。タイトル通り、半径2m圏内の幽霊が実体化するという特殊能力を持った主人公(自殺願望あり)の話。うまいこと言おうとして滑ってる感全開のコメディ部分、というか主人公の一人称パートが辛い。エロゲーのギャグパー…
『かのこん』の原作は、実はそんな全編エロエロしてるわけじゃない。毎巻そういうシーンがあるのは事実だけど、分量的には多くてせいぜい全体の2-3割くらいで、あとは普通にバトルやらギャグやら。本筋(!)とは関係ないシーンも多く、あくまでサービス要素…
http://homepage1.nifty.com/O-TRAP/megainfo.htm 揶揄を込めて「ドラクエ小説」と呼ばれることもある『スレイヤーズ』(つうか別に『スレイヤーズ』に限った話でなくライトファンタジー全般が対象か)だけど、本人はどちらかというと『FF』の方が好き FC製…
ユウタきゅんのためようやくネットダイブすることが出来たマモルだけど、プログラムが不完全だったため、マモルはユウタからは見えず、触れることも出来ないのだった。……「そういうもの」として最初から作られている、マモルに厳しいストーリーの流れが可哀…
ノリスケがやたらと磯野家にご馳走になりに来るのは、晩酌に波平・マスオの相手してほしいからなんだろうか。でもそれって家で帰りを待ってる可愛い妻子が可哀相だよなあ。磯野家の面々もなんとか言ってやれよ。鬼のいぬ間にサブちゃんが「奥さん米屋です」…
流石に全話見直すのは無理なので記憶頼り。スタッフなどはE&G Films websiteから。 スレイヤーズ(無印) スレイヤーズ DVD-BOX出版社/メーカー: テレビ東京メディアネット発売日: 2006/05/26メディア: DVD クリック: 28回この商品を含むブログ (44件) を見る…
自分とこの作品との繋がりについては、原作アニメは一応チェックしているけど本筋を真面目に追いかけているとは言い難く、キャラ重視の見方をしてるため、そもそも作中時間がアニメの50年前でキャラもほとんど被らない小説版においては特に意味なし。士郎正…
RD 潜脳調査室 Redeemable Dream作者: 秋田禎信,士郎正宗出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/08/05メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 24回この商品を含むブログ (32件) を見る これからどれだけ増えるのかは分かんないけど、随時更新予定。あとはラ板な…
合法的にアルコールを摂取できるようになってから早×年。今がまさにビールがうまい季節。自分も世間様くらいには一杯目のビールが好きな人間だけど、いまだに家に帰ってきてからビール飲んで寝るまでの黄金ルートを確立できていない。 外出している時間はそ…
http://www.efeel.to/survey/slayers/ ■スレイヤーズすぺしゃる3 ナーガの冒険 【16:ふくしぅの刃】 【ゲストキャラ】レミー、ケルン、ジャックくん 雪中行軍で道に迷っていたリナとナーガは、刃物マニアの女戦士レミーと出会う。レミーの父の仇の 魔道士…
熱と下痢と吐き気で数日間死んでた。そんな時に限って肉をモリモリ食う夢を見る。 以来なんだか胃が縮んだ気がする。 ワンフェスで事故が起きたビッグサイトのエスカレーターってコミケでは混雑時間帯停止してるのね。西館にはいつも後で行くので知らなかっ…
『アトラスの魔道士』『聖王都動乱』と続く(?)人情物第3弾。結局最後までズーマがどうしてああなったのかは語られないけど、それによって一層彼の魅力が高まっている。こういう、必要以上に情報を出さないことで逆に読者の想像を煽るやり方が神坂一はうまい…
ぱんつはいてない3巻目。『All you need is kill』の頃から感じていたのだけど、この人の作風ってなんかとてもわざとらしさを感じるのは自分だけだろうか。作り物くさい、とでも言うのかな。なんだろうこれ。無理してラノベを書いてる感がある、とも言える。
脚本家の母親の失踪、浮世離れした少女との出会い。まあ、いつも通り。ラストに至る盛り上がりは嘘シリーズに比べるとまあ少々劣るといえば劣るけど、まー既にこの人の文章自体に惚れこんでるので、大した問題じゃないかな。ただイメージ力にはやっぱり欠け…
京都に住まう狸一家の物語。なるほど自分の想像するダ・ヴィンチとか本屋大賞とかの読者が面白がりそうなイメージとピッタリ合致していた。笑いあり、涙ありで自分も結構楽しめたけど、突出した何かは感じなかった。
『灰羽連盟』などの世界観設定の元にもなった作品。なるほど、これはアニメ化したいと思うかもなあ。それとは別に、80年代的な中流意識、とでも言うようなものが村上作品の根底にはあるように思える。夜の街を車で走る主人公が「何故みんな19時には家に帰っ…
和月伸宏から司馬遼太郎に入り、藤崎竜から封神演義へ、そして井上雄彦から吉川宮本武蔵に入るジャンプ世代です。や、まあ『バガボンド』自体は途中で止まってるんだけど、先日『魔界転生』を読んだ流れで。ああ、あと冬頃に氷室冴子『少女小説家は死なない…
子どもは敏感なものだ。大人には見えないものを見ることができる。子どもの関心は過去と現在のあいだに引き裂かれていない。その焦点はつねに現在へ合っている。 大人と子ども。男と女。持つものと持たざるもの。つまるところいつものミラー。ロリコンが女の…
また智恵子が出てきた。舞台が小田原だし登場人物が大学生だしで、『怪男児』と被る。さておき、九鬼玄三が昔話を始めて、その中で更に大谷探検隊のことが語られて……と、螺旋のように話がぐるぐると深みにはまっていくなあ。そしてここから4年、単行本の刊行…
表題作など歴史小説を中心とした6編を収録。珠玉の短編集、とでも言うべきなんだろうけど、隙がなさ過ぎて言うことない。
劇中劇でウサミミ仮面久々の登板。野田康行×大久保政雄。今月のピューロランドのイベントに出てくるのでその販促も兼ねてるらしい。旧シリーズの人気キャラ出してテコ入れって意味もあるんだろうけど、かえって「あの頃はよかったなあ……」と逆効果だったりし…
藤崎竜作品集 1 サイコプラス (集英社文庫―コミック版)作者: 藤崎竜出版社/メーカー: 集英社発売日: 2008/05/16メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 53回この商品を含むブログ (19件) を見る フジリューを初めて知ったのはこの作品がジャンプに連載されていた…
都会の少年はまず小説や映画から恋愛の作法を学ぶが、歌島にはおよそ模倣の対象がなかった。そこで新治は観的哨から燈台までのあの貴重な二人きりの時間に、何をなすべきであったか、思い出しても見当がつかなかった。ただ痛切に、何かをせずにしまった、と…
光の剣、デュクリス、ザナッファーと現在進行中のアニメと関わりが深い巻。ゼルに「主役がいなきゃ話にならん」とまで言われてるのに、ラストバトルではリナのラグナブレード初お披露目にいいところを持っていかれたガウリイが不憫といえば不憫。それはそれ…
某音楽バンドや某麻雀代打ち集団とは何の関係もない、白黒取り合わせた短編集。 特に言うこともなく、いつもの乙一。なんで自分は、明らかにこれ以上乙一の評価が変わることがないのを分かってて読み続けてるんだろうなあ。
全世界で累計5000万部以上売れたらしいベストセラーファンタジー。TRPG「アドバンスト・ダンジョンズ&ドラゴンズ」の設定を基板として書かれた小説版。 重い、というか常にギスギス。グロ魔術士殿の原型となった皮肉屋の魔術師(若年にして「大審問」に合格…
『BASTRD!!』の影響で聖書とか読んでた当時に立ち返ってみよう週間。 ドレによる挿絵(主従が逆で、どっちかというと絵の合間に文章が挿しこまれているって感じだけど)が、凄い、の一言。異教の祖ムハンマドが「不和・分離の種を蒔いた罪」で地獄のかなり深…
本格的に読み進めるために再読。特に言うことなし。