2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

フィルムコミックの価値って?

下に書いたかしまし公式FB巻末に、1話分のフィルムコミック(フィルムブックに非ず)が載っていたんですけど、こういう商品を最初に考えた人って誰なんでしょうね。アニメにはアニメの、漫画には漫画のよさがある。でも、映像で使われることを前提として描かれ…

キャラクター小説/萌え小説/ゼロの使い魔

「ゼロの使い魔」がアニメになります。最新刊は、日販の文庫ランキングでマイナーレーベルとしては異例の5位に入りました。実際の売上は分からない(というかいくらなんでもキノやシャナ、フルメタと同列とは思えない)けれど、この順位だけを見れば電撃や富士…

ハルヒ未読者の憂鬱

なんだか書いてる内に言葉が刺々しくなってきたような気がするので、隔離。

それなんてラノベ?

「聖結晶アルバトロス」がラノベっぽいとを聞いて、なるほど確かにと納得した自分がいるんですが、どこがどう、と聞かれるとよく分からない。女の子+能力ものだから?確かにそういうのラノベには多いけど、それもなんか単純すぎるよなあ……単なるラノベ脳の…

小学館のライトノベル文庫、2007年度創刊!

http://stella.cocolog-nifty.com/starchartlog/2006/04/2007_4aee.html 気になった点 一つのレーベルで明確に男性向け、女性向と分けるのってこれが初でしたっけ? 原稿枚数が400字詰め原稿用紙で45〜420枚程度と、短中長編なんでもござれ。 応募要項より「…

下心がチャックからはみ出てるんだよ

ハガレンのアルにずっと既視感を持ってたんだけど、あれだ、スレイヤーズすぺしゃるの乙女ちっくな動く鎧(リビングメイル)だ!あー長年の疑問が氷解してスッキリ。 テレ東の新番紹介で、きらレボの主人公が「○○さんなんですかー!じゃあ演技上手いはずですよ…

封仙娘娘追宝録・奮闘編2 切れる女に手を出すな/ろくごまるに/富士見ファンタジア文庫

短編集第2弾。なんか読書にまとまった時間が取れないと、自然と短編集増えるな……。 ごつい男のゆううつ 嫌がる子どもにどうやって注射(鍼)を打つか、という話。初めて読んだ時、オチに至るまでの過程に微妙に釈然としないものを感じたことを覚えています。な…

キーリⅦ 幽谷の風は吠きながら/壁井ユカコ/電撃文庫

兵長の憑いているラジオが壊れてしまった。街のジャンク屋に診てもらったところ、修理するためには戦前に作られた、希少な部品が必要だという。北西鉱山区にならそれがあるかもしれない、という可能性にかけて、キーリとハーヴェイは再び旅に出る。 なかなか…

次世代を担う「新鋭」たち

とある自称美(少)女作家を一般文芸誌で紹介するのに、よく「新鋭」という言葉が使われているのを目にします。ライトノベルでは10年のキャリアがあっても、一般文芸では「新鋭」というふれこみで紹介される。例えばSF小説を長く書いてきた人が推理小説に移っ…

ちょっと前に「コミログ」というブログの「石舘通信『失踪日記』ロングレビュー」という記事が話題になったことがありました。

http://d.hatena.ne.jp/kaien/20060406/p3 http://comitsu.blog47.fc2.com/blog-entry-37.html#comment49 http://comitsu.blog47.fc2.com/blog-entry-45.html#comment102 私自身は、不勉強ながら吾妻ひでおについては無知に等しい人間です。失礼な言い方を許…

能登の歌を「新居昭乃みたい」と評されて一瞬でも納得しかけた自分を殴りたい。いや、どっちも好きなだけに。

声優の小林由美子が結婚

http://www011.upp.so-net.ne.jp/okawari/ 本人サイト内のコラムで発表。お相手は公表せず。高橋美佳子とのユニット・エクセルガールズから7年、今ではすっかり人気声優として定着しました。今期も「妖逆門」の主人公を射止めるなど、活躍中。多分、これから…

え?「サブカル」って「おたく」をカタカナで書いたものじゃないんですか?

http://d.hatena.ne.jp/Erlkonig/20060407/1144342536 おたくは特定の行動をする人種を指す言葉、サブカルは特定の嗜好を指す言葉だと認識してましたが、正直よく分かりません。まあ、仮想敵を作りたがる人ってのはどこにでもいますよね。ネットだと相手が見…

愛(忠誠心)

「はまぐりのさかむし」で変換したら「はまぐりの坂無視」と出ました。MS-IME、ここまで頭悪かったのか。 菅氏「秋葉原に行くと、メイド喫茶とかありますよね?ああいうところに通う若者たちを小泉さんはうまくコントロールした」@ニュースウォッチ9。

BLACK CAT#23「気ままな猫」

トレインが最後に放った弾丸がザギーネの横を通り過ぎてイヴのところに一直線に突き進んでったのは、もう二度と人を殺めることなく目的を達成しようとする、ナンバーズ脱退以降のトレインの生き様を表してたのかなー、とか強引に解釈。 力を入れるところを絞…

びんちょうタン#9「クワガタついてるびん」

うーん、あそこで叫ぶのはどうなのかなあ。言いたいことを雰囲気で伝えるのがこういうアニメだと思っていたんだけど。まあ、そんな気にすることでもないか。実際、ああいう風に唐突に叫びたくなることってありますしね。 いくらキャラの仕草が可愛くても、草…

REC#9「いつも2人で」

振り返ってみると、アニメはここまでで原作1巻分しか消化してないんですね。実質5話と短い話数の中でやることを考えれば、いい判断でした。 監督が「lain」の中村隆太郎で制作がSHAFT。もうちょっと奇を衒ったものになるかと思っていましたが、色使いとかは…

SoltyRei#22-24「わたしと彼女と、少女の想い」Final message(最後のコトバ)」「これから」

「パパー」と言われて頬を染めるロイさん。娘が遠くに行っちゃうというのでやさぐれて酒に溺れるロイさん。恥も外聞も捨てて必死でソルティを引き止めるロイさん。「巌窟王」「ケロロ」に続き絶好調な中田譲治がまたもいい演技を見せてくれました。今回はダメな…

蓬莱学園部活編 騎馬っていこう!/新城十馬他/富士見ファンタジア文庫

短編集第3弾。 幽霊本塁打1号/新城十馬 誰もいないグラウンドで放たれ、観客席のベンチを破壊したホームラン。打ったのは誰か。恒例、名探偵知里しのぶ先生シリーズ。 前にも言ったけど、名探偵に必要な能力とは、論理的思考でもなければ不可能なことを排除…

とらドラ!/竹宮ゆゆこ/電撃文庫

今、この作品のasinページを見たら、はてなだけで100件以上の感想があって驚きました。たけゆゆ、そんなに人気があったのか…… 目つきが悪いことで周囲に誤解されることが多い主人公・高須竜児は高2の春、ちっちゃな暴れん坊、逢坂大河と出会う。 相変わらず…

明治大正翻訳ワンダーランド/鴻巣友季子/新潮新書

まだ法律も、情報のインフラも整っていなかった明治大正時代。現在にも繋がる革命的な翻訳が次々と生まれたその時代の、数々の逸話を紹介する。 原書の結末を変えてしまった黒岩涙香。トルストイの小説を「この話はつまらないから辛抱して読んでくれ」と言い…

テレ東で、MARの後に、4月から夕方にやるアニメ新番を紹介していました。その番組自体は、まあ普通につまらないぐらいだけだったんですが、その中で子どもをメイドカフェに連れてくという企画が……。百歩譲ってオタクを弄るのはいいけど、ああいう場所に年齢…

陰からマモル!(1)/阿智太郎・まだらさい

アニメの面白さに惹かれて買っちゃいました。原作小説の方は、また時間ができたらということで、今回は見送り。 描いているのは、原作イラストの人。ライトノベルのコミカライズでこのパターンは結構珍しいですね。……と思ってたらそうでもありませんでした。…

練馬大根ブラザーズ#12「俺のフィニッシュ! 見ておくんなま!」

最後まで逃げ切ろうとしたものの、ラストスパートに入る直前にゴールテープを切ってしまった……という感じでしょうか。ここ2、3話を思い返してみると制作が苦しいのか、時間稼ぎをしているようなところも見られたので、こういう言い方は間違っているかもしれ…

ガラスの仮面#51「紅天女」

まあ、今まで放送してきた中でどこで区切るかっつったらそうなるよなあ。といったところで、1年やってきてこれかよ!と、どうしても納得できないものは残ります。しかし、納得いく最終回を作るためには、1からあの膨大な原作を再構成するか(まあそれが脚本家…

かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜#12「やがて恋が始まる」

後半は、涙枯れるまでにキャラがよく泣くウェットなアニメだったなあ。こういう三角関係を描いた作品で、失恋した方が視聴者の共感を得て可愛く見えるというのはよく言われることですが、そこらへんをいやらしいほどに狙ってきた最終回。 ま、はずむくんがそ…

いつか逢う街

先日、見るともなくNHKば見ちょうと、記憶の片隅にあった黒いボタ山が映っていんしゃったとち。それは、母方の実家で、うち自身なん度か帰省についていったことのある福岡ば舞台にしたドラマやったとち。そこから流れてくる筑豊弁に、うちはなんか得体の知れ…

ライトノベルもケータイで読む時代

http://www.fujimishobo.co.jp/news/index.html#060310_choku http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/panasonic/ 3月30日から、富士見書房がezwebで電子書籍を配信し始めました。ラインナップを見る限り、スレイヤーズ、オーフェン、フルメタなどなど既に一…

某大学の教科書搬入の手伝いに行ったら、とある社員の人がえらく本を無碍に扱ってて驚きました。立ち読みされると汚れて売り物にならなくなる、という人もいる業界とはとても思えません。そりゃ、何千、何万人分の教科書を見たらうんざりするのも分かるけど…