SoltyRei#22-24「わたしと彼女と、少女の想い」Final message(最後のコトバ)」「これから」

「パパー」と言われて頬を染めるロイさん。娘が遠くに行っちゃうというのでやさぐれて酒に溺れるロイさん。恥も外聞も捨てて必死でソルティを引き止めるロイさん。「巌窟王」「ケロロ」に続き絶好調な中田譲治がまたもいい演技を見せてくれました。今回はダメなオッサン。最初はもっとハードボイルドなキャラで、いかにもアニメアニメした女の子と対比されるもんだと思ってたんですが、そういう外見のキャラが照れたり、泣き上戸だったりするのが、男でも最強のツンデレなんて言われる所以なんですかね。特にソルティを引き止めるシーンは、誰もが「俺も一緒に行く!」という台詞を想像した(この台詞にしても、むしろヒロインが言いそうですが……)と思うんですが、いや、非常に人間くさくてよかった。


ソルティとローズが戦い始めた時は、別のアニメが始まったのかと思い、「なんかそれっぽいこと言ってるなあ」くらいの勢いで聞き流していました。なんていうか、あの人たちってああいうこと言い出すキャラでしたっけ?どうも地に足がついていないというか、借り物の台詞を喋ってる、というような気がしたのは私だけでしょうか?


それ以外でもRUCの人たちを死なせる必要があったのか?とか、ソルティの正体についての伏線とか、色々ありはするんだけど、ロイ、ソルティ、ローズの家族物としては、結構軸がブレることなく完結させることができたんじゃないかと、そう思います。それが、GONZOAICを足した結果によるものなのかは分からないけど。


あと、クレイジーnotoさんはあんまり上手くはないということを再確認しました。まあいいじゃん。