2009-01-01から1年間の記事一覧

夢色パティシエール #9「運命のプリン対決!!」

努力家の主人公が急に増長して男どもと仲違いするまでの過程が雑すぎてなあ。俗っぽいというか教条的過ぎるというか。一気に冷めた。可愛いスイーツ妖精も勢揃いして面白くなってきそうだったのに……

サザエさん「ワカメの口紅」「先生からのお歳暮」「タラちゃんの自立心」

妹の口紅がついたマスクをつけているところをクラスメイトの女子に見られたとな。 口紅とかティッシュとか妙に性的な話だった。

ミラクル☆トレイン〜大江戸線へようこそ〜 #11「3年後のプロポーズ」

なんという振り幅の大きさ……。ベッタベタな話なのに不安煽るのがうまくて見入ってしまった。 「改札」「ボロボロの携帯電話」「大丈夫かなそんないい娘で」「迷子になったり交通事故に遭ったり」「駅でも他の客に見られていない」「この出口ってこんなんでし…

ロウきゅーぶ!/蒼山サグ/電撃文庫

第15回電撃小説大賞銀賞受賞作品。スポーツ推薦で入ったバスケ部が不祥事を起こし休部になってしまい目的を見失った主人公が、女子小学生バスケ部のコーチをすることに。ロリコンスポ根小説。主人公のこういう内語一人ボケツッコミはそろそろ飽きてきた。

曲矢さんのエア彼氏(2) 木村くんの裏設定/中村九郎/小学館ガガガ文庫

続編のはずなんだけど、前回ラストで明らかにされた伏線は全く繋がっておらず。なんだろうこれ…… 前回ではどちらかというとボケ側だった主人公は今回ツッコミに回っていた。

エンジェル・ハウリング(3) 獣の時間/秋田禎信/富士見ファンタジア文庫

前半は2巻フリウ編と被るヌアンタット高地の村での死闘、後半ではミズーと強い因縁を持つ女戦士ジュディアと出会う。 この巻はエンハウの中でも特に読んでて疲れた。主人公がズタボロで精神的にピリピリしてて、その割に絶対に休もうとしないからなあ。秋田…

魔術士オーフェンはぐれ旅 我が運命導け魔剣/秋田禎信/富士見ファンタジア文庫

「ふむ。つまり君はこういうわけだな?君がその新聞紙を百回折り畳んだなら、世界は崩壊すると。よし、看護夫を呼ぶから二歩ほど退がってくれないか?」 「いえ、ドクター・フューリー!本当なんです!数学者として申し上げます。確かにこれは世界が壊れる唯…

秋田禎信BOXの献本を頂きました

秋田禎信BOX作者: 秋田禎信,草河遊也,椎名優,きゆづきさとこ出版社/メーカー: ティー・オーエンタテインメント発売日: 2009/12/22メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 221回この商品を含むブログ (63件) を見る 秋田禎信BOX発売が近づくにつれ生活に張りが…

ひとり暮らしの利点は、箸の色の組み合わせが違っても文句が出ないということだ。 難度においてひとり居酒屋>>>ひとカラ・ひとりメシ・その他 家呑みならよくしてるのだけど。 カレーショップでライス、ナンが別料金ってよくあるのかしら。なんか釈然とし…

ミラクル☆トレイン〜大江戸線へようこそ〜 #10「大江戸線にほえろ!」

毎度毎度導入の手口がひどすぎる……。 あかりちゃんの「ソッチ」認定に全男性視聴者が泣いた。 都庁前さんの小清水への説教はアニオタがアニメーターに説教してるようなもんだなあとか考えるとちょっと笑ってしまう。というか色紙隠そうよ! パソコン!もんじ…

クレヨンしんちゃん「上尾先生の秘密の週末だゾ」「幼稚園でバザーだゾ」

ゲストに小野坂昌也久川綾吉田小百合。三石琴乃と富沢美智恵も合わせてセーラー戦士率たけえ。

放課後の魔術師(1) オーバーライト・ラヴ/土屋つかさ/角川スニーカー文庫

第12回スニーカー大賞奨励賞受賞作。草食系現代学園異能。というか単に女性読者を意識してるだけか。最近『スクランブル・ウィザード』とか教師主役の作品を立て続けに読んでるなー。ヒロインが「私の身体で返してあげる」とか言って男に迫ってきた時はどう…

閉鎖師ユウと黄昏恋歌/扇智史/ファミ通文庫

第5回えんため大賞編集部特別賞を受賞した作者のデビュー作。優柔不断な主人公が、異世界との孔をふさぐ役目を持つ少女と出会ったことで変わっていく。二人の女性の内どちらかを選ばなければならないとしたら、しかもそれが彼女たちの生死に関わってくるとし…

地球保護区/小林めぐみ/ハヤカワ文庫JA

『回帰祭』の姉妹編。環境汚染により一度捨て去った地球に戻りたいと思う人たちと、過ちを繰り返さないために愚かな人類から地球を保護しようと考える人たちの対立を描く。作者本人曰く迷いなく書けたとのことだけど、ちょっとストレート過ぎる気もする。ヘ…

ダ・ヴィンチ 新ブンゲイ・クエストで見るエンタメノベルの最前線!!

ダ・ヴィンチ 2010年 01月号 [雑誌]出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2009/12/05メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ (16件) を見る 「ジャンルの枠を超えて活躍する人気作家」ごとに、その愛読者に向けた文庫(主にラ…

洗髪設備設置義務付けに係る条例改正について実家のある群馬でも改正されてた。 暗闇の中、車のヘッドライトに照らされて白く光る女子高生の太ももに感動する。 小野不由美スレは代表作が長らく停滞・完結してない作家とは思えないスレの統制具合だなあ。 楽…

それでも町は廻っている(6)/石黒正数

歩鳥の株が妙に上がってきている気がする。ご町内での愛され度的に。「あいつはなんでも楽しめるからな 歩鳥は無敵だ」とか言い出したり……はしないか。 紺先輩は「親友」でタッツンは「友達」なのか。まあ扱い的には分からんでもないけど、何故あえて言わん…

ぐらシャチ/中村恵里加/電撃文庫

ファーストコンタクトガール・ミーツ・ボーイ。つまりは『星虫』であり『レスト&ハーウィン』であり『カナスピカ』であり、そして何よりもう一つの虎くんと安藤さんの姿、とは言えるだろうか。『あたしのエイリアン』なんてそのものズバリのタイトルのシリ…

魔術士オーフェンはぐれ旅 我が夢に沈め楽園(上)(下)/秋田禎信/富士見ファンタジア文庫

第2部東部編本格開始、の前にちょっと温泉で一休みする番外編。「背約者」から引き続き上下巻構成だけど、あちらと違ってやらなきゃならないことの密度が薄い分、いつになく会話劇も地の文の秋田節もノリにノっている。某作家なら「これは100%趣味で書かれた…

12月の文庫・コミック等発売予定

http://www.honya-town.co.jp/hst/HT/kinkan/bunko/01_b.html http://www.honya-town.co.jp/hst/HT/kinkan/comic/01_c.html http://ranobe-mori.net/2009/12/ 12/1:新井円侍『シュガーダーク 埋められた闇と少女』(asin:4044748047) 12/4:片山憲太郎・山…

「みつどもえ」アニメ化までの道

みつどもえ 8 (少年チャンピオン・コミックス)作者: 桜井のりお出版社/メーカー: 秋田書店発売日: 2009/12/08メディア: コミック購入: 4人 クリック: 42回この商品を含むブログ (47件) を見る http://www.mitsudomoe-anime.com/ 週刊少年漫画板のこのテンプ…

あるNTR属性持ちが好む小説選 中間発表

あなたが寝取られだと思うものが寝取られです。ただし他人の同意を以下略。 実用性(?)より精神的にくるかどうかを重視している気がします。あとうおーレイプレイプレイプみたいのはあまり好きじゃないです。 性質上ネタバレ含みます。 谷崎潤一郎『痴人の…

こたつは外からパっと見で電源がついてるかどうか分かりにくいから度々つけっぱなしで外出してしまう。 駅の証明写真を撮る機械で若い夫婦が赤ん坊を撮影しようとしてた。その時には用途が思い浮かばなかったのだけど、パスポート用だったのかなあれは。 駅…

天体戦士サンレッド #35「第三の漢"雷の戦士"登場危うしサンレッド!知将見参!!」

ゲドンくん結婚おめでとー タイザ君に対するイエローの話し方が良いなあ。親戚のオッチャン的な 最近地元密着度が高くて区役所の皆さんまでEDに出演してたので花びら大回転をそのままやるとは思わなかった。

ミラクル☆トレイン〜大江戸線へようこそ〜 #9「男たちのミラクル☆トレイン」

電車に足を踏み入れたとこまででアバン切るとことかできてんなあ。 手違いでも悩みを解決しないと帰れないとか乗ってきた方に問題があるとかなんという勝手な。 運動不足とかレストランとかトイレットペーパーはシングルかダブルかとか都庁さんのやっつけ仕…

散歩もの/久住昌之 谷口ジロー

『孤独のグルメ』のコンビによる同系統の作品。谷口ジローの作画は素晴らしいけど、主人公のキャラが平凡だから、ぼやきがちょっとうざったい。

ゆびさきミルクティー(8)(9)/宮野ともちか

3年ぶりの新刊。表紙の塗りがちょっと濃くなっていたけど、話の方は相変わらずだった。まあ内容的には3年前に最後の休載直前まで載ってた奴を加筆修正した奴だから当然っちゃ当然だけど、今ヤングアニマルに載ってる奴を見ても特に心配は要らなさそうだ。こ…

煉獄のエスクード/貴子潤一郎/富士見ファンタジア文庫

あんまりエロくなかった。あと貴子潤一郎ってファンタジアにしては珍しくずっと絵師固定なのな。

白山さんと黒い鞄(1)(2)/鈴木鈴/電撃文庫

なんかヒロインのひとが最終的にひどいことになるらしい『吸血鬼のおしごと』で有名な作者の新シリーズ。至極真っ当な学園異能だった。ヒロインがヒロインを使役する、っていう形は目新しいと言えば目新しいのかな。

ブギーポップ・アンバランス ホーリィ&ゴースト/上遠野浩平/電撃文庫

二人組の義賊として世間を騒がせる少年少女の話。逃走劇っぽいという点では「パンドラ」と一緒だけどこっちの方が好きなのは、単に主人公が二人だからってだけなのかもしれない。「正義の味方」の話としても凪ちゃん主役の話よりこれくらいの方が好感を持て…