伝染病シミュレーション小説。海外から感染者が入国してミドリ市でその猛威を振るうまでの緊迫感から、作者が綿密な取材を重ねたことが窺える。問題は、これ別にズッコケシリーズでもいいんじゃないか、ということ。いつもの三人組が病気にだけは手も足も出…

新訳ブームを起こした大傑作……なんだけど、1巻で挫折してしまった。『罪と罰』を10年前に読んだ時は特に難しいとは思わなかったのにーっ。こらえ症がなくなってきてるなあ俺。

短編集。といっても普段から1巻分に幾つかのエピソードを組み込んでて連作短編集みたいなもんだけど……。 1話目は転校生として学園にやってきたティファニアの話。男どものバカが全開。久々にオスマン校長のお茶目な態度が見れたのもよかった。 2話目は、しょ…

NTRスレ経由。荒廃した近未来っぽい都市が舞台。嫌っている父親と慕っている姉が、希少な血を残すために……。贅沢を言うなら、姉のキャラをもうちょっと立たせてからの方がよかったんだけど、サプライズを優先する人にはこちらの方が好みかもしれない。

NTRスレ経由。地球回帰物？とでも言えばいいのか、そんなのの一端。主人公は復興のために地球で仕事をするんだけど、ツンデレヒロインの方は生の青い空を見ると癲癇的なものを起こすという人類の多くが持つ病気からついていけない。宇宙を隔てた遠距離恋愛。…

考古学ツンデレラブコメ。この人は教養あるのは分かるんだけど、それが話の面白さに繋がってこないんだよな。薀蓄が下手。そしてそれをなくすとテンプレのツンデレヒロインしか残らない。……うーん、『海賊船ガルフストリーム』が奇跡（いやそこまでではなか…

第9回スニーカー大賞優秀賞受賞作。ご町内能力バトルもの。戦闘描写は活き活きしてて読みやすくてよかった。が、キャラクターにはいまいち好感が持てなかった。

TSメイド物、という煽りに引かれたものの、肩透かし。意外というかなんというか、フッツーに推理小説していた。主人公がEカップEカップ連呼するのは面白かったけど、それだけといえばそれだけ。発展性がない。少女小説出身の作家らしく、ティーセットなどに…

原作：小林立。乳袋とぱんつはいてないと百合を堪能する麻雀アニメ。原作漫画では特になんとも思わなかった乳袋が、何故かいいものに見えてくる不思議。色彩設計がいいのかな。

原作の小林尽の漫画が苦手で、このアニメも苦手な方のシャフトかと思ってたんだけど、3話辺りから風向きが変わってきたような、そうでないような。演出はともかく小ネタを抑えてストレートにやってくれれば好きになれる、かも。

原作はかきふらいの萌え4コマ漫画。なんかスタッフが女性メインらしい。「」が黄泉お姉ちゃん黄泉お姉ちゃん言うから水原薫が出演してるのかと思ったら俺のバカバカ！噂通り堀口悠紀子キャラデザ・総作監による女の子は少女漫画っぽくて可愛らしい。とりあえ…

モーちゃんが製菓会社の抽選を当て、三人組はハワイ旅行に。そこでハチベエの先祖を知っているという人と偶然出会う。 どう考えても到達してない巻数なのになんだかストーリーに覚えがあるなあと思ったら、アニメで観てたらしい。旅行に行くまでのパスポート…

第10回ファンタジア長編小説大賞審査員特別賞受賞。巨人機関、第二脱出速度蛙といった単語が飛び交う奇妙な未来をエルロイ文体（？）で描写した変な作品、というのが当時の自分の評価。『スプライトシュピーゲル』もこんな感じなのかな。でもそれらは単なる…

ルイズの里帰りその2。ラノベでは母親は最強キャラの法則が発動。アンリエッタは口ではサイトのことを諦めたというものの、評判を聞く限りまだまだ波乱があるっぽい。先の戦争を反省したと言う舌の根も乾かぬ内から教皇に絡め取られてるし……。作者の趣味がな…

『ご愁傷さま二ノ宮くん』の作者による、観測範囲内では『二ノ宮くん』より評価が高い青春小説。なんだけど、性格の不一致により合いませんでした。この人はDQNキャラを描くのがうまいなあ。

新城カズマの描く現代伝奇学園モノ。今まで読んだ氏の作品の中では一番趣味が出てない気がした。ポン刀振り回して化け物と戦いながら転校を繰り返す少年が主人公、とそれだけ聞くと自分好みの設定なんだけど……なんだろう、肉付けしてない物語の骨組みをその…

真下耕一の『Phantom』！9年前にこの枠で『NOIR』が放送された際、『Phantom』のCMが流れて以来因縁づけられていた組み合わせが実現。……したんだけど、これ、真下っぽいかなあ？真下っぽい、というのがどんなのかというと、少なくともここ10年の作品において…

「アイツはここで、あんな鈍感なアホのままで生きていられるくらいに―――幸せに暮らしてたに決まってる！それで―――本当はきっと、こんな風にうちにやって来ることは偶然なんかじゃなくて、ずっとずっと前から決まってたのよ！」 電撃G`s magazine及び公式サイ…

Baby Princess〈1〉 (電撃文庫)作者: 公野櫻子,みぶなつき出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2009/04/10メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 48回この商品を含むブログ (45件) を見る とあるトゥルー長男が「家族が全員表紙に入ってなきゃ死…

第11節。登場人物はオーフェンとコルゴン。 ここでコルゴンが魔術士の憂鬱に陥っていることが判明。ユイス・エルス・イト・エグム・エド・コルゴン・サンクタム・メランコリー。 銃弾を避けるとかいつから魔術士オーフェンはファンタジーになったんですか！ …

3段組16ページ。文藝春秋社のサイトで冒頭部分が立ち読み可。内臓や筋肉といった体の一部が、自覚のないままネジ、歯車といった機械になってしまう「機械化病」。しかしそれで痛みがあったり、ましてや死んだりするわけではなく、機械は病気になることもない…

できるだけ給付額に近いシリーズを選んでみたよ。なお、65歳以上の者及び18歳以下の人については考慮しておりません。 ラグナロク+ラグナロク.EX（20巻)：500×1+560×10+588×1+600×1+609×2+620×2+650×1+651×1+680×1=11,727ラグナロク―黒き獣 (角川スニーカー…

朝、ガムを噛む習慣がついた。顎を動かすと目が覚めるような気がするんだけど、夕食が遅いと朝起きてすぐは食欲がないので。 あったかくなってくるとシャワーだけで済ましても湯冷めしにくくなるのがありがたい。 地デジ促進のCM、「驚かせてしまってごめん…

再放送で1話を初めて観た。考えてみたら「おいらのぜんまいキコキコしちゃう〜」って決め台詞はどうかと思う

大きいお姉さん取り込み型戦国無双？『劇場版テニプリ』のI.G。1話は腹抱えて笑ってたけど、それでお腹が一杯になって一週間の間に次を観る気が失せてしまった。メリハリの連続だけで時間を埋めるゼーみたいなのがなー。

原作：河森正治及びロマン・トマ。監督：板垣伸。シリーズ構成：佐藤龍雄。制作：サテライト。『マクロス』後継と思われるビッグプロジェクト。ますみん演じる下品にならないお姉さんキャラのエロスにサテライトお得意のCGによるロボットバスケ。分かりやす…

およそアニメ『ドラゴンボールZ』といえば丸々1話かけて「はああああ……」と気を溜めるだけだったり全開までのあらすじがやたら長かったり引き伸ばしがひどいことで有名であり、それを再編集したバージョンというのに興味はあったんだけど、音声まで再録にし…

枠・スポンサー・スタッフと全て揃った『マイメロ』後番。「空から女の子が」「空からお金が」「空から宝石が」←今ココ。彩夏みゆきち平野宮野宍戸とキャスティングも結構オイシイ。今のところあまり弾けてる感じはしないけど、こなれた話運びで安心して観て…

原作：あだち充の野球アニメ。すごいちゃんとあだち充してて困った。戸松遥が作品世界に馴染んでるのもいい。朝アニメにぴったりの爽やかさ。原作読もうかな。 「南ちゃんを探せ」を髣髴とさせる「青葉を探せ」は延々と駒沢学園女子高校野球部の部員を紹介し…

「女なんか、嫌いだ〜っ！」「おまえ、輝いてるぜ！」「オトされて、たまるか！」「泣かせて、ゴメン。」「好きだ、好きだ、大好きだ〜っ!!」の全5巻。 地球を癒すために月からやってきた、興奮するとうさぎの姿になってしまうお姫様との押しかけラブコメ。…