2008-06-11から1日間の記事一覧

センセイの鞄/川上弘美/文春文庫

清水マリコのことを評して「もし川上弘美が好きなら必ず読むべき作家」という言葉があるらしく、それならその逆、川上弘美を評して「もし清水マリコが好きなら必ず読むべき作家」というのも成り立つのかしら、という考えから読んだ。小泉今日子主演でドラマ…

荒野/桜庭一樹/文藝春秋

第一部感想、第二部感想 山野内家の伝説。少女は如何にして母親という存在を受け入れ、対等の立場に至り、これを乗り越えたか。あるいは、黒縁眼鏡を外さないで(セーラー服を脱がないで風に)。俺が秘密組織のただ一人の生き残りだ! やがてぎゅうっと抱き…

モモタノハナ/井ノ本リカ子

あれ、この人の漫画ってこんなにニヤニヤ指数高かったっけか。単純にエロの足し算引き算では分からないこともあるのだなあ。自分は井ノ本リカ子のエロ漫画を完全にエロ漫画として受容していて、この漫画はエロ以外エロ漫画とやってることは大して変わらない…

イタズラなKiss #7「イジワルなKiss」

感動したので、思わずぺたぺたと。 うおおーこの90年代全開な絵柄が我々の年代にはご褒美です!ぶっとい睫毛とか、顔面積に占める目の割合の多さとか、頬の///線とか、髪のギザギザな光沢とか。このKOTOKOさんを可愛いと思わない入江君は平成生まれに違いな…

サザエさん「小さな見張り番」「おにぎりの独り言」「傘がうれしい雨の駅」

コンビニでおにぎりを買うというアナゴさん。おにぎりはやっぱりツナマヨDAYONEと口を揃えて言う子どもたち。ツナマヨを知らない波平。「若い人たちの中では流行ってるんですよ」と謎のフォローを入れるフネ。おにぎりにマヨネーズが入ってるのか、と驚く波…

RD 潜脳調査室 #9「職」

濡れ場直後のシーン、書記長をあれやこれやしたその本人の素手でおにぎりを握って、それを親父に差し入れするって流れが、作り手が分かっててやってるなら意地悪いし、分かってないなら無神経だよなあ。

『しもそ』別冊文藝春秋にて紹介される/『籠の中の15分』の解釈/『オーフェン』のこと/『火の粉』のこと

ひとつめ 別冊 文藝春秋 2008年 07月号 [雑誌]出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/06/07メディア: 雑誌 クリック: 2回この商品を含むブログ (4件) を見る 今月の別冊文藝春秋にて、『誰しもそうだけど、俺たちは就職しないとならない』が紹介されていま…

岡本倫、「何度見ても、何度聞いても涙してしまうモノは?」という質問に「カノン・・・。」と答える

エルフェンリート 1 (ヤングジャンプコミックス)作者: 岡本倫出版社/メーカー: 集英社発売日: 2002/10/18メディア: コミック購入: 3人 クリック: 127回この商品を含むブログ (77件) を見るKanon ~Standard Edition~ 全年齢対象版出版社/メーカー: KEY発売日:…

男である自分が逆ハーレム物を楽しむということ

それって、自分の場合、複数の男視点から浮かび上がるヒロインの可愛さを堪能することなのかな、と思ったりする。男キャラが複数いるのは、主人公からそれだけの魅力を引き出すため。また、主人公が可愛ければ可愛いほどそんな彼女にベタ惚れな男連中の気持…

『ときメモ』って恋愛資本主義?いや読んだことないけど本田透。 ヒデユキ・キクチ、とか書くとちょっとオシャレさんに人気のブランドっぽい。 この記事のタイトルが、「3-DOGで全編リニューアル」に見えた。押井監督だけに。 「声優は2.5次元だからセーフだ…