モモタノハナ/井ノ本リカ子

モモタノハナ (MFコミックス アライブシリーズ)


あれ、この人の漫画ってこんなにニヤニヤ指数高かったっけか。単純にエロの足し算引き算では分からないこともあるのだなあ。自分は井ノ本リカ子のエロ漫画を完全にエロ漫画として受容していて、この漫画はエロ以外エロ漫画とやってることは大して変わらない筈で、なら引き算されてる分単純に満足度は下がるもんだと思ってたんだけど……なんかよかった。なんて言えばいいのかな、なんでここでエロが入んないんだよっ!というような違和感がなかった。なのに満足。こっちの心がまえの問題なのかなあ。

井ノ本リカ子の書く女の子はむちむちですごく柔らかそうでかわいくて、ちょっと下品だ。振る舞いや言葉がどんなにおしとやかでも、そこはかとなく崩れやすそうだ。おかしな言い方だけれど、質の良い下品さがある。そんな少女たちがギリギリのラインで矜持を保っているような、危うさがいい。

http://defeated.jugem.jp/?eid=588

あれ?一般向っ?

でもなんか直接的なエロ表現なんか皆無なのにもろにエッチしてる場面出してるヤングチャンピオンものなんかより断然エロいぞ?

http://d.hatena.ne.jp/naruo0926/20080322/p1


ゆゆぽが帯でオススメしてるのは、女の子の体型がまるでたらこパスタを食いすぎたようにむちむちしているからに違いない。てか、「超・赤・面!(ぅおっぱぁい!)超・純・情!(ぅおっぱぁい!)」て。『RD』といいむちむちぽっちゃりブームが来ているのか。