テキストサイト出身のラノベ作家/引きこもり世代のトップランナー


今年アニメ化された桑島由一神様家族」、滝本竜彦NHKにようこそ」、ヤマグチノボルゼロの使い魔」。この3タイトルには一つの共通点があります。それは、作者が3人ともテキストサイト界隈の出身者だということです。前の二人に関しては、あまりその界隈に詳しくない私でも名前は知っているほどの有名サイト、「クリアラバーソウル」と「HEXAGON」をやってましたし(というか今でもやってる)、滝本竜彦に関してはhttp://artifact-jp.com/mt/archives/200309/takimototalk.htmlで知ったのですが、これらのサイトを当時見ていて、自分でサイトも運営していたようです。さて、この3人の著作が揃いも揃って同時期にアニメ化したというのは、はたして偶然でしょうか?


……というところから始まって、本田透辺りも絡めてその辺の、「なんかweb上で面白げなこと(創作サイトへの投稿とか、そのものズバリな物は除いて)をやっていた人が作家になる」ということについて考えようと思ったのですが、前述した通り、私自身、肝心要の当時のテキストサイトに造詣がまるで深くないので諦めました。今から調べようにも、こういうのってその当時の雰囲気が分からないとなんとも言えないしなあ。しかも、桑島由一滝本竜彦ヤマグチノボル(ご指摘受けて修正しました。け、ケアレスミスなんだからねっ!……そういえば、この二人の初TVアニメ化作品て、「グリーングリーン」ってことになるのかな)はエロゲーライターとしての経歴とかも考慮しなきゃいけないからややこしい。誰か書かないかな。


ただ、言えることはみんなある種のネタ文章が書けるってことと、自分自身をキャラとして売り出してる、ってことくらいかなあ。ヤマグチノボルは1冊しか読んでないので、なんとも言えないんですが、そんな感じはする。


そういえば、谷川流が書評サイトやってたってのはどこから出てきた話なんだっけ。