• 部屋の中にいても耳が痒くなるのでイヤーマフをつける。
  • 評判のインド料理店でカレー食ったけど、うーん……?辛さが勝ちすぎてよく分からなかった。
  • あずまんが』について。「当初、AT-Xでは1話中のエピソードを分割して、月曜から金曜の帯番組として放送した(この枠ではエンディングは省略)。当初の放送形態はこれだけとの事だったが、後に地上波展開と合わせて30分バージョンの放送も決まった。」
  • ビバップ』実写、この場合吹き替えってどうなるんだろう。山ちゃんは『スピード』でキアヌやってるみたいだけど。
  • 石原慎太郎と『人狼』
  • loveless』に寄せて。「この手のをアニメ化するとどこからともなく凄腕女性原画さん達が集まってくるって本当かしら?」
  • 真綾販促トラックなんてものが走ってたらしい。
  • 「人付き合いの行為に意味あるのとかいっちゃうなんて麗は本当に「」向きだなあ」ごもっとも。
  • さくらの日記を読んで例の樹形図を作成したい衝動に駆られたが、ゴッド自らすると言っている以上意味のない行為だと考えやめた。
  • 麗のことで決め手がヒカルになるとは思わなかった。
  • じゅらって人の『純情サディスティック』というエロ漫画を読んだ。……どうも男が『ドージンワーク』のヒロユキっぽい。と思ったら、あとがきのスペシャルサンクスのところに氏の名前が。
  • 土居坂崎ってああいう危ない橋を渡って受けを狙う作家だったか……違うのか、と言われると否定できる材料がないな。それほど土居坂崎のことが分かってるわけでもないし。

エロアニメにゆるみ口が導入された事例

連鎖病棟 [Karte-1] [DVD]

連鎖病棟 [Karte-1] [DVD]

連鎖病棟2 [DVD]

連鎖病棟2 [DVD]


ゆるみ口について 女性エロ漫画家の口描写のこだわりが凄い件に関連して。milkyの『連鎖病棟』(selen原作)を思い出した。どうもこれって原作の原画を担当したすめらぎ琥珀氏の画風らしいんだけれど、そのまま再現したエロアニメは初じゃないかな。

続きを読む

『あいつがそいつでこいつがそれで』第8、9節(第74〜94回、95〜97回)感想まとめ

第8節の登場人物はクリーオウとコルゴン。第9節はオーフェン、コギー、サルア、メッチェン。雑記12月18日から1月23日分まで。

  • 青年は荒野を目指す。キムラックを抜け、アーバンラマに向かうために。クオのゴーストとかいきなり出てきたら笑うな。
  • 緑色を強く意識、ということについてはディープドラゴン関係か、緑の全身タイツを着ていたあいつのことがいまだ心に影を落としているのか。後者に関しては本編の方で決着がついてるものと思ったけど、まあそんなすぐには割り切れないか。
  • 遮蔽物のない荒野で野営、ってどんな気分なんだろうな。ファンタジー小説ではよく見られる光景だけど、日本から一歩も外に出たことのない人間には想像つかない。
  • コルゴンがティッシを指して「それなりに手強い」っていうのって、「苦手」と同じくらいの意味にしか聞こえない。
  • クリーオウが常識人に思えるほどの天然っぷり。コルゴンはこういう奴だって分かってればなかなか面白いんだろうけど、そうでなければ何をしでかすか分からない恐怖の対象なんだよなあ。ある程度っつうかかなり付き合いがあるティッシですら、「凶暴」扱いだもんなあ。いや理解してるからこそ「凶暴」扱いなのか。
  • 「あの時」以来まともに食事を取っていない?この調子だと魔術使えないとかもありそう。どんどんメッキが剥がれてくなー。繊細すぎるがなあの夫婦。おまけに服薬暗殺者と来たか。
  • 「脂の塊のようなもので、脂の塊のような味しかしない、実際に脂の塊ではないかと思える脂の塊だが。」結局脂の塊じゃねーか!
  • 「俺の名前の数は、計画の数だ。」
  • クリーオウが使ってた謎の薬物に関しては、詳細が分かんないけど、結構あぶなっかしい代物っぽい。キムラック人から手に入れたってだけで、ネイムとの繋がりをどうしても連想しちゃうしなあ。
  • 「習得においては、謙虚さは都合が良い。ただ発揮する時には邪魔になる」西部編でクリーオウが死なずに済んだ理由がよく分かる。
  • あの野郎、なんていうようになったのはオーフェンやコルゴンよりティッシの影響だと思う。天魔の魔女の姉妹だからなー。なんだかんだ言ってオーフェンはそこら辺配慮しそうだし。
  • 本格的なアクションはシャンク以来だわー。萌ゆる。
  • 「変わってしまった自分は、わたしたちといっしょにいられないって、あいつは思ってる。」あー。言われればなるほど納得なんだけど、ラストのあのオーフェンの行動はポジティブなものから来ていると思っていただけに、少々意外でもあった。
  • いい最終回だった。実際クリーオウに関してはもう何も語ることがなさそう。完全に覚悟完了しちゃってるし。
  • 「キリッ」としてるコギーは可愛いなあ。


他。

どうしてライトノベルの絵師ってPNがシンプルな人が多いんですか?

HIMA 415 也 ブリキ うなじ シンゴ COM ぺこ をん 絶叫 ぱこ よう太 せんむ 歩鳥 魚 Ein SK あっと ヤス 宮城 カズアキ ゆでそば しゃあ 3 みずき u 津雪 笛 作々 立羽 やすゆき ポコ カラス さっち カントク Dite かわく AKIRA るろお ともぞ 和紗 朝未 双 イノコ まりも bb Bou なもり kyo じろう こぶいち カズオキ うき しゅー ぷよ かぼちゃ えぃわ きくらげ も わかば 博 太郎 連 しろ ニリツ左 KEI 珈琲 たけひと 壱 moo RAMI 介錯 フミオ GOW てくてく 海苔 まくら Chiyoko 愛姫みかんのり太 加茂 なぽる オイコ ゆうろ 煉瓦 とんぷう URA カシマミ 五臓六腑 D.K じじ 甚六 一美 hippo しめ子 Azusa むー


タイトルはAskJohn風。ってまあ、上のPN群は勿論恣意的な抽出をしてるので、実際はそこまでではないんだけど、なんとなくここ数年「googleで一発で出てきづらいようなPN」が増えたのかなあ……?とは思わなくもない。(文章書きの方の)著者名は、苗字と下の名前が揃った、比較的現実離れしてないものがほとんどなのに。なんだろう、ケータイ小説の作者名に下の名前だけのPNが多いのと何か関係があるのかしらん。或いは、同人やwebで活動してた頃からのPNで、プロとして仕事するに当たっても特に変える必要を感じなかっただけ、とか。


漫画家やアニメーターではそういう変わったPNってあまり見ない気がする。逆にエロゲンガーの人たちには結構いそう。エロ漫画家の人たちは妙に変わってるのシンプルなの比較的普通のと色々。


当然、こんなことがその人のイラストレーターとしての何らかを左右するはずもなく、人様のPNに文句をつける気は毛頭ありません(てか自分もHNに十分適当なつけ方してるし……)。みんなもっとSEO対策しっかりやれよ!と主張したいわけでもなく、単にこういう現象が起こっているということを確認したかっただけです。念のため。

GOTH モリノヨル/乙一×新津保達秀/角川書店

GOTH  モリノヨル


映画にインスピレーションを受けた(らしい)乙一が書き下ろした、俺KOEEE小説の傑作『GOTH』(感想)の番外編+その内容に沿った森野の写真集。基本的に単発物しか書かない作者にしては珍しいのかな、と思ったけど元々『GOTH』はザ・スニに2話だけ掲載されてその後書下ろしを加えて単行本化、という経緯があったな。連載か読みきりか、そこら辺の扱いはよく分からないけど、乙一作品の中でも少々特異な立ち位置にあるのかもしれない。


副題は「森野は記念写真を撮りに行くの巻」。モデルに演技されることによって作品が記号化されることを嫌い、演技できない被写体―――死体を作り、それをフィルムに収めることを繰り返してきた写真家が、過去「撮影」をした現場で森野と出会う。……『GOTH』って語り手=主人公の内面を全く描かないことで彼を人外たりえていたと思うのだけど、今回は饒舌なくらいに語り手(「僕」ではなく犯人の方)の心情を書き込んでいて、違和感を覚えた。「土 Grave」などは、語り手が「僕」ではなかったけれど、ここまで説明的ではなかった。

この作品で書かれるのは『敵=妖怪=異常者』としての殺人者ではない。むしろ文学的な『人間』に近い。書かれるのは一人の『生』を持った、生身の人間である。まさに自然主義的リアリズム。

http://d.hatena.ne.jp/kamiharu/20081221/1229850722


或いは、絵に描いたような『人間』、絵に描いたような猟奇殺人事件という、これも一種の記号化なんだろうか、とかなんとか。


あと、球体関節人形云々ってお義父さんの影響っすか。

ラブ★ゆう/七月隆文/集英社スーパーダッシュ文庫

ラブ・ゆう (ラブ・ゆうシリーズ) (スーパーダッシュ文庫)


ゲームの中から出てきた女の子にお隣のお姉ちゃん、謎の生徒会長、ツンデレお嬢様などをヒロインとするハーレムラブコメ。同作者の『白人萌乃』ほどはっちゃけてはいないけど、散りばめられた小ネタの使い方がなかなか性に合ってて面白かった。序盤のテンポが少々掴み辛いのがマイナス。


しかしヒロインがゲーム内で「かしこさ40」だからこちらの世界でも頭が足りない、という設定には少々黒いものを感じてしまった。一部ギャルゲーエロゲーヒロイン……ラノベでも現代学園異能だと大抵ヒロインは日常生活に不慣れで、それを主人公が甲斐甲斐しくお世話してなんとか現代社会に溶け込ませるよう苦労するってのがお決まりのパターンだけど、それをこんな風に数字で表されると、「お前等こんなキャラが好きなんだろ?」と面と向かって言われてるようでなんだかぞっとした。実際作者がそんなこと考えてるとは思わないけど。ヒロインが前向きで成長する意欲があるというのが救い。

老ヴォールの惑星/小川一水/ハヤカワ文庫JA

老ヴォールの惑星 (次世代型作家のリアル・フィクション ハヤカワ文庫 JA (809))


4編中3編にそういった要素アリ(残りの1編はそもそも人間がほとんど出てこない)という、寝取られSF短編集。……とか書くと各方面から石を投げられそうですが、長年積んでいた小川一水を読もうと重い腰を上げたきっかけはそんなことだったりする。


NTR物の内訳は、地下迷宮に幽閉された政治犯たち。非文明的な生活空間において主人公が出会った少女。二人はやがて結ばれることになるが、敵対する勢力に彼女が攫われて……な「ギャルナフカの迷宮」。若い男女のカップルと、その女の方を想っている彼らの恩師。望めば何でも叶えてくれる仮想現実世界で、この三角関係は、もう一人の彼女を生む。男の目に映る恩師と親密にしている彼女は、果たして本物の彼女なのか。本物でないとしてどこに違いがあるのか……な「幸せになる箱庭」。事故で無人惑星の海に漂着。いつ来るとも知れない救助を待ち、通信機での妻(を始めとした人たち)との会話で孤独と無聊を慰めるが、声は聞こえるのに実際に触れることのできない寂しさに妻が耐えられなくなり……という「漂った男」の3編(※この文章の表現には一部誇張・演出が含まれています)。


……んー、でも、どうなんかなー。NTRっつうか、失恋を乗り越えるべき障害、成長要素としてストーリーの中に入れるってのは、まああるよなー。この3編の物語も、基本的には前向きな終わり方だし、NTR描写もそんなねちっこいものではないので、作者がそこら辺を意識して書いてるとは……いや、でも4編中3編ってのは偶然で片付けるにはやっぱり多い気はするなー。


そういう個人的趣向を除けば、「漂った男」が一番世界に入り込めた。表題作「老ヴォールの惑星」は鮮烈なはずの異種生命体のイメージを自分の頭の中で描き切れなかったのが残念。