2008-01-13から1日間の記事一覧

ブギーポップ・クエスチョン 沈黙ピラミッド/上遠野浩平/電撃文庫

むわ、むわわ。『ブギーポップ』シリーズ15冊目。10年間で15冊。もうそんなに、という気もするし、まだこんなもんか、という気もする。

孤独のグルメ特別版/原作:久住昌之 作画:谷口ジロー

10年ぶりの新作。「SPA!」に掲載。と言っても、自分は2年ほど前に某所のコラで知った人間の一人なので、久し振りという感じはほとんどしない。入院した先での病院食が舞台ということで、「街で見かけた初めての店に事前の知識全く無しで入る」というコンセ…

雲のように風のように

酒見賢一『後宮小説』のアニメ化。ファンタジーノベル大賞は三井不動産販売と読売新聞社が当時主催、日本テレビが協賛で受賞作はアニメ化前提だったらしいけど、そういったお堅い名前を看板に、あの作品をアニメ化してくれ、と言われて、製作スタッフはさぞ…

昭和の追想

http://d.hatena.ne.jp/FXMC/20071205/p1 拠点を持たず常に旅してるファンタジーはハーレム路線に行き辛いんじゃないですかねえ、とか。いや、かえってやり易いのかもしれないけど、逃げ場がない分人間関係がギクシャクしやすいだろう、というか。ほら、よほ…

ガガガ文庫3月の新刊予定に中村九郎『樹海人魚(2)』が

http://gagaga-lululu.jp/gagaga/release/index.html 発売されれば、中村九郎初のシリーズ物ということになりますね。幕引きが見事な作品であっただけに意外(前巻の感想)。この人が、現在のライトノベル業界においては珍しく単発作品ばかりだったのは、な…

T.O Entertainmentがライトノベル作家の越境を加速させる、のだろうか

T.O Entertainmentってのがどんな会社か、まだ私もよく理解していないのですが、公式サイトによると、 株式会社ティー・オーエンタテイメントは、作家、アーティスト、映像作家等、多数の人気クリエーターとエージェント契約を行い、各種コンテンツを創出し…

有川浩と桜庭一樹の「ライトノベル」への接し方

私の男作者: 桜庭一樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/10/30メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 442回この商品を含むブログ (447件) を見る 桜庭一樹は、まあその前に雑誌のライターやったりゲームのシナリオ書いたりしてるけど、現在の名義では199…

なんで書店の文芸棚って男性作家・女性作家で分かれてるんだろう、というのはちょっとぐぐっただけで多くの人が感じてる疑問だって分かるんだけど、結局まだ答えは得られていない。ちなみにネット書店だと、amazon/bk1/7&y/楽天で男性/女性作家の項目がある…