• google検索:勃ち読み。ちゅ、中学の時に……
  • 自分が過去に書いた文章に言及することが多くなってきた。ネタが尽きてきたことを嘆くべきか、自分の過去の文章から応用できるようになったことを喜ぶべきか。
  • ドラグスレイブって作中で初めて使ったのリナじゃなかったんですね。

おつかいで晴海へ




晴海時代に参加したことのない若輩者で、ホテル浦島を1回利用したくらいで特に思い入れとかないのだけど。ここであのイベントをやってた、というだけで何故か少し感慨深くなったりならかったり。おこがましい。

オタサーに必要なことは全てパセラで学んだ


というのは、大げさに過ぎるだろうけど。普通の人の集まりでも、二次会三次会カラオケってのは普通だし。でも、オタサーにおけるアニソンの「持ち歌」って概念は、普通の人たちのそれより強い気がします。大体においてああいう場で歌われる曲ってのは、彼らが依って立つ作品の主題歌が多いし、どういうジャンルの、どういう年代の曲を歌っているかで、その人がオタクとしてどういう育ち方をしてるかがなんとなく想像できる(作品は別に好きではないけど、主題歌は好き、ってパターンもあるにはあるけど)。それはそのまま、その人のサークルでの立ち位置に繋がっているんじゃないでしょうか、とか。


ちなみに、私が先日行った時に歌った曲目。覚えてる限りで。

2.5次元な声優の楽しみ方

実在する声優を二次元化した作品が好きです。最近では週刊少年マガジンサダタロー「あにMR」は面白かったし、アニメージュに載っていた豊島ゆ〜さく「アフレコせんにゅー記」は今でも単行本にならないかと思っています。「REC」で花見沢Q太郎が描いた酒井香奈子も可愛かったですね。あと、こんなのもあります。


一方で、声優を生で見ることにはそれほど執着がなかったりします。実際イベント等に足を運んでみると楽しいのだけど、自分からはあまり行きません。多分、そういう場に参加したのって、片手で数えられる程度じゃないかな。


多分、自分にとって声優ってのは、どこまでも2.5次元的な存在なんだと思います。きわめて失礼な話なんですが、生身の人間として意識することを避けたがる。当人の意識が及ばないところで楽しみたいというか。「うたわれ」ラジオの評判を聞いて、ゆず姐すげえなあとか力ちゃん可愛いなあとか言ったりはするけれど、実際にラジオを聞こうという気にはあんまりならない。ラジオとかだと、結構その人の素が出てる気がするから。


別に三次元に忌避感を抱いてるとかそういうことじゃありません。ただ、声優に関しては、フィルター越しに楽しむということが、既に自分の中で確立しちゃってるだけです。でも、ここらへんが声優好きではあるけど声優ファンではないなあと自分のことを認識してる理由なんだと思います。

何も意図しない作者はいないが、作者の意図の範囲内で収まる作品もない

http://d.hatena.ne.jp/NaokiTakahashi/20061030#p1

作品の意味の重層性は、もちろん作家が意図して重層的に書いてあることもあるだろうが、そんなこととは関係なく、解釈側の都合で勝手にそうなってしまったりもするものなのだ。


まさにその通り。自分の視点は大切にしたいけど、それが作者の意図であると混同しないように自戒。

最近、週刊誌や隔週誌でそのペース以外で連載される作品が増えていますね。

http://d.hatena.ne.jp/kaien/20061031/p1


前々からほぼ全ての商業漫画の発表媒体が定期刊行雑誌であることには疑問をもっていたので、こういう流れもいいと思う。商売的にどうなのかとかは知らんけどね。

12月の文庫・コミック発売予定


一般含め今年7冊目(!)のcuvieセンセ新刊は、ドラマCD付き。既にamazonでは予約開始してます(isbn:4894217147)。エロいのかエロくないのか、それが問題だ。富士ミスは、少ない時は3冊とかなのに、この月は一挙に7冊投入。電撃の発売日と一緒だから、書店の人は大変だろうなあ……。あとは、随分前から予告されていた涼元悠一GA文庫デビュー作。現在ではアクアプラスにいるそうですが、作家業は続けるのかな?

約束の柱、落日の女王/いわなぎ一葉/富士見ファンタジア文庫

約束の柱、落日の女王 (富士見ファンタジア文庫)


王宮での陰謀に巻き込まれ、不本意ながら即位することになった若き女王。しかし、彼女に味方はおらず、次第に孤立していく。そんな女王の元に突如現れた謎の男が、彼女と、宮廷を変えていく。第16回ファンタジア長編小説大賞準入選作。


うーん……うーん……?何をそんなに急ぐことがあるんだろう、と疑問に思うくらい詰め込んでるのが気になって、全くといっていいほど話に入り込めませんでした。逆に、キャラクターの心情とか、あんなにずらーっと言葉で説明しなくても、もちょっとぼかしてもいいと思うんだけどなあ。なんつうか、こっちが描いてほしいと思ってることと、作者の人が描きたいことが噛み合ってない感じ。わりと筋は面白いと思うんだけど。でも、他の人の感想を見るに、どうも自分に少ない分量の中から何かを読み取る感受性みたいなものが欠けているだけの気もする。


あと、微妙に嫌なことを言うと、これ同時代に女性の権利を認めてくれるような男がいないから、わざわざ2000年先から「先進的」で「理解のある」男を呼んだ、っていう話ですよね、とか。うーん我ながら卑屈な考えだなあ。

星界の戦旗Ⅱ 守るべきもの/森岡浩之/ハヤカワ文庫JA

星界の戦旗〈2〉守るべきもの (ハヤカワ文庫)


「敵は意外にバカです!」


ラフィールとジントは、それぞれ敵から取り戻した惑星の領主代行、副代行を命じられる。問題が起きたとの報を聞き、現地に降り立ったジントが見たのは、領民同士の内乱だった。


仕事への責任とか、文化的民族的衝突とか、宇宙時代の刑法とは、とかその他諸々。空と地上に引き裂かれた二人、って感じで盛り上がる。面白い。ロブナスⅡの自称代表者4人は、状況的には切迫してるのに、描き方のためかなんだか喜劇を見てるようですね。


でも、うーん、今回結構ハードな展開だったわけですが、多少ひっかかるところはあるなあ。なんとなく後味悪い。スポールさんとこの被害が予想以上に甚大だったかしら。そういえば、アーヴって、なるほど個性が強い面々が揃ってるけど、例えば「ザ・サード」のあの種族みたいに、人類に対してそれほど圧倒的な力を持ってるようには見えないなあ。……この出来事が、スポールさんと殿下との間に何らかの変化を生むことってあるんだろうか。その割にジントは緊急事態でも銃を携行してなかったりで、なんか、どうにも……。これがライトノベルレーベルから出てる話なら、任務を擲ってでも殿下はジントを救出に行ったのだろうか。なんとか軍人としての任務の方もうまく行くような解決策を(作者が)捻り出して。


あと、戦時に休暇貰いたいって言ってあっさり了承されちゃう軍隊ってどうなんだろうとか。いや、まあどうでもいいっちゃどうでもいいですが。


エクリュアさんとの三角関係は進展なし。