2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

妖聖記・妖聖還る・妖聖永遠に/竹河聖/角川文庫

80年代末-90年代初頭に書かれた、「風の大陸」の作者による人外ロリ小説。最初のきっかけと忍耐さえあれば後は自分だけを好きでいてくれる無垢な美少女ただし触手つき。自分の友人さえ殺した彼女を愛することへの葛藤……はわりとすぐに飛び越えて行動できる辺…

よく分かる現代魔法 #1「hello,world」

一応原作は3巻まで既読。で、アニメは3巻のぱんつはいてないネタから。それはいいんだけど、質感がなんか『D.C.』とかその辺のfeelのアニメみたい。

宙のまにまに #1、2「天文部へようこそ!」「ファーストスター」

原作は1巻読んで止まってるけど、アニメになって声がついてキャラクターが動いてみると面白いなあ。最初からアニメ向きの題材だったのかも。 「文学少女」シリーズの、草食系男子の主人公/楽しい部活に誘う貧乳の先輩/報われないツンデレ同級生、という構…

プリンセスラバー! #1、2「馬車と姫君」「学園と再会」

しゅごキャラ!演出と脚本とアニメーションディレクター・総作監による本格美少女アニメ。なんか最近、こういう後藤圭二とか細田直人とかが好きそうな体つきのキャラデザが苦手になってきてるなあ。しゅごキャラ!の等身は平気だったんだけど……。 監督の金澤…

“不思議”取り扱います 付喪堂骨董店/御堂彰彦/電撃文庫

不可思議な力を持つアイテムを取り扱う骨董店の話。連作短編集。不思議少女気味なヒロイン始め、少女漫画風味。秋田書店の雑誌とかに載ってそう。

魔術師/サマセット・モーム 田中西二郎:訳/ちくま文庫

NTRスレ経由。19世紀末-20世紀初頭イギリスに実在した神秘主義者アレイスター・クロウリーをモデルとした魔術士を描くオカルト小説。主人公の婚約者が嫌悪感を抱きながらも魔術師の謎の力によって堕ちていくくだりの圧倒的なイメージはすごかった。

なぎさの媚薬(1)〜(4)/重松清/小学館文庫

過去に戻り、悔いのある初体験をやり直させてもらうことができるという娼婦・なぎさにまつわる物語。 性的なトラウマを持つ男が女に癒されるってのはまあ昔からあるとは思うんだけど、どうにも90年代っぽいなあと感じてしまうのは自分の価値判断の基準がそこ…

天使のレシピ(1)(2)/御伽枕/電撃文庫

しにがみのバラッド。恋愛編。つまり普通の人々の日常を非人間の傍観者が見つめる的な。読者サービスとしてじゃなくて、いや読者サービスもあるだろうけど、普通の男女の恋愛の延長線上にそういうシーンを描いてるのを見てると、男子向けラノベも裾野が広が…

クッキンアイドルアイ!マイ!まいん! #21〜30

一ヶ月近く放映がない内に実写まいんさんが急激に成長していた。いい方向に。それともこれって髪型のせいなんだろうか。 まいんちゃんの妄想って絶対結論というか作りたい料理が先にあってそれを元にしてるよね。 まいんちゃんを見てると、大人のスタッフが…

ライブオン!CARDLIVER翔 #39「さよならブラッシュ」

島編しゅーりょー。カレー粉さん始め新キャラは味があってよかった。が、急に世界規模に話がでかくなった違和感は拭えなかった。こういう話やるのなら本気で世界情勢について語っといてほしかったかも。テコ入れだったのかなあ……。 しずくちゃんっぽいキャラ…

ダブルキャスト/高畑京一郎/メディアワークス

高畑京一郎の三作目。一つの体に優等生と不良、二つの魂が同居する。『タイムリープ』ほどのパズル感はないかな。

魔法薬売りのマレア/ヤマグチノボル/角川スニーカー文庫

わけありの兄妹が旅をするファンタジー小説。中編集。ヤマグチノボルによる「キノの旅」と評する人もいたりするくらいにはダークな小説。ベタ甘な妹は可愛いっちゃ可愛いけど、「ゼロの使い魔」とか他の小説ほどハジけきれてない感はアリ。

てのひらのエネミー(1)(2)/杉原智則/角川スニーカー文庫

「魔王城起動」「魔将覚醒」の2巻。作者のスニーカー文庫デビュー作。気弱な男が魔王になり、頑張ったりするかもしれない西洋風ファンタジー。

イリスの虹(1)(2)/七月隆文/電撃文庫

現代学園異能。1巻目はシャナで2巻目はブギーポップだった。特に2巻冒頭の語りとかいつ「ううううう……」とか言い出しても不思議でない雰囲気だった。相変わらずコメディパートは面白いけど、それ以外は……。この人のシリアス物ってどうにも乱暴な印象を受ける…

青い花 #1、2「花物語」「春の嵐」

OPの2人でくるくる踊ってるところが好き。絵コンテ幾原邦彦か。上下逆転して寝そべってる2人が手を繋いでる構図って、『ウテナ』にもあったなあ。 今のところ基本は原作に忠実で再限度高い。こうして見ると1話はゆったりした雰囲気の割りに結構詰め込んでる…

青い花(4)/志村貴子

なんとなく読み逃していた4巻をアニメの影響で買う。奥付を見たら既に3刷目なのにメッセージペーパーがちゃんとついてて感心した。 3巻の中盤までで1年生の入学から夏休み終了までを描き、飛んでクリスマスをやって、4巻冒頭でいきなり2年生になっていたでご…

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 in 立川シネマ・ツー

1回目から2週間くらいしてから観に行った。。 時かけもそうだったけど周囲が絶賛の声ばかりだと絶賛してない自分が段々すごいアンチに思えてきて肯定派に誰彼構わず喧嘩売りたくなってきてる自分が危うい。 超映画批評の「ファンのトラウマを晴らす感動のラ…

サバ一尾は一人ではちょっと多い。 夜食に冷えた麺類はなんとなく避けていたのだけど、今夜はそれを破ってサラダうどんにした。 食欲増進効果のあるキムチやタン、タン、メーン♥は暑い時に重宝するな。 カートを引いて一日中歩くとコミケ帰りのような気分だ…

大正野球娘。 #1「男子がすなるという、あれ」

ものすごいU局臭。冒頭いきなり歌いだすヒロインにはビックリした。なんだかdatでは人気らしい。 phantomの裏番だしなあ……。録画してまで観たいかと言われると……。

化物語 #1「ひたぎクラブ 其ノ壹」

一応原作は既読。原作の会話劇が元々こっぱずかしいものではあったけど、演出が退屈だからそれに集中させられて尚更こっぱずかしい。キャラクターの台詞回しがいちいち演劇っぽく大仰で、期待してたオーフェン無謀編アニメ化ってよりは閉鎖のシステムアニメ…

懺・さよなら絶望先生 #1「園への道」「春の郵便配達は二度ベルを鳴らす」「晒しが丘」

3期ともなれば安定感たっぷり。パロディする側だったこのアニメが随分とパロディされる側に回って、本家の「絶望した!」は久し振りに見たなあ。 ところで俺もゆのっちに色々あって別れ話を切り出されたい。

エレメントハンター #1「異世界へ!」

キャラデザはいいのに本編の絵作りとか演出とか端々に違和感が。もどかしい。 榎本温子中島さら桑島法子といったキャストはどこを向いてるのかまるで分からなかった。 EDが一番の見所かもしれない。

かなめも #1「はじめての、ひとりぼっち…」

ぽてまよと見せかけてめぞん一刻と見せかけてまほらばと見せかけて……なんだろうこのアニメ。 自分は基本的に下品なネタばっちこーい!な人間だと思ってたのだけど、これは駄目だ……。 こういう絵柄でド変態ってのが流行ってるのか。でもぽてまよはもっと秘す…

灰色のアイリス/岩田洋季/電撃文庫

近未来能力バトル。NTRスレ経由。敵に囚われたと思っていた姉が実は敵のことを愛していたでござる。同作者の『護くんに女神の祝福を!』がよかったから期待してたんだけど、痛々しさが募るばかりであんまり好みではなかった。

ストライクウィッチーズ スオスムいらんこ中隊恋する+スオスムいらんこ中隊はじける/ヤマグチノボル/角川スニーカー文庫

2、3巻。前者では智子の前にイケメンの技術士官っぽい人が、後者では謎の新入隊員が現れる。 某所で言うところの汚物の人がうざったくなってきた。こういうキャラは難しいんだよなあ……。『ゼロ魔』ではある程度はっきりしてたシリアスとギャグの区分が甘くな…

青が散る/宮本輝/文春文庫

NTRスレ経由。新設の大学でテニスに精を出す学生達の青春。テレビドラマ化もされて結構人気があったらしい。

ジャンプ 中井さんに比べて蒼樹てんてー魅力ねーなー。この漫画にはこれくらいがいいんだろうか>バクマン。 雨宮さん:名塚はハマってるけどベタ過ぎやしないか>サイレン 銀魂・バクマン。・いぬまるだしっ、めだかボックスと今のジャンプは楽屋ネタ・パロ…

漂流教室/楳図かずお

作者の代表作の一つである終末SF。すげえパワー。途中、何度も目を逸らしそうになった。これが週刊連載だったということに狂気を感じる。

まんが道/藤子不二雄

藤子先生の自伝的作品。上京してきてから連載を始めて人気もついてきたのに二回落として干される辺りまで。あとがきで「希望を持たせるように基本的に主人公たちの周囲にはいい人しかいないようにしている」みたいなこと言ってたけど、なるほどそういうのも…

沙耶の唄

銃が決め手になるような結末などは破滅以外にあり得ない。 竹河聖の「妖聖記」シリーズを読んだらプレイしたくなった。SFホラー。コンパクトなボリュームの中によくぞここまでまとめたなあ。グロテスクな描写の明度を落としたりできるシステムが親切。最後ま…