2008-07-31から1日間の記事一覧

攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL

初見は多分中学生くらい。夏休みにNHKの衛星アニメ劇場かなんかで流れてるのを観た記憶がある。その時はなんというか、ここまで騒がしさを排除して盛り上げることが出来るのか、と感心した覚えがあるなー。ストーリーに関しては、あんまり。好きなシーンは序…

スレイヤーズRevolution #5「Eternal 悠久に眠れし森」

本筋に入って怒涛のように懐かしい単語が。旧アニメ3部作で原作から取りこぼしたネタを全部拾うくらいの勢い。エンジンがかかり始めるのがちょっと遅かった気もするけど、それだけに単語聞いてるだけで楽しい。以下、今回出てきたキーワード。 ゼロス:『NEX…

スレイヤーズ(3) サイラーグの妖魔/神坂一/富士見ファンタジア文庫

リナたちをつけねらう賞金首目当ての傭兵たち。その背後に控えているのはなんと死んだ筈の赤法師レゾ!リナとガウリィは、彼が待ち構えているサイラーグに向かうが……。序盤の節目で、TVアニメ第一期のラストということもあり、長編では一番印象深い巻。チー…

スレイヤーズ(4) 聖王都動乱/神坂一/富士見ファンタジア文庫

中盤戦突入。タイトル通り表向きのエピソードはセイルーンのお家騒動で、『アトラスの魔道士』『ヴェゼンディの闇』同様人情話もあるけど、どっちかというと魔族たちがある一つのまとまった意志に基づいて活発な行動を始め、リナの周囲がきなくさくなる、と…

キマイラ・吼(12) キマイラ金剛変/夢枕獏/朝日ソノラマ文庫

大鳳は雲斎の元へ帰還し、九鬼は安室たちのところから脱出し、放浪する。その時、九十九は、宇名月典善は、岩さんは、菊地は……。 昔語りが一段落して、面白さがちょっと戻ってきた。中でも菊地がいいなあ。容易く女に傷つけられ、また女に溺れてしまうその俗…

猫と庄造と二人のおんな/谷崎潤一郎/新潮文庫

奔放な猫に振り回される人たちの話。これまで読んだ谷崎作品の中では一番とっつきやすかったかも。『吾輩は猫である』の猫みたいに可愛らしくはないというかむしろ意地の悪さの方が目立ってる気もするけど、人間模様のおかしくも悲しい感じが。ある意味『痴…

仮面の告白/三島由紀夫/新潮文庫

男しか愛せない、つーか欲情できない男の話。戦争という特殊な状況下においては自分の問題に直面せずにいられるけど、一旦終戦してしまえばそうはいかず、「戦死」することを望んでいて、しかし死地には行かなかった(行きたくなかった?)主人公……。自分に…

ハムレット/シェイクスピア  福田恒存:訳/新潮文庫

この話の内容以前にそもそも戯曲の読み方が身に着いてないのが問題だ。これが英語圏最大の文学、と言われてもピンとこない。

読了リスト

スレイヤーズ!/神坂一/富士見ファンタジア文庫 スレイヤーズ(2) アトラスの魔道士/神坂一/富士見ファンタジア文庫 スレイヤーズ(3) サイラーグの妖魔/神坂一/富士見ファンタジア文庫 スレイヤーズ(4) 聖王都動乱/神坂一/富士見ファンタジア文庫 タツモリ家…