秋田禎信『ハンターダーク』（TO BOOKS）、田島昭宇のイラスト付きで3月26日発売

http://www.tobooks.jp/books/book_044.html

ハンターダーク

イラストは『魍魎戦記MADARA』『多重人格探偵サイコ』の田島昭宇。秋田がアップロードした目次のゲラを見ると解説がつく模様。執筆者は未発表。ページ数450P超の四六判上製単行本。「秋田禎信BOX」の時同様アニメイトで購入すると特典として限定小冊子が。

【ニンジャ】×【ロボット】×【チャンバラ】
500ページに迫るアクション超大作誕生！口絵、挿絵付きで描かれる【儚き絆】の物語

闇に閉ざされ、法も秩序も無い地下世界。鋼の身体を持つ機械人「ザ・ハンター」は失われた過去の記憶を求めて旅を続ける。そんな彼を含む5人組と、この世界を支配する謎の組織「結社K」との壮絶な戦いが始まろうとしていた……。終わらない夜に、闇の一党が手にする＜果てなき夢＞とは!?　ライトノベル界の俊傑が書き下ろす、SFアクション巨編！

GIGAZINEにて本編の一部を先行公開。あらすじ的には先日読んだ夢枕獏「混沌の城」みたいな、文明荒廃後の世界を舞台にした伝奇アクションっぽいけど、「ザ・ハンター」「機械人」辺りのネーミングセンスを見ると、どこまでギャグでやってるのか判断つかないなー。ああでも「エスパーマン」とか「誰しもそうだけど、俺たちは就職しないとならない」とか基本コメディでもきっちりテーマがあったし、シリアスとかギャグとか意固地なジャンル意識に過ぎないという声がどこからか……。

しかしみんな言ってるけど価格帯が最初から信者以外相手にしてないなこれ。ちょっと厚いとはいえ。TOブックスは今回のようにGIGAZINEで先行公開したり（GIGAZINE爆発しろ）ニュースサイトにプレリリース出したり（twitter検索：秋田禎信がコメントなしで記事URLだけ載せてるpostで埋まっていく……）特典つけたり出版以外にも色々な方向で攻めてくるけど、信者以外の人に気軽にも手にとってほしい身としてはちょっと、うーん、という感じだ。マイナー出版社だからか、新規読者が見込めなそうにないからなのか。