大器晩成型のラノベ作家っているんだろうか

別に遅咲きのラノベ作家でもいいけど。秋山瑞人とか桜庭一樹とかはそんな感じかなあ。でも、それは例外で、比較的デビューして間もない時期にヒットを飛ばして、それが一番の代表作になる、というパターンが多いような気がする。けど、実際のところどうなんだろうか。あくまで売上や知名度的な面から、比較的代表作を一つに絞っても問題なさそうな、ベストセラー作家だけを適当に抜き出してみる。


……つーか、あるシリーズが売れちゃうと必然的にそっちにかかりきりになっちゃうので、そもそも複数の人気作品を持つ作家、というのがあんまりいない気がする。菊地秀行とか夢枕獏とか田中芳樹とか、その辺?ライトノベルという言葉が生まれるずっと前から活躍している人たちばっかり……。漫画でもそうだけど、2作以上ヒットを飛ばすのがどれほど難しいかってことなのかな。歴史の浅い業界だから、これから時間が経てば、過去にヒットを飛ばした人気作家がそれと同じくらいのヒットを飛ばす可能性だってあるかもしれんけど。あとは、新人賞受賞して間もない頃は、『フレッシュな新人』として出版社側もプッシュしやすいとか。


ちなみに、声優アワードの新人賞基準にも疑問持ったけど、私の場合、ことラノベ作家に関して言うなら


デビュー>>>(新人)>>>3年目>>>(中堅)>>>10年目>>>(ベテラン)>>>20年目>>>(大ベテラン)>>>


こんなイメージです。