2008-09-17から1日間の記事一覧
美少女の姿をした精霊と、彼女を誤って召喚してしまったものの還す術を知らず、修業のために旅をする少年。二人が織り成すコミカルなファンタジー。第14回ファンタジア大賞佳作受賞作。……フツーの、ライトノベルらしいライトノベル。掛け合いに『スレイヤー…
回想に一区切りがついたと思ったらまた別の回想が!怖いのは、これで謎の大部分が明らかになる……というわけでもなく、ますます新たな問題が増えてきてるということだなあ。なんだかキマイラの腕を狙って新キャラっぽい人も登場してきたし。この刊行ペースで…
吉岡伝七郎との死合〜六条の遊郭での吉野太夫との恋〜一乗下り松での吉岡一門との決闘。はたして武蔵はあそこで魔法使いになる資格を失ったんだろうか、とか下世話な想像をしてしまう。あれで何もなかったら逆に不自然だよなー。でも、旅立つにあたってあん…
「蝶々殺人事件」「蜘蛛と百合」「薔薇と鬱金香」。まだ金田一が人気を博す前に生まれた、由利麟太郎・三津木俊助もの。金田一と比べるといまいちキャラが弱い。
誰もが知っているあの怪談この怪談を集めた短編集。日本の文化を研究・紹介していたしていた海外の学者が英語で出した出版物を、さらに日本人が日本語に訳して日本人向けに出版する、という構造が面白いいよなー。訳者はストーカーの『吸血鬼ドラキュラ』も…
第5回ファンタジア長編小説大賞佳作受賞、この次に『俺の足には鰓がある』を書く富永浩史のデビュー作。中世ロシアが舞台という物珍しさはあるし、作者がそこに愛着を感じてるのは分かるんだけど……それだけといえばそれだけだなあ。文体に微妙な癖があるのと…
女中達に対する愛憎の変化が激しくなって、嫌い出すと極端な言葉を使い、「殺す」とか「殺してやる」とか云うことを屡々口走る。 戦争の影響と云えば、この小説に書かれた事柄それ自体が、日本が戦争の準備期に入り、だんだん内部的に変質して行くと云うか、…
19話のカズシゲ初ネットダイブから続いたセイレーン編(?)にようやく一区切り。まさかこの短期間でここまでプーをヒロインに仕立て上げるとは思わなかったなー。作画的にも気合が入って可愛い可愛い。しかしヒカルは見事に喰われちゃったな。
うわー後味悪ーい。一応原作には軽く目を通しておいたんだけど、衝撃の度合いはさほど軽減されなかった。原作では青木が第九に配属されてすぐ、ごくごく初期の話でキャラクターへの愛着も何もなかったのを、アニメではこんな終盤に持ってきたのは、まあ効果…