第9回ライトノベルフェスティバル

通称LNFに初参加してきた。ここ数年コミケにも入ってないので、随分と久しぶりのオタクイベント。正直な話、特にプログラムに惹かれたとかではなかったんだけど、ラノベオタの人たちの集まりというのは一度覗いておきたかった。


開催されたのはGW中の5月2日。今年の春はずっと寒い日が続いてて、GWは雪が降るかも、という話もあったんだけど、晴天に恵まれてよかった。ところは板橋の「ハイライフプラザいたばし」。中小同人イベントなどでは結構利用されているらしく、一週間後にはべびプリのイベントも開催されるとか。



会場に着いたのは、開演ぎりぎりの10時20分頃。事前申し込みは一応していたものの、前日夜まで何の連絡もなかったのがちょっと不安だったんだけど、特に問題なく入場。既にほとんどの席は埋まっていた。あとで聞いたら200人以上はいたらしい。ざっと見る限り9割がた男子。オープニングから間を置かず、伏見つかさ×平坂読の対談がスタート。比較的場慣れしてるっぽい伏見先生と、下ネタ以外はあまり積極的ではない平坂先生は、いいコンビだった。個人的には、平坂先生のほうに親近感を持った。


昼休みは、食事もそこそこにライトノベル試験に参加。個別作品の知識を問われる作品は全く駄目だった……。c○t、mon○ey、snea○、といった英単語の空欄を埋める問題は最初「これラノベと何の関係が?」と思いながら解答していって、あとで人に聞いて始めて『化物語』のサブタイトル繋がりだと分かった。武器や必殺技にそれっぽいルビを振る問題、お勧めのライトノベルを挙げる問題辺りは上位入賞者の人の回答が見たかった。


ライトノベルトーキーは、特に話したいことも思いつかなかったので、ミーハー根性丸出しでゲスト作家の人たちの企画に参加。席が後ろのほうで声が聞き取りづらかったのが残念。ただ、40人以上来ていたという作家さんを間近で拝見できたのはよかった。GAとMFの人たちがやたら多かった。


賀東先生のインタビューは、流石に場慣れしてる感があって、司会の人が逆にフォローされる場面も何度かw話の中で出てきた「全く売れなかった学園物+テロリストな作品」っていうのはなんだか、今でも分からずにいる(樋口明雄『ハイスクール重機動作戦』でした)。初期アーバレストデザイン:高野真之先生、ってどっかで聞いた気がしたんだけど、昨日まで忘れてた。


LNF終了後は、twitterで「LNF行くよー」と直前にこっそり呟いたらリッパーさんに「挨拶来いやー」と言われたのでご挨拶へ。そのまま池袋で行われたラ管連の人たちのOFF会に初参加。富士ミス桜庭一樹米澤穂信新・三銃士三国志、ハーフボイルド・ワンダーガールの話などをした気がする。秋田禎信が大好きだと思われていたのはちょっと意外だった。誰だったか覚えてないんだけど、ラノベレーベルの刊行点数の話になった時、「ラノベの杜のリストの縦の長さで覚えてる」と仰ってたのが面白かった。平和さんに「あんたエロアニメ観過ぎだ!」と事実無根の言いがかりをつけられました。まさか初対面の人間にそのようなことを言われるとは思いもよらず、その日は枕を涙で濡らしてしまいました。あの涙の味は決しては忘れない……。名刺は持っていかなかったけど、別によかったのかな。リッパーさん始め、関係者様には色々とお世話になりました。