誰しもそうだけど、俺たちはサイン会に集結せねばならない


そんなわけで、秋葉原ヨドバシの有隣堂で開かれた秋田禎信『誰しもそうだけど、俺たちは就職しないとならない』発売記念サイン会に行ってきました。公式でも最後にこの種のことをやったのはまだ『オーフェン』が刊行してる頃だと言ってたし、自分も東京に来てから/ネットを見始めてからサイン会が開かれたという話を聞かないので、下手したら10年ぶりくらい?予想通り、というかなんというか、同年代……20代半ばの人が多かったです。中でも、花束か何かを持った、ビシッと決まってるお姉さんが、サイン本を受け取った後泣いていたのが印象に残っています。……か、かふんしょお?


なんにせよ、自分と同じ作家が好きな人たちが集まっているところに居合わせることが出来たのは収穫ではありました。


初めて見る生秋田は、四捨五入すると不惑の域に達するにも関わらず、まだまだ若い感じでした。というか、あれから10年経ってるのにまだ35、という時点でそりゃ若いよなあ、という感じですが。今回の企画に限らず、どんどん色んなことに挑戦して読者を驚かせて欲しいと思います。



貰ったチラシによると、いつの間にか「SF作家」の冠がついてた秋田だけど、某所で「speculative ficitionの方だよ」と言われてて、納得した。


サイン会終了後は、新しくオープンしたというまんだらけコンプレックス館へ。真っ黒な外観が素敵。



あの敷地内によくぞこれだけ詰め込んだなあ、という感じで狭い分品揃えはよかったんじゃないでしょうか。あらいずみるいのデビュー作『ちょっとだけすぺくたあ』の実物を初めて見ました。いや、今まで特に探そうとしてたわけでもないんだけど。