エル・カザド#13「隠す女」

エリスが変態の人と対峙するシーンが、『NOIR』1話の廃ビルで霧香さんとミレイユが初めて出会ったシーンと重なったこともあって、やけに印象的だった。でっかい空をバックに、一人ぽつねんと佇んでいるっていう情景。真下作品って結構ああいうの多いよね。でも、かたや南米の田舎、かたや現代日本の郊外で、今週のあの空の広さってのは日本が舞台だとちょっとありえないんだろうなーと思った。んーでも、こうして見返してみるとちょっと天井が低いか?



ドイツの資本、舞台は南米、オカルトちっくなクローン技術、と材料が揃ってすわ某第三帝国ネタか、とも思ったけど、万が一にもそういう攻め方する作品でもないよなあ。……いや『NOIR』はそういうのが出てきてもおかしくない雰囲気はちょっとあったけど、でもまあさすがにないだろうなあ。