2007-06-26から1日間の記事一覧

ドラキュラ戦記/キム・ニューマン 梶元靖子:訳/創元推理文庫

前作でイギリスから追放されたドラキュラは、今度はドイツの皇室に潜り込んだ。30年かけて軍の最高司令官の座を得るに至った伯爵は、第一次世界大戦において人々を混乱の渦に陥れる。 ドラキュラがヴァン・ヘルシング教授との戦いに勝利し、大英帝国女王の配…

封仙娘娘追宝録(10) 天を決する大団円(上)/ろくごまるに/富士見ファンタジア文庫

高校時代ぼくが好きだった富士見の走馬灯、6月集中刊行、秋田禎信に続く第2弾。仙界から人間界に散らばった欠陥宝貝を回収する元仙人・和穂と情に弱い刀の宝貝・殷雷の旅を描く中華風ファンタジー、完結編の上巻。 次々と紐解かれていく伏線、解決していく謎…

今月の読了リスト

僕の血を吸わないで/阿智太郎/電撃文庫 お隣の魔法使い 不思議は二人の使い魔/篠崎砂美/GA文庫 夢の樹が接げたなら/森岡浩之/ハヤカワ文庫JA 隣の家の少女/ジャック・ケッチャム 金子浩:訳/扶桑社ミステリー文庫 ROOM NO.1301(4) お姉さまはヒステリック!/…

神曲奏界ポリフォニカ#12「「シンフォニー 虹の神曲」

同じく歌がテーマだから、というわけでもないんだけど、先日観た劇場版『マクロス』を思い出したよ。かたや筋だけ見るとぶっ飛んでるけど、映像の力で強引にねじふせ、かたや筋だけ見ると比較的まともっぽいのに、実際に映像を見ると間が抜けた感じしか漂っ…

エル・カザド#13「隠す女」

エリスが変態の人と対峙するシーンが、『NOIR』1話の廃ビルで霧香さんとミレイユが初めて出会ったシーンと重なったこともあって、やけに印象的だった。でっかい空をバックに、一人ぽつねんと佇んでいるっていう情景。真下作品って結構ああいうの多いよね。で…

小説現代の秋田禎信『カナスピカ』インタビュー/何故『カナスピカ』は一般文芸から出版されたのか

http://shop.kodansha.jp/bc/books/bungei/gendai/小説現代 2007年 07月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/06/22メディア: 雑誌この商品を含むブログ (2件) を見る 「野性時代」「IN☆POCKET」に続くインタビュー第3弾。さすがに、これで打ち止め…

アニメ視聴傾向記録 - マイメロの復調と短編アニメの面白さ

別に2期もつまらなかったわけじゃないんだけど、3期に入って1回の放映時間が10分になったことで小ネタ分が凝縮されて、「カオス」って言われるような部分はより面白くなってる。気がする。ただあのパターンだと以前のクリスマス回のようないわゆる「いい話」…

四コマ漫画界は空前の「こんな○○歳いねーよ」ブーム……なのか?

ロリ年増、とでも呼べばいいのか。幼い外見だけど実際は年食ってるという。若作りの母親とかってエロゲーではお決まりのパターンですが、それ以上に最近四コマ漫画でよく見る気がする。厳密に言うと、そういう四コマ漫画が話題になる場によく遭遇する。雑誌…

所用で大学に行く。生協のライトノベルの取り扱いが棚1段分からほぼ棚1つ分に拡大されてて、なんか恥ずかしかった。 「Aという点が面白かった。Bという点が不満だった」「Bという点が不満だった。Aという点は面白かった」。より褒めている印象が残るのは後者…