お隣の魔法使い 不思議は二人の使い魔/篠崎砂美/GA文庫

お隣の魔法使い 不思議は二人の使い魔 (GA文庫)


ハートフルなエヴリデイ・マジックノベル、2巻目。作品との距離感をつかめたのか、1巻よりすんなりと作品世界に入っていくことが出来ました。どうも最近、理屈のある魔法よりも理屈のない、あっても表に出さない、あるいはこの作品のようにそれが超常的なものかどうかすら曖昧な魔法の方を好む周期にあるみたいです。私自身が。


やたら日本の風習に沿った話が多かったのは読者に親近感を持たせるため、なのかなあ。あんまり連発して読者の方の現実に近づきすぎてしまうのもどうかと思うけど、まあ今のところ気になるほどではなし。いや気になったから書いてるんだけど。でもそもそも感想書こうと思わなきゃ意識するほどのことでもなかった気がする。1巻の時もこんなこと言ってたな。


3巻目、出るといいなあ。この巻のラストで微妙に変化した二人の関係の、あの続きを読んでみたい。……って、今、作者の人の公式サイト見たら予定表に載ってた。まだ事態は流動的っぽいけど、予定通りに行っても今年秋かー。ま、気長に待ちましょうか。


あとがきはあえて言葉に出さなくてもいいことを書いちゃってるような気がして、ちょっと、うーん。