僕の血を吸わないで/阿智太郎/電撃文庫

僕の血を吸わないで (電撃文庫 あ 7-1)


平凡な僕の元に吸血鬼の美少女がやってきたら。第4回電撃ゲーム小説大賞銀賞受賞作。数年前に読んだはずなのにほとんど内容覚えてなかった。あんましよくない傾向だなあ。まあ、再読する度に新鮮な気持ちで臨めるってのは得かもだけど。


もうこの作品も結構古いと思ってたのだけど、98年初版だからそうでもないのかな。この頃の出版社表記はまだ角川書店/主婦の友社。作風的には全く逆ベクトルのかどちんと同期デビューってのは色々象徴的と言えば象徴的。癖がない分、これから10年、20年経過しても小中学生にしぶとく読み継がれてそうな気もする。