川崎康宏「ガジェット・ポップ 蒸気帝国騒動記」GA文庫より2月15日発売

http://wakayama.cool.ne.jp/kawas/aki.htm(音が鳴るので注意)
おー。新レーベルが増えて埋もれてた人が出てくるのは歓迎したい。それとGA文庫コミケカタログに広告うってるらしいんですけど、誰か見た方いますかね?

GOSICK Ⅴ-ゴシック・ベルゼブブの頭蓋-/桜庭一樹/富士見ミステリー文庫

GOSICK(5) ―ゴシック・ベルゼブブの頭蓋― (富士見ミステリー文庫)


口絵の二つ目、もっとキャッキャウフフなシーンだと思ってたのに、騙されたー。


夏休みが終わり、新学期。聖マルグリッド学園のどこにも、ヴィクトリカの姿はなかった。聞けば、ブロワ侯爵の部下の人間が、彼女を「ベルゼブブの頭蓋」なる修道院に移送してしまったのだという。久城は、彼女を迎えに行くことを決意する。


今まで存在を匂わせていたキャラが何人か登場し、物語はにわかに緊迫感を増してきました。「エマ」「BBB」、そしてこれと、最近19-20世紀初頭の、新しい時代の波(近代科学文明)が古いもの(オカルト等)を駆逐する、みたいな話が多いですね。この作品に関してはもうちょっとうまいこと描写して欲しいとは思うけど、そういう対比は嫌いじゃないですよ。


……が、ばら撒かれた伏線ばかりが目について、せっかくいい材料を使ってるのに単品としての盛り上がりはイマイチだったかも。ヴィクトリカと久城の再会に至るまでの過程にも苦労も何もあったもんじゃないし、もうちょっと引っ張ってもよかったんじゃないかなあ。前後編だというなら、なおさら。見せ場はそれなりにあるんですけどねー。


あと、どうも桜庭一樹という人は、時々ネーミングセンスというか、単語の選び方が怪くなるのが気になります。文章の流れとか、ヴィクトリカの衣装を描写する時のそれは大好きなんですけどね。ふと、凄い違和感を感じることがあるんです。台詞も時々、なんだかわざとらしいし。これも個性といっていいのかな。んでも、いくらなんでも「ブラック・ヴィクトリカ」はないだろー。


余談。活字倶楽部のインタビューでこの人、「分析されるのは好き」といったような発言をしてまして。「ナチュラルにアレなファンを喜ばせるようなこと言うなー」などと思ったダメな私がいたんですが、はたしてどこまで分かってて言ってることやら。劇的な飛躍の年だった2005年の桜庭一樹もこれで撃ち納め。2006年は更なる飛躍の年になりますように。

GUNSLINGER GIRL(6)/相田裕

GUNSLINGER GIRL 6


表紙が新キャラの上に、色合いがいつもと違うので店頭で見つけづれーよ!と評判の6巻です。


そろそろ既出のフラテッロの話はやり尽くしたということで、新章突入。今までの義体「一期生」から、「2期生」へ。優秀な元バレエダンサーのリーザが足を壊し、手術で義体に。担当官のアレッサンドロが彼女を育成していく過程を描く。

今までの義体が「服従」だったのに対して新世代は対等、というかお互いの感情で動くことを目指してるっぽい。


http://d.hatena.ne.jp/CARRERA/20051217/p5


年齢と等身が、今までの義体と比べて多少高いのもその辺に関係してるんでしょうねー。彼女がヘンリエッタたち他の義体とどういう交流をするのかも楽しみです。

ネタバレについて考える

http://blog.goo.ne.jp/kanimaster/e/8da1e33f0a6f7ee83b421e884d334ccc
ネタバレ規制も色々ありますが、考えられるのは以下の数点でしょうかね。

  • 新刊発売日を軸とした規制。新刊発売日前日までや、新刊発売後一週間はネタバレ禁止等。
  • 閲覧者が読むかどうかを選べる規制。ネタバレ部分のテキスト色を背景と同じにする。「続きを読む」機能の活用。「この先ネタバレ↓↓↓」と警告、スクロールしないと見れない。
  • 掲示板の場合は別にネタバレ掲示板などを用意する。


うちの日記に関しては、現在ネタバレ規制というものを一切設けていません。この事実を明かすのは作品の楽しみを大いに阻害する、と私が判断した場合はそこには触れないよう心がけますが、基本的にはそれくらい。各人のネタバレ基準がバラバラだし、私としては読んですぐに語りたいし、またそれを出来るだけ多くの人と共有したいと考えているからです。新刊感想だけ「続きを読む機能」を使うのが一番手っ取り早いんだけど、それは裏をかえすと「既刊は他の人は読んでいる」という前提に立ったものだし……人によっては、出版社の公式サイトに載ってるあらすじを紹介するのもネタバレ、という声もあるくらいだし。


うちはまだいいけど、ミステリ系の感想サイトなんかは特に大変だろうなあ。

イタリア「ポルノ税」導入へ、財政赤字解消の切り札

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051214-00000404-yom-int

ポルノ映画、ビデオ、雑誌の販売などに25%の税を課す計画

日本でやったらますますネットの方にエロが流れていきそうだなあ。エロアニメなんて絶滅しますよきっと。

滝本竜彦がネットラジオで結婚発表

http://d.hatena.ne.jp/chrome/20051217#p1
いーちゃんも最後なんだかんだ言って真人間になってたし、今年はなんかそういう年なんでしょうか。ファウストかどっかで公式コメントすんのかなあ。まあもうなんでもいいや。さよならタッキー。おめでとうタッキー。「新婚さんいらっしゃい!」に出る日を楽しみにしてます。


……発表媒体がネットラジオ、というのが気になるんだけど。こういうネタになりそうな話をボイルドエッグの人たちとかが見逃すもんなのかしら。個人的な問題だから、ネット世代だから、と言われればそれまでだけど。実は二次嫁だった……というのもありがちか。でも、アニメキャラやアザラシに住民票が与えられるこんな時代。そろそろ二次嫁を貰う人が出てきてもおかしくないんじゃないでしょうか。

おねがいマイメロディ#38「「賞がとれたらイイナ!」

あんまり評判がよろしくないハルノスケシリーズ。サービスシーン満載。来週は感動回っぽいし、こういうのもいいんじゃないでしょうか。問題は、本編前の新アイキャッチでアピールしていた美紀の出番が少ないことだ。エアマスと比べて担当回がなさ過ぎだ……。それでも影が薄くならない辺りは感心するけど。


そういえば菊地先輩は映画俳優を目指してた筈だけど、そこらへんには全く触れられなかったなあ。

銀盤カレイドスコープ#11「キス・アンド・クライ」

いよいよトリノのリンクに立つタズサ。プレッシャーに押し潰されそうな彼女を、ピートが励ます。


あーこういう結果になっちゃいましたか。まあ原作にないラブコメとかギャグ回とかやってた時から終盤がキツキツになるのは半ば判明していたことで……。ドミニクとかの演技を削ってピートとの交流メインにしたのは間違ってないとは思うんだけど、表彰台とか今週やる必要はあったのかなあ。どうも削るところとそうでないところの取捨選択が……。