2008-09-25から1日間の記事一覧
第6回ファンタジア長編小説大賞佳作受賞。北欧神話をベースに、ワルキューレのような古今無双の少女が活躍するファンタジー。戯曲みたいな大仰な言い回しとか、ちょっとこっぱずかしいけど、うん、面白かった。九月姫、じゃなかった米田仁士のイラストはちょ…
関ケ原以来の又八との再開、お通とのしばしの旅路も長くは続かず……。この巻では杖術師・夢想権之助が登場。勿論、思い出されるのは第8回ファンタジア長編小説大賞準入選・昆飛雄の『杖術師夢幻帳』。
んー合わないなあ。というより、よく分からん。『暗夜行路』もそうだったし、根本的にこの人のいい読者になりえないんだろう。
核戦争に備えて地下に作られたシェルター。その暗闇の中でモグラ、昆虫屋、サクラとその相棒、などにより露呈する人間的ドロドロ。『蝿の王』的なアレ。
見世物の闘いで観客を楽しませる奴隷階級の少女たち。その中の一団で万年最下位のチームが、新たなパトロン兼コーチを得たことから優勝目指してどん底から這い上がっていくスポ根ファンタジー。第6回ファンタジア長編小説大賞二次選考突破作品を大幅改稿した…
現時点での最新刊にして龍王院弘と宇奈月典膳を主役に据えた番外編。本編があれだけゆっくりしてるのによく番外編なんでやる気になったなあ。 身体能力は常軌を逸しているとは言え内面的には普通の高校生達の青春、キマイラの謎を追う伝奇、そして格等物とし…
青と遊園地デート。話が停滞せずサクサク進むのが気持ちいい。緊張感がずっと継続されている。文章は、ギャグは3回繰り返すのが基本とはいえ、同じパターンばかりでちょっと飽きてきたかも。
『俺は彼女を愛してる!』。つまりは遠距離恋愛。新海誠監督作品だけあって背景の美麗さは折り紙付きだけど、なんつうか、ここまで全編叙情的な風景を見せつけられると疲れるなあ。もっと通常のシーンは手を抜いてここぞっ!って時に印象的なカットを見せつ…
なんか『ほしのこえ』にも増してエヴァっぽくてこっぱずかしかった。なんだろう、オペレーターの人の台詞回しとかか。あと、(ほぼ)一人で映画を作ると当然なんだけど個人の価値観が全面に押し出されてて、それが時折面映いことがあるなーと思った。