2008-02-02から1日間の記事一覧

みなみけ〜おかわり〜#4「片付けちゃっていいですか?」

おかわりは極力擁護しようと思ってたんだけど、んー、なんかもうどうでもよくなってきた。絵柄が変わるのもキャラクターが変わるのもまあいいんだけど、この話単体で見るとあんまり後味よろしくないのは否めず。多分新キャラの心情の変化はこの後も通して描…

デルトラクエスト#57「独りぼっちの憲兵団」

2期に入ってオリジナルのファンサービス的なノリが続く中で、こういうちょっといいお話を挿入するのはナイス判断だったと思うわけです。人間でなく、中身空っぽなので鎧を脱ぐこともできず、必然的にその姿を見られただけで否が応にも人々に戦争の悲惨な記憶…

ニューロマンサー/ウィリアム・ギブスン 黒丸尚:訳/ハヤカワ文庫SF

雰囲気だけ味わった。『攻殻』だの『マトリックス』だの、参考書には色々触れてきたんだけどなあ。

女戦士エフェラ&ジリオラ(1) グラフトンの三つの流星/ひかわ玲子/大陸書房

キャラクター同士の掛け合いに始まり、文章が思ってたより軽かった。88年でこれかー。『シェクティ』もそうだけど、この時点で既にライトファンタジーってものの形ができてきてたのかね。最後の方はちょっと尻切れトンボっつーか、テーマ優先というか。女性…

ラブクラフト全集3/H・P・ラヴクラフト 大滝啓裕:訳/創元推理文庫

訳者の人が変われば少しは読み易くなるのかな?という願いも虚しく……。こうなると、もう根本的にラブやんの文章が合わないんだろうなあ。

風の大陸 第十八部 十侯/竹河聖/富士見ファンタジア文庫

18巻もやって「ティーエの心は少しずつ成長し」もないもんだ、とは思うけど、まあ、そんな話。

デルフィニア戦記(1) 放浪の戦士/茅田砂胡/中央公論社C★NOVELS FANTASIA

読み始め。『風の大陸』の後に読むとぐいぐい話が進んでいくのに驚き。味方側=正義=主に有能、敵=悪=無能って辺りに田中芳樹と同じものを感じてしまいちょっともにょる。

空気枕ぶく先生太平記/夢枕獏/集英社文庫

なんつうか、夢枕獏は『魔獣狩り』とかの陰惨な話でさえ、デフォルトでユーモアを含んでいる作風で。狙って笑わせようとすると途端に切れが悪くなる傾向がある気がする。ここんとこ立て続けに読んだ氷室冴子『少女小説家は死なない!』、筒井康隆『大いなる…

六番目の小夜子/恩田陸/新潮文庫

そこには、登校してきた津村沙世子が立っていた。雅子と目が合う。沙世子はにっこり笑う。まだ話したこともない人と目を合わせて笑えるなんて、なんて自分に自信のある人なのだろう、と雅子は思った。 第一回目の進路相談会。運動会。中間テスト。 学校とい…