デルトラクエスト#57「独りぼっちの憲兵団」

2期に入ってオリジナルのファンサービス的なノリが続く中で、こういうちょっといいお話を挿入するのはナイス判断だったと思うわけです。人間でなく、中身空っぽなので鎧を脱ぐこともできず、必然的にその姿を見られただけで否が応にも人々に戦争の悲惨な記憶を思い出させずに入られない憲兵団が、その十字架をあくまで背負ったまま生きていく、とかなんとか。「泣いた赤鬼」をうまくアレンジしてた。安易に村人たちとの和解を描くこともなく、ちょっとだけ希望を抱かせる結末で幕を閉じたのもよかった。まーリーフは国王としてもうちょっとやることはないんかとは思ったけどねー。