魔術士オーフェンRevenge(二期)


2年ほど前に再視聴した時の感想。

  • 監督がウテナの監督補佐をやってた高橋亨に交代したからか、画面作りや演出がそっち寄りに。魔術の構成をなんかそれっぽく映像化していた。ストーリーは『我が夢に沈め楽園』+『我が胸で眠れ亡霊』ベース。コメディ色もより強く、原作を意識しなければ1期より観てて退屈はしない。小林七郎美術最高です。他スタッフでは錦織博、笠井賢一現カサヰケンイチ川口敬一郎など。
  • ウテナ繋がりかどうか分からないけどヒロインに川上とも子。当時ぶいぶい言わせてた林原めぐみは、まあ、順当に。ティッシに三石琴乃はちょっと老けすぎじゃないでしょうか。斎藤千和はこれがデビュー作。相方が一期で単発ヒロインやってたゆかりんは二期でモブキャラ。
  • あれだけ富士見つーか角川が力を入れてたので、1期製作時点から2期の話くらいは出てたんじゃないかと想像するんだけど、それで1期ラストをああいうどうあがいても原作のその後に繋がりそうに無いものにしたってのは、最初から2期をやるならほぼ完全オリジナルのつもりだったのかな。チャイルドマンの師匠とか、原作に準拠した2期を睨んでたら出さないよな多分。
  • エスペランサ=ヒリエッタ?だからしてキスもしてた。当時非難轟々だったんだろうか。まあでもエスペランサでかえってよかった。スレイヤーズほどカップリングが固定されてなかったから、嫁とキスでもかまそうものならえらいことに……。
  • 《塔》時代に十三使徒に入ろうとしたエピソードってなかったことになってるんだな。
  • 「レティシャ」って声に出す時、自分は「ィ」をこころもち伸ばす感じで「レ・ティ・ィ・シャ」という風に言ってるんだけど、アニメでは「レ・ティ・シャ」だった。ちょっとせわしない感じ。間違ってるのは俺か、鶴岡陽太か。/愛称が「ティッシ」なんだから「ィ」は伸ばさないんじゃね?という声がいくつか。ぐぬぬ。鶴岡音響監督ごめんなさい。
  • お、魔術士の憂鬱に一応触れた。マジクの反抗エピソードも。しかしこっちではオーフェンは全面的にいい教師扱いなんだな。
  • ちょっとミストドラゴンっぽいクリーチャーが。