魔術士オーフェン新シリーズ小冊子03/秋田禎信/TOブックス

  • 4月に第1弾、6月に第2弾と来てその後音沙汰なく、9月に「終端」「新装版1」が発売。もう出ないのかなーと思っていた3冊目がこのタイミングで配布。
  • マジク、オーフェンと来て今回はエドが主役(「原大陸開戦」以降で活躍するであろう魔術戦士団の面子に絞ったのかな?)。フィンランディ家の三女ラチェット、コギーの息子であるサイアン・フェイズ、死んだ魔術戦士の娘ヒヨの3人と、キャプテン・キースの財宝を探したり探さなかったり。キャプテン・キースなので小冊子の外見は真っ赤。キースのデタラメな人物像については、偽史大好きな秋田の面目躍如。
  • エドは柔らかくなったと見せかけて、天然ボケなところは全く変わらないなあ。ティッシに教えを受けた「愛想」というものについて勘違いしたまま25年間生きてきたんだな……。しばらく秋田クラスタの発する「良い意味で」の意味するところについて疑心暗鬼になってしまいそうw ロッテを愛していたとか領主が尊敬する友人だったとかオーフェンが最強の術者だとかえらく素直に認めたもんだとは思ったけど、まあ一度受け入れちゃえばあとは楽に行きそうでもあるなー。
  • 「約束の地で」で名前だけ出てたコルゴンの養子「マキ」が男の子だと判明してうさぎドロップ展開を期待していた自分としてはギギギせざるをえなかったのだけど、twitterでマキはきっと三つ編み白衣理系男子だったりするんだろうと言われててなるほどそれはアリだなあと思った。
  • ラチェのあの伏線?は、今までのパターンからいって新シリーズでもうやむやのままにされそう。本人の性格については、まだいまいち把握できてないなー。