半熟作家と“文学少女”な編集者/野村美月/ファミ通文庫


“文学少女”シリーズ最終巻。本編完結から数年後、俺様系人気作家のところに編集者となった遠子先輩がやってくる。長編……というより連作短編?完結編としてこれが出てくるというのには少々首をかしげつつも、アホでナルシストなIKEMEN高校生の一人称いいなあ、と思った。毒島獣太を連想したり。これで3巻くらいやってほしかったな。しかし遠子先輩はホントに天然タラシなんだからンモー。