放浪息子 #11「放浪息子はどこまでも 〜Wandering son’s progress〜」

9話はじめ演出的にキレキレな回もあって、結構面白かった。お話の構成としては、いい友人に恵まれてそんなに問題なく女装を続けていられたにとりんが外で女装始めた途端障害にぶち当たって回復・成長するまでの話、かなあ。放送当初に、にとりんリア充臭に堪えられないって人が結構いたけど、それはある意味正しい感性だったような気もする。あの水彩調の作画は……頑張ったなあ、とは思うけど、それほどいいものだとも思わなかったかも。


また、なんといっても声優がよかった。千葉さん役の南里侑香、白井さん役の豊崎愛生、お姉ちゃん役の水樹奈々、安那ちゃん役の堀江由衣……。にとりん役の畠山航輔は13、14らしいけど、千葉さんに押し倒されたりそうでなかったり、性癖が妙な方向に固定されないか心配。俺も中学生の頃に南里侑香に迫られたりするアニメの主役をしてみたかった。してみたかったんだよ……環役の儀武ゆう子と麻衣子ちゃん役の高部あいという「青い花」コンビの登板も嬉しいサプライズだった。