カウボーイビバップ

COWBOY BEBOP DVD-BOX (アンコールプレス版)

  • 1998年4月にテレ東で1クール分放映。同年10月からWOWOWで完全版放送開始。
  • 結局ナベシンの考える「かっこよさ」にどれだけ共感できるか、かなあ。自分の第一印象は「なんで今の時代にこんなわざとらしいかっこよさを……?」で、観てるうちにハマっていったんだけど、それでも時折鼻につくところはなくもない。ジェットとスパイクの小粋っぽい会話とか当人同士で完結してるという点でオタク的ではあるよね。
  • キャラデザは基本馬面。ジト目多い。以降ボンズはこういう絵柄多い気がする。
  • おおむね作画は高品質だけど、アクションシーン限定だと「堕天使たちのバラッド」「ブラック・ドッグ・セレナーデ」「道化師の鎮魂歌」が好き。
  • 非ロボット系アニメとしてメカデザインも好き。
  • 回を重ねるにつれて音楽の使い方に抑えが利いてきた気がする。
  • wikipedia川元利浩の項見たら「『カウボーイビバップ』のキャラクターデザインでアニメファンの注目を浴びる。」ってあるんだけど、これは「京アニは「『涼宮ハルヒの憂鬱』でアニメファンの注目を浴びた」くらいの意味に受け取っとけばいいのかな。経歴的に。

各話感想

  • 「アステロイド・ブルース」肉のないチンジャオロースって言うけどその前に米つうか主食がないことを心配するべきだと思う。「誰なの!?」と言うときまでの会話の流れは綺麗過ぎてなんか納得行かない。スパイクは最後までキャラが掴みどころなかった。
  • 「野良犬のストラット」のゴキブリを飲まされる辺りがいまだにトラウマ。「一発殴っといてくれ」はちょっと浮いてるような、あの話の雰囲気を考えればそうでもないような。
  • 「ホンキィ・トンク・ウィメン」「眉目秀麗」って男に対して使う言葉だったのか。スパイクが大勢のガードマンを強引に跳ね除けてたけど、ああいう戦い方するかなあ。「ジュピター・ジャズ」で見せたジャンプ力とか、スタッフがどの辺りにリアリティを置いてるのか謎だ。フェイはあんな格好してるけど貞操観念はごく普通。ガヤの長沢美樹の声目立ちすぎ。タバコ飲み込んで死なないのかしら。
  • 「ゲイトウェイ・シャッフル」のガニメデの長官さんはどっかで見たことあるような……モデルがいたりするんだろうか。テロリストの連中に子どもが混じってる辺り狂気度アップ。実際は「海鼠」と書いて「なまこ」と読むんだけど、このアニメのそれはそのまんま「うみねずみ」。
  • 「堕天使のバラッド」はアニーのおっぱいを無駄に揺らす辺りがなんか嫌。賛美歌使った音響演出かっこよすぎ。
  • 「悪魔を憐れむ歌」は「堕天使のバラッド」後に相応しいエピソード。年をとらない=過去を積み重ねないことが気に食わなかったのかな。
  • ヘヴィ・メタル・クイーン」一条みゆ城時々声が女っぽくなる。
  • 「ジャミング・ウィズ・エドワード」初の弄られ中田譲治。ラストのエドが追いていかれるかと思った時の悪いことした感がすごい怖い。
  • 「よせあつめブルース」観たのリアルタイム放送時以来だ。今観ると、なんか、うーん……/この総集編ってテレ東では放映されてない話数のシーンも含まれてたのね。
  • 「ワルツ・フォー・ヴィーナス」の首の後ろにIDついてるって設定、他の回でも有効なのかな。
  • 「ジュピター・ジャズ」のフェイはいつになくエロい。ていうかあんな格好してたら風邪ひくのは当たり前だw「堕天使のバラッド」はほぼシリアスのみだったけど、この回はコメディ要素も。
  • 「ワイルド・ホーセス」部品で指を怪我してたのは、機械に使われてると痛い目見るとかそういうこと?
  • ボヘミアン・ラプソディ」の「みんな賞金を独り占めしたいだけなんでしょ」の「みんな」ってのがなんかいいな。その前に離散しかけただけに。仲間って感じ。
  • 「ブギ・ウギ・フンシェイ」のヒロインはHEROMANのホリーの人のデビュー作だったのか。
  • 「スピーク・ライク・ア・チャイルド」絵コンテはサトジュン。道理で。