ろくごまるにのブログで、「封仙娘娘追宝録」などの作品裏話が公開される
封仙娘娘追宝録11 天を決する大団円(下) (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: ろくごまるに,ひさいちよしき
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2009/02/20
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 30回
- この商品を含むブログ (41件) を見る
http://daishimatuki.blog91.fc2.com/
つくづくシリーズ物は水物であるなあ、ということが実感できて面白いです。
- 喪中の戦士 「審査員特別賞とはいえ、絶賛していただいた審査員が火浦功先生だけだったんで事実上「火浦功賞」なわけであります。」火浦功すげー火浦功ありがとう!……いやちょっと待て。確か火浦功は「風の白猿神」の解説も書いてたはずだ。火浦功・滝川羊・ろくごまるに。あとは……わかるな?/「処女作に作家のすべてが含まれている、という言葉は真理だと思う。でも、世に出らるような処女作は、処女作を元にした作品でしかないわけですよ。」は至言。/「賞状は角川春樹社長(当時)から授与された。」当時角川書店富士見事業部だったから?今は富士見の社長から受け取ってるのかな。第4回だから、授賞式はえーと92年?逮捕は93年か。
- 喪中の戦士から食前絶後!! への道のり 神坂先生かっこよすぎる……。そして2010年にもなってこんなところでまみや先生の名前を聞こうとは思わなかった。考えてみれば第4回ってろくご以外の受賞者は3人とも女性なんだなあ。/やたら角川春樹の名前が出てくるのはハルキ文庫で新刊の伏線とかだったら面白いのだが。
- 天を騒がす落とし物―封仙娘娘追宝録 1991 十二国記 1992 ふしぎ遊戯 1995 封仙娘娘追宝録 1996 封神演義。
- あむゆわ:ふしぎ遊戯と十二国記と彩雲国物語 - livedoor Blog(ブログ) 硬派な十二国記ファン怖いよね……。
- 嵐を招く道士たち―封仙娘娘追宝録〈2〉 玲夢はツンデレ幼なじみお嬢様と今読むと確かに色々詰め込んでるんだけど、他の面子が強烈過ぎていまいち印象に残ってないな。
- 索具輪のアレはアレに決まってるよ! 「大ヒットを2,3発飛ばした後の老後の楽しみ、未完上等、七百二十七個の宝貝が名前つきで全て出てくる「封仙娘娘追宝録・完全回収編(仮)」」 ひょっとしたら続編を書くかも、書かないかも、くらいの気持ちでいてくれた方が読者的にも気が楽だなあ。
- 泥を操るいくじなし―封仙娘娘追宝録〈3〉 夜主はやっぱり消化不良だったのか。作家本人がこういうの認めるの珍しい気もする。
- おまけの質問 「アニメ化、アニメ化と騒いでますが、なにかコンプレックスでもあるんですか?」DMのメディアミックスして欲しいアンケートだかに昔入ってたような。実際、それなりの人気はあったのでしてもおかしくなかったとは思うけど、あの当時のアニメってヤシガニを例に出すまでもなく作画ガタガタの作品が多かったからなあ。
- 黒い炎の挑戦者―封仙娘娘追宝録〈5〉 「……後日、だいぶ経ってから「流麗」という言葉が普通にあると知ってコケーとなった。」普通にあの言葉から取ったと思っておったよ……
- 山田風太郎 「猫を可愛く描くんじゃない、猫は描けば可愛くなるのだよ。」至言。
- くちづけよりも熱い拳―封仙娘娘追宝録・奮闘編〈1〉 「はてなダイアリー」をやっつけるとご褒美画像として見れるらしいです>伝説の獣
- Q&A なんだかよく分からないけどとにかくすごい設定だ。
- 夢の涯―封仙娘娘追宝録・奮闘編〈4〉 「榎木津に似てるとよくいわれますが、躁気質探偵というのは、ブラウン神父辺りから連なる意外と正統派なのであります。導果は探偵でもなんでもないけどな!」
散々議論したトピックが単なるミスだったと知った時の切なさ。だが私は、エヴァの最後は予算と時間が足りないからああなった?知るか!それでもあれは演出なんだよ!……と言える男になりたいので、あんまり作品の裏話的なものを公式で開陳されるのはあまり好きくないんだけど、完結してしばらく経ってからならこういうのもいいもんだなあ。所々編集部への恨みつらみが噴出してるのは、好きな作品のゴタゴタを聞くと切なくなる繊細すぎる……自分にはちょっと辛いけど。