ろくごまるに『封仙娘娘追宝録(11) 天を決する大団円(下)』2月発売

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=200705000118



まあここまで引っ張ってきて延期はない、と信じたい。上巻から1年半。なんだ、『復讐者(上)(下)』の5年のブランクに比べれば随分早かったじゃないか、なんて。この上巻のキャンペーン帯が役に立つときがついに来たか……そいえばあの応募券については、「改めて、『封仙娘娘追宝録』11巻刊行時に応募券を付けるとともに、応募締切の方も告知させていただきます。」とのことなので、なくしちゃった人も平気みたいですよ。


1995年開始だから14年越しの完結。しかし同月の新刊に『リアルバウト』や『スレイヤーズ』があるとあんまり違和感ないなあ。ちなみに記念すべき第1巻『天を騒がす落し物』時には、『無責任キッズ 5 銀河嫁取物語』『魔法少女プリティサミー』などのタイトルが。前者はなんだかファミ通文庫で今度また新刊が出るらしいし、後者はこの前アニメやってたし、なんだかこの業界、売れてるシリーズだけ見てると時間の経過が曖昧になってきます。他に(続きが出そうな)富士見の10年選手といえば『スレイヤーズ』『フルメタ』『リアルバウト』『リウイ』『ザ・サード』『火魅子伝』辺り?冴木忍諸作品とか先頃復活した『ロケットガール』とか『ヤマモトヨーコ』とかは……どうだろう。


唯一不安なのはファンタジア文庫のフォーマットデザインが既にリニューアルしちゃったことだなあ。自分も至極普通に本棚に並べた時デザインが揃ってないとむずむずする人間なのだけど、この巻だけ例外的に旧フォーマットで出してくれんものか。いや、完結記念にアニメ化とかして新装版、とかなったらそれはそれで喜ばしいが。



大団円(上)を見るに、実はこのタイトル、龍華が和穂(=龍華にとっての宝物)を追いかける、というダブルミーニングにもとれる」フムン。