宮本武蔵(6)/吉川英治/吉川英治歴史時代文庫

宮本武蔵(六) (吉川英治歴史時代文庫)


お通、城太郎とはぐれた武蔵は伊織という新たな弟子を取る。剣の代わりに鍬で修行を積み、今まで欠けていた経済観念などを養い、夜盗から村を守ることによって人々に慕われる。やがて、江戸へ。一方小次郎は細川藩へ取り立てられようとしていたが……?


この時点である程度武蔵の人格が完成され、一方で小次郎の驕りは留まることを知らない辺り、やがて来る対決の結末も見えてきたなあ。どっちかというと完全に放置されてる城太さんの行く末が気になる。